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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

公共施設40%削減にむけて

登別市公共施設等個別施設計画(案)が示されました。

市内公共施設を今後どのように管理していくかの方針が示された計画になります。登別市では、2055年までの40年間で公共施設の床のべ面積を40%まで削減(公共施設を閉鎖、統廃合、民間に譲渡していく)することを目標としています。

ざっくりとした方針は下記のとおりとなります。なお、すべて「検討」するための方針であって、市民や関係団体との協議により変更される場合もあります。

1.鉄南ふれあいセンター・のぞみ園
R3~R5の期間で外壁などを改修(29,761,000円)して、今後も長期間使用していく。

2.若草つどいセンター
 R9に外壁などを改修(24,391,000円)して、今後も長期間使用していく。

3.市民活動センターのぼりん
 R10に外壁などを改修(19,275,000円)して、今後も長期間使用していく。

4.職業訓練センター
 老朽化が進行しており、適宜必要な修繕は行うが、長期間の使用は考えていない。

5.登別保育所
 R13ごろに改修を予定して、今後も長期間使用していく。

6.幌別東保育所
耐震性を有しており、将来的には民営化委する方針でもあることから、大規模な修繕は考えていない。

7.美園児童センター
 児童館・放課後児童クラブを将来的には小学校内や隣接敷地内へ移転することを検討することとして、長期間の使用は考えていない。

8.鷲別児童館
 R15ごろに改修を予定して、今後も長期間使用していく。

9.労働福祉センター
老朽化により使用できなくなった場合、機能の見直しや施設を廃止する。

10.総合福祉センターしんた21
R4~R8の期間でエレベータや電気設備などを改修(57,715,000円)して、今後も長期間使用していく。

11.葬祭場 
 R12ごろに改修を予定して、今後も長期間使用していく。

●その他
「老人憩の家・婦人研修の家・会館」⇒老朽化により使用できなくなった場合は廃止。町内会等から要望があれば、町内会等が自ら維持管理することを条件に譲渡。

「図書館」⇒老朽化により使用できなくなった場合には新設のほか、既存施設への機能移転、複合的な施設を建設。

「郷土資料館・のぼりべつ文化交流館カント・レラ」⇒老朽化により使用できなくなった場合、施設の統廃合や他施設へ機能移転。

「青少年会館」⇒老朽化により使用できなくなった場合には総合体育館や学校開放事業等への代替、施設の統廃合、他施設へ機能移転。富岸青少年会館は廃止にむけて検討。富岸放課後児童クラブは小学校内や近隣の公共施設、民間の空家・空き店舗などへ移転。

「学校給食センター」⇒現施設の長期間の使用は考えておらず、将来的な施設整備にむけて、近隣市町との広域運営も含め、今後あり方を検討。

●廃止
 「労働福祉センター(R2末)」「婦人センター(登別駅前に新施設が開設され次第)」「老人趣味の家(未定)」「栄町保育所(R6に民営化・新認定こども園が開設され次第」「職員住宅(現入居者がないくなった時点で順次)」「教員住宅(新生町教員住宅に順次集約)」

●譲渡(売却)
 「札内高原館(R2末)」「マリンパーク(R2末)」

小さな声に寄り添って

令和3年度から子育て施策が拡充します。

【一時保育の受入れ保育所拡充】
 保護者が病気や冠婚葬祭、育児疲れなどにより、一時的に家庭での保育が困難な場合に、一時保育を行っています。現在は登別保育所のみでしたが、新年度より栄町保育所及び幌別東保育所においても実施することになりました。

【不育治療費を助成】
 流産や死産を繰り返してしまう「不育症」の方に対して、北海道による不育症治療費助成金(10万円)に上限5万円が上乗せされます。
 その他、新生児への聴覚検査費用の助成、産後1か月健診費用が助成されるようになります。また、3歳児健康診査等に「視機能検査機器」「尿自動測定器」が新たに導入され、健診の精度も高まることになります。

