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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

給食費未納から見えるサイン

登別市ではこれまで、各学校で給食費を集めていましたが、来春からは市が直接、銀行引き落とし等で集めることになりました。

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年間を10期に分割し、7つの金融機関での引落が可能です。未納となってしまった場合は別途振込用紙を自宅に郵送しますので、コンビニ払いやQRコードを用いたキャッシュレス決済でお支払いいただくことになります。

これまでは、未納の方への折衝などは各学校の先生がご家庭にはたらきかけていましたが、これからは市職員が直接はたらきかけることになります。今後は基本的に生徒の給食費の支払い状況が各学校に共有されることはありません。

これにより、各学校の教員の負担は軽減することになりますが、一方で懸念されるのは、各家庭における貧困状況などのサインを見逃す恐れが高くなってしまうことです。

もちろん、家庭での生活状況を把握するサインは給食費の支払いに限りませんが、市職員には、単純に「給食費の支払い事務」と考えるのではなく、家庭状況の変化を把握していく一つのサインでもあることを意識して、より一層学校との協力を密にするよう提案しています。

新型コロナウイルス対策に総額8億5300万円

来週より定例議会が始まります。今回は通常の一般質問の他、新型コロナウイルス感染症対策に関わる補正予算や、NPO法人に対する寄付控除制度、公共施設の廃止などが議論される予定です。

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今年度中に着手される新型コロナウイルス感染症対策事業のために、国から登別市へ交付された金額はだいたい8億5300万円ぐらいです。

内訳は感染症対応に9600万円(11%)、事業継続・経済回復に5億5千万円(65%)、児童生徒などの教育対策に7900万円(9%)、ICT化推進に1億2800万円(15%)ぐらいになる見込みです。

各市町村が比較的自由に使える交付金でしたので、それぞれのコロナ対策への地域性や考え、政策力が色濃くでてきています。登別市の事業について皆さんはどのように評価されるでしょうか?

今後、詳細な情報を整理してお知らせするようにしていければと思います。

令和10年度までの累積赤字は1.16億円

令和10年度までの財政見通し、大型事業推進プラン、廃止施設等除去推進プランが行政より示されました。

新型コロナ感染拡大の影響により、市税収入等が減ることが見込まれるため、過去のリーマンショック時の決算などを参考に見込みを立てたものですので、今年度の決算状況等を踏まえて来年度に再度見直しされる予定です。

また、大型事業の内、本庁舎建替えについては、津波浸水予想図の見直しに伴い、基本計画等の再検証が必要だとして来年度まで掲載が見送られることとなりました。

行政からの説明によると、本庁舎の建て替え時期未定については、津波浸水予想図見直しによる影響ということですが、そもそも財政的な見通しが立たないこともあります。基本計画策定以降の見通しがない中で、早々に計画策定に事業着手したことにより、事業の実現性をより不透明にしてしまった印象があります。

新型コロナの影響による財政状況悪化もあるため、改めて事業の凍結を行い、まずは建設場所等を含めた市民議論に時間をかけることで、建設時期を明示した基本計画へと改定を行うべきではないでしょうか。

●財政推移のポイントは、、、、
※人口は約4万7000人から4万2395人に減少。

※単年度収支の累積額は1.16億円の赤字。

※財政調整基金等(貯金)は8.13億円から6.98億円に減少。

※市民税等は令和3年度に大きく減少し、令和5年度にいったん回復するが、人口減少により再度減少傾向で推移。これに伴い、地方交付税(国から地方に配られるお金)が穴埋めとして増額される。

※入湯税は令和3年度以降は回復傾向になり、令和7年度には感染拡大前の水準に回復する。

※市債残高(借金)は大型事業の影響で最大220億8千万円まで一時増加するが、令和10年度には185億2200万円となる。

●大型事業(3千万円以上の事業)のポイントは、、、
※長寿命化(改修)事業
 葬祭場、クリンクルセンター、最終処分場、鉄南ふれあいセンター、しんた21、道路や橋、小中学校、市民会館、鷲別公民館、学校給食センター。

※新設事業
栄町保育所の後継施設となる認定こども園、(仮称)情報発信拠点施設、JR登別駅エレベーター、消防本部新庁舎、登別・温泉消防分団施設、消防車両更新。

※全体で120億1千万円の事業費となる。

●廃止施設等除去(建て壊し)のポイントは、、、
※教職員住宅(登別東町4丁目・登別東町・片倉町・常盤町・富岸町・若草町)、幌別西小プール、旧すずかけ作業所、栄町保育所、冨浦児童館、労働福祉センター、婦人センター、市営住宅(見晴・紅葉谷・柏木・柏葉・美浜・幌別西)、消防署登別支署。

※全体で7億8600万円の事業費となる。


それぞれ、ざっくりとした内容となっていますので、事業費明細や細かな内容に興味のある方はぜひ辻までご連絡ください。改めてご説明させていただきます。

ふるさとチョイスAWARDノミネート

ふるさとチョイスAWARDノミネートふるさと納税を活用した様々な取り組みの中から、地域の課題解決や地域活性化などにつながった優良事例を表彰する「ふるさとチョイスアワード2020」<リンク>において、全国3自治体の一つに登別が選ばれました!
      
      2020-09-25 105856

10月5日に最終プレゼンを行いベストインベストメント賞が決定します。当日の様子はオンライン配信もされますので、応援をよろしくお願いいたします。

ノミネートされた「BeSmileプロジェクト」ガバメントクラウドファンディング<リンク>の受付も引き続き行っておりますので、ぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。

保育士等への慰労金支給へ

小笠原市長への当選書授与式の今日、公約でもありました、保育士等への慰労金支給について、さっそく次期定例議会で提案されることが発表されました。

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対象は保育所、認定こども園、幼稚園、認可外保育施設、放課後児童クラブ、ファミリー・サポート・センター提供会員。

週29時間以上勤務の方には5万円、それら以外は3万円が一律給付されます。

国の支援では医療・介護、障害福祉分野にのみ限定されていますが、現場の声を受けて、登別市独自による事業が実現しました。すでに道内のいくつかの自治体でも独自支援を行っていますが、本来であれば国の施策としての取り組みが期待されていましたので、登別市のような動きが全道に広がり、政府が新たな方針を示す力にも繋がれば良いですね。