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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

最低制限価格の導入へ

一般的には関心が高い話題ではありませんが、登別市では4月1日より公共工事に直接かかわる測量、調査(地質調査その他の調査(点検及び診断を含む))及び設計に対する入札に最低制限価格制度を導入しました。

ざっくりの例で言えば、コンサルタント会社が実施設計を受注するための入札の際に、設定された最低限の価格に満たなかった入札は除外される仕組みです。これにより、品質に見合わない価格での入札を防止することが期待されます。

既に導入していた建設工事の最低制限価格制度についても、130万円を超える建設工事を対象にするとの基準が明確になりました。測量・調査・設計については50万円以上が対象となります。

昨年の予算審査の際に、これから市役所本庁舎など大型建設事業が見込まれる中で、適正な入札にむけて最低制限価格制度導入を提案していたこともあり、担当課を中心に内部協議を続けていただいていたようです。ものすごく地味な内容かもしれませんが、予算審査を通じて制度導入が進んだのは、議員としては少し嬉しい気持ちもあります。。。

令和元年に「公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律」が施行され、「発注関係事務の運用に関する指針(運用指針)」も改正されました。その運用指針の中で、工事だけでなく測量、調査及び設計についても、最低制限核の設定が必ず実施すべき項目に追加されています。

ただ、実際には道内でも導入自治体は半数程度にとどまっています。

登別市での導入は業界紙などでも報道されるでしょうから、これを機に道内他自治体でも議論が進むかもしれませんね。

液体ミルクの部分導入が検討されます

予算審査1日目が終わりました。

私の主な質問は女性参画推進と災害時備蓄用品目の定期的な見直しについて

登別市が設置する審議会や委員会への女性登用率は23.8%です。市が目標とする40%達成には令和3年度任期更新をむかえるすべての審議会等で女性登用を進めたとしても、3/4以上が女性に代わらなければ実現しない目標数値となっていました。

達成不可能な数値を目標に掲げるのではなく、実現可能性のある目標数値に改める必要性を指摘。また、SDGs推進団体を掲げている本市としては、改めて女性の登用率向上にむけて全庁的な見直し作業を行うことを求めています。

例えば、防災会議とよばれる審議会では、平成21年に女性の参画を実現するために条例改正を行い、結果女性の参画を実現していたのにも関わらず、平成29年に女性参画団体が解散された以降は、女性参画者数ゼロのまま放置されていました。もし、女性参画推進についての意識づけが全庁的になされていれば、即時に対応できたはずです。

例えば、登別女性防災ネットワークや、商工会議所女性部など、確実に女性参画が実現する団体への加入を検討するように求めています。

その他、防災備蓄品の定期的な見直しにおいて、液体ミルクの部分導入を求めています。以前は消費期限が短いこともあり、常備備蓄品には向かないとして導入は見送られていましたが、昨年に14か月消費期限の液体ミルクが開発されたこともあり、改めて導入にむけて新年度に検討されることになりました。価格が高価なこともあり、おそらく粉ミルクを主流としつつも、部分的な導入にむけて検討することになりそうです。

ご意見・アイデアありませんか?

新年度予算審査に向けた準備が始まっています。

登別市では予算書とは別に、事務事業評価(事業の目標達成度を自己評価する仕組み)を行なっている事業を中心に、主要施策調書を作成しています。
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議員はそれを参考にしながら、新年度の事業の必要性や、より効果を高める実施手法などについて議論していきます。
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毎年の準備ですが、今年はなんとなく私自身の気づきが少ない印象。。。おそらくコロナ禍で、イベントや交流会が少なく、人と会う機会が減っていることで、さまざまな細かいご意見を拾いきれていないのかもしれません。

みなさんが普段に感じている疑問や、『もっとこうしたら?』といったご意見、議会で取り上げてまいりますので、ぜひお寄せください😁

どうなる?本庁舎・エレベーター・クリンクルセンター・小中学校・・・・

令和3年度の市政執行方針(1年間なにを中心に取組んでいくか)が小笠原市長より発表されました。

コロナ禍で税収や事業実施の見込みが見えづらい中、具体的な経済対策事業案の提示などまでは言及はされませんでした。一方で、新年度は将来にわたって重要となる各種計画や事業案の作成が予定されていますので、それらを遅延なく進めていけるのかが注目されます。特に、計画の読み解きや、進捗管理は一般の方には難しいことが多く、議会のチェック機能が重要になってきます。

また、JR登別駅エレベーターの建設費予定額の増、市役所本庁舎の津波浸水予想高の増などにより、予定の前提が大きく変わってきたため、今後どのような政治判断をしていくかも重要です。それぞれ、コンサルタント等へ多額の計画策定費を支出することになっていますので、事業費支出後の計画変更や中止の場合には、その責任についても問われてくることになります。

主な内容は下記のとおりです。もしご興味のある内容がありましたら詳細をご説明いたしますので、いつでも私までお問合せ下さい・・・・・

●新型コロナウイルスに関して
※65歳以上の高齢者にワクチン接種券を3月中旬以降郵送。その他の方に対しては4月以降順次郵送。
※市内消費の喚起により、市内経済の回復が図られるよう経済対策を実施。

●各種計画などについて
※「都市計画マスタープラン」改訂
※「立地適正化計画」策定→居住誘導地域や都市機能誘導地域の設定。
※「地域公共交通計画」策定
※「強靭化計画」策定→感染対策を講じた避難所運営の整備、総合防災訓練の実施、防災マップ更新。
※「小中学校」→早急に適正配置を検討し統廃合に向けた取組を推進。
※「公共施設等総合管理計画」改訂
※「情報化推進計画」策定
※「第3期地域福祉計画」策定


●建設事業などについて
※消防本部新庁舎建設→R3造成工事、R7供用開始
※本庁舎建設→新年度早急に建設基本計画の再検証を行い、建替え位置を再決定。
※クリンクルセンター→R11まで稼働後の在り方について、R4中に方針を決定。
※JR登別駅エレベーター→早期実現に向け事業をすすめていく。
※(仮称)情報発信拠点施設→R3建設工事着手、R4オープン

●観光
※タブレット端末を活用した非対面型観光案内
※「地域活性化企業人」を活用し、新たな観光客層の受入環境整備
※温泉地区にて「グリーンスローモビリティ」(トヨタ・モビリティ基金)実証実験
※アイヌ文化関連の周遊マップ・誘導看板などを作成。

●社会福祉
※フレイル対策や重症化予防の取組について新グループを設置し、保険事業と介護予防を一体的に取組む。

給食費未納から見えるサイン

登別市ではこれまで、各学校で給食費を集めていましたが、来春からは市が直接、銀行引き落とし等で集めることになりました。

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年間を10期に分割し、7つの金融機関での引落が可能です。未納となってしまった場合は別途振込用紙を自宅に郵送しますので、コンビニ払いやQRコードを用いたキャッシュレス決済でお支払いいただくことになります。

これまでは、未納の方への折衝などは各学校の先生がご家庭にはたらきかけていましたが、これからは市職員が直接はたらきかけることになります。今後は基本的に生徒の給食費の支払い状況が各学校に共有されることはありません。

これにより、各学校の教員の負担は軽減することになりますが、一方で懸念されるのは、各家庭における貧困状況などのサインを見逃す恐れが高くなってしまうことです。

もちろん、家庭での生活状況を把握するサインは給食費の支払いに限りませんが、市職員には、単純に「給食費の支払い事務」と考えるのではなく、家庭状況の変化を把握していく一つのサインでもあることを意識して、より一層学校との協力を密にするよう提案しています。