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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

グリーンシード21代表を拝命しました

道内地方議員・自治体職員による勉強会グリーンシード21にてゼロカーボンに向けた取組みの研修会が行われました。
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北海道庁では、環境生活部にゼロカーボン推進監を新たに配置し、市町村の取組支援体制を整えてきています。

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また、下川町の谷町長からも政策報告。下川町さんはいち早く周辺自治体を巻き込んだオフセット・クレジット制度を開始🌲
ふるさと納税の商品としてもCO2オフセットを販売。北海道地方自治体の新たな財源としても注目されています。

カーボン・オフセットとは、企業・個人が排出する二酸化炭素などの温室効果ガス削減を努力したうえで、それでもなお出てしまう分について、森林保全活動や再生可能エネルギー導入などに投資することで得られる温室効果ガスの吸収量や削減量で埋め合わせる仕組みのことです。下川町では、森林の適切な管理によって得られるCO2の吸収量についてクレジット化し、ふるさと納税や企業から直接の投資をつのっています。

近い将来、各種補助事業や公共事業、金融機関融資条件などにカーボン・オフセットが組込まれる可能性もあり、登別でもこれらの動向への参画は必須です。
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ちなみに、新年度のグリーンシード21代表を拝命しました。これまでの恩返しとして、皆さんのお役に立てるよう努力してまいります。

地方議員養成講座スタート

道内地方議員や研究者、自治体職員有志で構成する『地方議会 地域への種まき研究会』主催による地方議員養成講座がスタートしました♪
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統一地方選挙まで1年となり、道内各地の市町村で立候補を検討している方や、当選間もない方を対象に、地方議会の役割や求められる思考や倫理観、公職選挙法や実践的な選挙対策などを約2年間かけて講義するものです。本日の北海道新聞さん一面にも記事が掲載され、多くの関心をお寄せいただいているおかげか、道内全振興局管内、全世代から約50名もの参加をいただいております。


第1回となる今回は「議員とは何のために存在しているのか」をテーマに同志社大学政策学部の吉田徹教授から講義をいただき、私も座長として参加者との議論に参加。

以前にYouTube登別ひろしTV【リンク】でもご紹介させていただきましたが、地方議会での「なりて不足」や、育成支援の不足が課題となってきています。

吉田教授からは議会に多様な主体が参画することは重要だが、「女性だから」「若者だから」そのままその代表たる議員になるわけではない。議員になって何をしたいのかは短期的であれ明確にすべきとのメッセージは参加者にとって響くものがあったかと思います。

地方議会議員の仕事は、みなさんのマチにある社会的課題の解決。現代において、社会的課題を解決する方法は様々ありますが、その選択肢の一つとして地方議会議員という手法もあります。

本講座申込はすでに締め切っていますが、個別のご相談やサポートはいつでもお受けいたします。お気軽に辻までご連絡ください

必要な複合機能とは?

北海道大学 小篠隆生准教授による地方都市における文化拠点形成についてご講演を拝聴してきました。
東川町の学校をリノベーションした『せんとぴゅあ』などの計画・設計に携われた方です。
日本語学校を併設しての収益化や、図書『館』ではなく図書機能にとどめての住民交流の誘導など、きらりと光るアイデアがつまっています。


企画にはさまざまな住民団体や企業とのヒアリングを経ていますが、一貫した戦略性を持って計画進行してきたことにより、呉越同舟ながら、うまく融合しているのがわかります。
登別市役所本庁舎についても、機能複合化の議論が出てくると思いますが、コンセプトや目指す機能とは一致しないサービス(カフェ併設とか?😅)などを無理に詰め込まないよう、戦略性をもって議論を進めていきたいですね。

多様性を認め合うひとづくりフォーラム

子ども達の権利や、子ども達の周辺に存在する社会的排除について考えるフォーラムを開催しました。
         

半年以上にわたる準備に加えて、公共施設の閉館に伴うオンラインへの切り替えなど、これまでにない大変な企画となりましたが、登別室蘭青年会議所・登別市PTA連合会・登別市ファミリーサポートセンターによる共催・協働により実現できましたこと、感謝申し上げます。

今回のフォーラムでは、いじめなどの社会的排除の課題に大人はどう寄り添うべきなのか、また、それらの問題に子ども達自身が考え行動できる環境をつくっていきたいとの想いでの企画でした。
     

事前のワークセッションや子どもたちの報告に対して、ありのままを受け入れ、報告をさせていただけた両校のご対応も、とても嬉しかったです。今回は市民活動としての行動でしたが、これをきっかけに市教育委員会をはじめとする公共としての施策展開がおきることを強く期待しています。

また、本フォーラムでは「ピンクシャツデー」<日本ピンクシャツデーHPリンク>を登別市で展開することを提案しました。
     

ピンクシャツデーは毎年2月最終水曜日を中心に、誰もが提唱し、参画できるキャンペーンとなっています。

日本においては、「いじめ撲滅」スローガンに代表されるように、いじめ=絶対悪の中において、くしくも加害者になった児童生徒であっても徹底的に排除する社会反応が主流となっています。しかしながら、集団社会において、いじめは潜在的に存在し続けるものです。いじめ撲滅だけを訴えていては、倫理的に理解はできても、なぜいじめが起きるのか、なにがいじめなのか、自身はいじめにどうかかわっているのかを子ども達自身が考える機会が奪われてしまっています。

ピンクシャツデーの基本理念はその多様性を理解していくことにあり、いじめを絶対悪として反攻撃したり、思想排除するのではなく、様々な立場や考えの違いを理解し、包摂していく大切さを伝えていくキャンペーンといえます。

本フォーラムで作成したピンクシャツデーデザインは無料で配布したしますので、活動にご賛同いただける方はぜひご連絡ください!

北海道若手議会議員の会

45歳までの若手地方議員による超党派の議員連盟。私が初当選したときから入会していますが、いまでは道内だけで50名を超える会員で構成されており、登別からは、赤根道議会議員、宮武市議会議員、伊藤市議会議員と4名もの会員が所属しています。
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私は1年間代表を務めさせていただき、今日までの研修会をもってお役御免となりました。コロナ禍で取り組めることも限られていましたが、みなさんのご協力に感謝申し上げます。

昨夜はパナソニックITS・室蘭市役所の皆さんにオンラインでのご協力をいただき、交通政策の一つであるMaaSをテーマに研修。いわゆる行政DX(デジタルトランスフォーメーション/いわゆるIT化のさらに先にある概念)にもかかわる事業ですが、新しいシステム構築にむけて、近日中には登別へも広域連携による関係性が出てくる施策です。

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研修会場をはじめ登別グランドホテルさんにも多くのご協力をいただきました。久しぶりに宿泊♨️をさせていただきましたが、昨年以上に感染症対策が強化され、スタッフのみなさんの気遣いある声かけなどもあり、どなたも安心してご利用いただけると自信をもってオススメできます😆