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どこの行政も財政が縮減してきている中でも、登別市の産前産後ケアにかかわる事業は手厚くなってきています。背景には、担当部局の保健師さんをはじめ、現場職員からのボトムアップによる事業提案があります。

新しい事業に予算を獲得することは容易ではありません。不妊や不育に悩む市民の方々の声を、真摯に聴き、寄り添い真剣に取り組んできている結果ともいえるのではないでしょうか。

1億4000万円の使い道

きれめのない経済対策として、先日掲載した【経営等エール給付金】【湯之国登別クーポン】が議会で可決承認されました。

経営等エール給付金については、2月中に申請受付開始となるよう急ピッチで準備が進められています。湯之国登別クーポンについては、新型コロナウイルス感染拡大状況を見極めながら、みなさんが安心して観光していただける時期になれば、速やかに実施することになります。

さて、今回の経済対策は国からの交付金を活用して実施することになります。現時点で、国から登別市に新型コロナウイルス対策として交付されるお金の合計額は約11億2000万円。今回の経済対策等を実施して、残りは1億4000万円となる見込みです。

この1億4000万円をどのように使うかはまだ決まっていませんが、市行政からは「経済対策を計上する方向で検討」「今回は当面の支援として給付事業をおこなったが、今後は消費喚起・拡大策を中心に実施を検討していきたい」との考えが示されました。

今は、非常事態宣言や北海道集中対策期間などにより、まずは感染拡大を抑え込まなければなりません。しかしながら、感染対策が効果を示し、一定程度の消費マインドが戻ってきた際には、プレミアム商品券等のように、消費喚起につながる事業の実施を行っていきたいとの考えが示されたことになります。

事業者の皆様におかれましては、非常に厳しい状況が長く続いていますが、市行政は常に市内状況にアンテナをはりながら、切れ目のない経済対策にむけての姿勢をとり続けてていくことになりますので、なんとか持ちこたえていただければと思います。

また、その際に実施する経済対策をどのような手法や内容にしていくべきなのかは、事業者みなさんの、現場から届ける声が何よりも重要です。

ご意見などがございましたら、いつでも私にお寄せください。必要に応じて、市担当部局との意見調整もさせていただきますので、ご連絡をお待ちしております。

事業所への現金給付にむけて

切れ目のない経済支援にむけた事業案の概要が示されました。

【経営等エール給付金】
事業規模に応じてですが、全業種を対象に令和2年の売上高等が前年比30%減した事業所さんに20万円~30万円の現金給付を行います。さらに複数店舗を有する事業者さんに対しては、20万円が加算されます。また、ホテルやテーマパークに対しても、50万~100万円の給付金が支給されます。

【湯之国登別クーポン】
登別・カルルス温泉などに宿泊される方に対して8千円(宿泊5千円、飲食店等3千円)分のクーポンを発行し、観光業を支援します。昨年実施した際は市民向けでしたが、今回は広く道民も対象になってくると思われます。

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※明日2月5日の臨時議会で審議された後に正式決定となります。概要資料を写真添付しておりますので、各事業者さん等におかれましては、ぜひご確認ください。もし、ご意見ございましたら議会審議においても取り上げてまいりますので、コメントをいただけると幸いです。

新 登別市史 刊行

楽しみにしていた【新 登別市史📙】が完成しました。

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市制施行50周年に向けて約6年の歳月をかけた大作です。まだ全ては読めていませんが、各地区の成り立ちは読み応えがあります。登別地区に市役所移転をしようとした運動があったことや、室蘭市との合併にむけた市民運動が古くにもあったことなど、初めて知りました。また、注目されるのは、30年前に刊行された前市史とは異なり、アイヌ民族の歴史的な関わりもしっかりと掲載されている点です。

電子データ化もされる予定ですが、愛蔵版は限定販売250冊と貴重ですので、ぜひお早めにお買い求めください。

※市役所本庁舎3階の市史編さん室にて5,000円で販売しております。少しわかりにくい場所ですので、わからない場合はお近くの職員さんなどにお声がけください。