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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

公共事業の撤退ルール

補正予算審査(年度の途中で必要な予算をつかすること)がすべて可決されました。

私は「消防本署新庁舎建設事業費」について質疑。

登別市富岸町1丁目に、約27億円で建設予定の消防本署は今年度、用地測量や地質・地歴調査、基本設計を行い、令和7年の運用開始を目指しています。

現在、民有地である建設予定地は、「農地(耕作の用に供されている土地)」と定められていますので、現在は消防本署を立てることが出来ません。その為、農地転用と呼ばれる手続きが必要となるため、用地買収は次年度末まで行えない事情が発生してしまいました。

つまり、通常は基本設計前に用地買収しますが、今回は基本設計・実施設計後に用地買収することになります。

これに伴い、万が一、地権者の方からの買収が土壇場で不調になった場合、実施設計(約3300万円)や基本設計(約9600万円)が無駄になってしまう危険性を抱えながら事業を進めることになります。

当然、事業が滞りなく進行するように、行政も最大限の努力を続けていくことになりますが、その努力が「固執」に代わってしまえば、仮に用地買収額が高騰した場合に、事業中止の判断を適切に行えない危険性もあります。

それらのことから、事業進行に大きなリスクを抱えていくことになる本建設事業については、価格高騰率や売買条件変更などが発生した場合を想定して、あらかじめ事業を中止・休止する際の判断方針(撤退ルール)を示しておくことを提案しています。

4千万円の増

会計年度任用職員制度導入にむけた条例制定について委員会審議を行いました。

同制度は、臨時職員や嘱託職員などの非正規公務員の処遇改善を目的に整備された制度です。登別市では、一般事務のほか、保育士や公務補、給食センターなどで多く配置されています。

基本的には非正規職員の方々の待遇が改善されるため、望ましいことではあるのですが、今まで以上に人事管理や人件費管理にかかわる課題も大きくなってきます。

私からの主な質疑の中では、同制度導入に伴い、給与費が4千万円増額となる試算が示されました。

現在、登別市では保育所の民営化にむけた方針が示されていたり、給食センターの建て替えに伴う運営方法の変更などが検討されています。今後、給与費のみならず、人手不足の課題もある中で、行政も民間への委託をはじめとしたアウトソーシングの在り方について、政策の議論や決断を速めていく必要性が高まっているのではないでしょうか。

市役所本庁舎 次年度は基本計画策定へ

平成29年度決算審査がすべて可決され終了しました。

行政による財政が適正であったか審査するものですが、ちょうど同時期に行政組織内では次年度(平成31年度)予算に向けた内部ヒアリング等が行われる時期と重なります。そのため私の場合は、適正さをチェックすることはもちろんですが、次年度にむけた政策の方向性を確認したり、提案する場としても活用させていただいています。

H29決算審査

各種分野にわたり、全部で15項目の質問をさせていただきました。質疑により、行政方針が示されたり、提案が受け入れられた主な内容は下記の通りです、、、、

●給食センターの老朽化は著しく、建て替えが必要なことは認識している。今後、室蘭市との広域連携による更新整備ができないか検討する。

●市役所本庁舎の建替えの最長期間を2023年度までに建替え完了とする考えに変更はない(市長発言)。次年度は基本計画を策定するための支援業務委託費を予算に盛り込む。

●総合相談支援センターを基幹型相談支援センターに格上げ指定するべく、必要な予算確保にむけて準備を進める。

●健康診査の内、北海道・全国平均よりも受診率が大きく低い検診については、その原因を調査し、検診の実施回数を増やす等、改善に向けて更なる取組みを行っていく。

●赤字路線バスへの補助金の解消に向けて、デマンド運行などコミュニティー交通のあり方についての検討を行う。

●ホッキの空貝処分のための補助金について、今後、ホッキ貝のみならず駆除対象水産業廃棄物全般が対象となるように事業対象の変更を検討していく。

●空家等対策特別措置法に基づく、特定空家の認定を12件行い、11件に行政指導を実施。今後、指導に応じない案件には勧告や命令を行うことも検討される。代執行の可能性はあるが、その執行にあたっては慎重に進めたい。

●市民会館は文化施設としての機能とともに、指定避難所としても重要な施設であることを踏まえ、必要な整備を実施していく。胆振東部地震による大規模停電時に発生した断水はオイルギアポンプの仕組みに問題があり、解消にむけて配線工事を行う準備を進めている。

登別市議会ホームページリニューアル

登別市議会ホームページをリニューアルしました。<リンク>
     開かれた議会を目指す鬼1
開設当時から時間が経過し、スマホ対応やブラウザ対応などが十分ではなかった市議会ホームページですが、昨年より議会だより編集委員会にホームページ検討部会を設けていただき、部会長としてリニューアルの準備を進めてきていました。

予算もつかず、結局はすべて手作りでのホームページとなってしまいましたので、見た目の派手さはありませんが、ご容赦下さい。

従前のホームページと較べて、、、、、
議会スケジュールのカレンダー化/本会議・委員会資料のPDF公開/各議員への直接意見フォームの設置/議員提要の全部公開(申し合わせ事項等含む)など、新たな情報公開と公聴を意識しました。もちろん、これまでどおり政務活動費・議長交際費の領収書/委員会活動計画・報告掲載なども続けています。

試験的な運用段階ですので、まだまだエラーもあるかもしれませんが、もしお気づきの点がございましたらご連絡いただけると幸いです。

ところで、そもそも特段ICTに詳しいわけではない私ですが、以前に職場のホームページリニューアルを担当した経験があったため、比較的スムーズに作業に取り掛かれました。どんなお仕事も経験を積めば、将来に繋がるものですね。

市税収入が増えてきています。

平成28年度の決算が全て可決されました。

この時期に決算?と思う方が殆どだとは思いますが、行政の決算認定は平成30年度の予算編成直前の、この時期になります。決算審査に対して議会が実質的に期待する事の一つとしては、次年度予算編成に向けての動向を把握したり、次年度へ向けての提言などにもなります。

さて、今回の決算審査における私の質疑の中で最も興味深かったのは、議員生活で始めて行政から「景気が少しづつ良くなって来ている」との答えが出て来た事です。

中々実感しづらい方も多い思いますが、実は人口が減少傾向なのにもかかわらず、市税の収入は増えてきており、特に給与所得や法人市民税が増えました。

給与所得や雇用数の増加は平成28年度だけでなく、本年度は更に伸びてきています。

「景気が良い」定義は中々難しいですが、税収入が増えてきているのは、登別市にとって嬉しい事ですね。細かな数値などのご説明は11月の市政報告会みんなの語り場でお話しさせていただきたいと思いますので、ご興味のある方はご来場いただけると幸いです。

           
写真は本日、自衛隊募集相談員として新規入隊希望者の方々と幌別駐屯地からヘリコプターに体験搭乗させていただきました。。。