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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

登別市防災基本条例制定にむけて

議員提案による条例制定を目指している「登別市防災対策基本条例案」の住民説明会を行いました。

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ご参加いただいた方からは、「市民と十分にコミュニケーションをとれていない中での提案でよいのか」「市民防災活動に対して議会はなにも協力、参加していない」といったご意見や、「議会主導で課題に対応しようとする姿勢は評価できる」といったご意見など様々でした。

本条例案は、いわゆる理念条例となっていますが、理念=有効性がないというわけではありません。

災害対策基本法では明確に対象となっていない、観光客等への配慮を行うことや、ボランティア等による支援活動に対する支援義務などを条例案では明記しています。

登別市ではすでに、それらの取組みは行政と民間連携にもとで積極的に推進されていますが、本条例の成立によりその実施責任に永続性を持たせる効果があります。

来月には広くご意見をきくために、各公共施設に条例案を設置し、書面でのご意見をいただくパブリックコメントも実施する予定ですので、ぜひご覧ください。

議員が行政と議論するのはなぜか

定例議会が今日で閉会となります。
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今回は市議会議員任期折り返し最後の議会ということもあり、市民の関心度や行政の時事性を重視したものではなく、私自身が課題視してきている“主張”を中心に、一般質問や予算審査をさせていただきました。

終えてみた感想としては、同じ登別市という組織にあっても、担当分野ごとによってそのガバナンス(統治構造)の考え方が大きく違うことを色濃く感じました。

例えば、
①専門職が中心の担当分野では、現場主義的に社会的課題には敏感ですが、先鋭的になりすぎると行政としてのガバナンスが弱くなりがち。

②歴史的にもガバナンスが強い担当分野では、公共圏における統治力に長けていますが、社会の変化や雰囲気には鈍感になりがち。

③民間資本分野を中心とした担当分野では、公共資本を投入する意思決定が早いですが、政策効果の目標設定や事後の検証に乏しく、公共としてのガバナンスが及ばなくなりがち。

いずれも、ガバナンスに関わるものの多様性が乏しいことから生じてくる課題だと思います。本来、市議会が行政と議論する根拠は、多様な主体によるガバナンスの実現にあると私は考えています。

しかしながら、現実には質疑前と後において、出来るだけ行政事務の遂行に影響が無い答弁が“優秀な答弁”といわれることもあるようです。

高度な情報を持つ実務のプロである行政と、高度な社会的常識をもつ政策のプロである議会が、互いにその担当分野におけるガバナンスに多様性をもたせる意義を尊重して議論しなければ、“優秀な答弁”に対して、議員も最後は“お願いの質疑”をして終えがちとなります。

小さな政府ならぬ、小さな地方自治体を目指していく時代において、多様な主体によるガバナンスの実現は、そのマチの持続可能性を左右する大きな課題となってくるのではないでしょうか。

議員個々の課題で言えば、そもそも、行政担当員との間に信頼と敬意の関係性が築かれていなければ、議論すら成り立ちませんので、その点においては常に自戒するように気を付けていきたいと思います。

(仮称)情報発信拠点施設 令和3年度中に公募へ

新年度予算審査が続いています。

昨日は、6項目質問。その中でも、いよいよ登別駅前に建設工事が始まる(仮称)情報発信拠点施設について、新たな考えが示されました。

当施設は、観光案内・飲食テナント・都市間バス待合所などの観光拠点機能、地域コミュニティ活動拠点の機能、アイヌ文化の理解促進をはじめとする文化拠点機能、防災拠点機能、行政支所機能など複数の機能を有する、市内でも初めてのハイブリッド型施設です。

行政支所機能については行政直営となりますが、その他の機能については民間力の活用が望ましいと考えられており、管理運営方法について本格的な庁内協議が始まっています。

ただし、民間力を活用するのであれば、そこに民間投資の準備が必要になることから、より多くの事業者による検討が図られるよう、出来るだけ早い時期に決定するよう求めました。

結果、令和4年度末開設にむけて、令和3年度中に指定管理者等の管理運営方法の決定と、公募が行われることになりました。

その他・・・
●保育所の待機児童解消について

平成30年以降増加傾向でしたが、令和2年度当初より解消。年度途中の待機者は一時的に生じていますが、新年度当初もご希望の方すべてが入所できる体制となっています。ただし、希望する保育所に入所できない方はおり、それらの調整は続いています。
 
市の出生数は減少傾向ですが、新年度の入所希望者は50名程度増加しており、保育所利用のニーズが変化してきていることがわかります。今後もコロナ禍における就労環境の悪化など、個別の事情に丁寧に対応した運営を求めています。また、多胎児支援についても、保育所サービスのみならず総合的に支援していく考えが示されました。


●子育て世代包括支援センターについて

本市では近年、産後子育てママ派遣事業や、乳幼児保健、産後ケア、特定不妊治療費助成の拡充など、母子保健事業が充実してきています。一方で、行政としてガバナンスのあり方に不十分さもあり、質疑しましたが、残念ながらうまくかみ合いませんでした。それぞれの部局の特色に合わせた質疑の方法など、工夫と技術の向上が必要だったと反省しています。

令和3年度予算審査がはじまります

市議会議員(私の場合)は一年をとおして、2月が一番ヒマで、3月が一番時間に追われます。

今日からは令和3年度予算案の審査。

予算審査では、予算額を総体的にみた議論もありますが、各議員が中心に行うのは、各事業の必要性や、より有効な予算執行に向けた取組みの提案です。

例えば、今日私がする質問の一つは「幌別駅自由通路外灯改修事業」について。
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幌別駅自由通路は数年前にも1億円以上をかけて耐震化工事をしていたりと、その維持費に多くの単費(自主財源)を要する施設となっています。さらに、JR北海道との調整の都合もあり、長寿命化にむけた計画を立てづらく、財政的な管理も難しい施設です。

今後、この自由通路を施設ではなく、市道認定(道路として管理)することで、国の各種補助金や有利な起債など、自主財源以外の財源も活用した管理ができるようにしていきませんか?

・・・・といったような質問をしていきます。

予算審査は3月16日10時~3月19日17時まで。議会中継<リンク>も行っておりますので、お時間のある時にのぞいてみてください。各議員の質疑に個性が出ていておもしろいですよ。

エール建設券申請には着工前写真が必要です

本日、市議会臨時議会により第3弾となる経済対策事業が可決され、正式決定しました。
事業概要は先日のブログ<リンク>をご参照ください。

【クリーンな店舗づくり】については、前回は飲食店のみが対象でしたが、今回はすべての事業者が対象となります。

【エール建設券発行事】6万円の内1万円の建設費が補助(最大10万円まで)されます。

申請受付開始は約1か月後以降となりますが、工事への着工が本日7月10日以降であれば対象となりました。

なお、申請時においては、着工前の写真添付が必要となりますので、必ず写真を撮るようにしておいてください。申請行為は事業者さんが代行することも出来ますので、事業者さんへご相談ください。事業所さんへの説明会は近日中に行われます。