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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

融資制度に加えた市独自の支援策を求めています

新型コロナウイルス感染拡大対策にかかわる一般質問を終えました。今回は、関心をもっていただける方も多いテーマでしたので、議会中継をご覧いただいた方も多かったようで、励みになりました。

この2週間、様々な市民や企業等へ聞き取りをさせていただく中で、自身の無力さを痛感する日々を送っていますが、かならずやってくる感染終息期に向けて、情報収集はもちろん、どこよりも早く、経済と生活の再生に向けて正確な政策展開が出来るように議論を行いました。

観光対策については、風評被害等が発生しないための具体的な対策案や戦略を探っていくことになりました。また、入湯税を財源とする基金についても、年度当初予算によらず柔軟な運用と大胆な支出を速やかに行えるよう求めています。

飲食店、人材派遣、ビルメンテナンス、運送業などの経営者支援については、現在国が示している融資制度に対して、利子分を市行政で助成できないか協議されることになりました。

また、パートや留学生、非正規雇用の方々の雇用状態が悪化している現状に対して、聞き取り調査を行うとともに、今後、公共料金未払いや、生活福祉資金などの福祉制度の利用者が増える可能性を踏まえ、孤立する市民が生じないよう、部署間の連携が強化されることになりました。

子どもの学習環境については、分散登校の活用や、課題の郵送などによる対応が行われていますが、今後、ICTを活用して自宅学習できるよう、保護者向けの研修会の開催を提案しています。

給食費については、3月分は返金される予定となっています。急な休校措置により一部給食材料の廃棄が生じてしまいましたが、今後は急な休校等の際にも食材廃棄を最小限にできるよう、フードバンクや子ども食堂等との連携について、あらかじめ想定フローが作成できないか検討されることになりました。

子どもと家族を孤立させないための児童の保育体制については、公設児童クラブのみならず、民間であるNPO法人等がおこなっている自発的活動を注視し、意見を聴取しながら、行政にしかできない支援の在り方を積極的に考案していくよう、強く求めています。

新型コロナウイルス感染拡大に対するリスクコミュニケーションについて

定例市議会が始まっている登別市議会ですが、新型コロナウイルス感染拡大をうけて、今後の対応について議員間で協議を行いました。

結果、極力質問を端的にして時間短縮に努める、一部日程を集約する対応を行うことになりました。ただし、次年度予算審議の重要性や、現在の市民生活への影響に対する議論の必要性をかんがみて、各議員による一般質問や予算審議は予定どおり実施されます。

私も、下記項目にしぼって3月10日(火)13時~質問を行う予定です。

●新型コロナウイルス感染拡大に対するリスクコミュニケーションについ
(1)国・道・近隣行政との情報収集・共有体制について
(2)各種事業者団体等とのリスクコミュニケーションについて
(3)市民生活および地域経済の安定の確保への対応について
(4)外国人住民を含む労働者の労働環境・ひとり親や共働き家庭等の養育環境・児童生徒の学習環境について

市民生活においての不安や、疑問等について、行政と課題認識を共有できればとの趣旨で行いますので、もし、何かお困りごとやご意見がありましたら、極力、議会質問の場でも取り上げていきたいと考えていますので、コメント等をお寄せいただけると幸いです。

※議会傍聴も通常どおりお受けいたしますが、ご自身での健康チェック、マスク着用や設置されているアルコール消毒へのご協力をお願いいたします。また、議会中継システム<リンク>のご利用もご検討ください。

令和6年に登別駅エレベーター完成へ

一般質問(市長などに事業や政策内容について指摘したり、提案する場)を終えました。

 私の今回のテーマは
「公共施設等の整備状況および取り組み方針」


登別市議会は1問1答方式といって、一般的な会議と同じようなやり取りを行います。議員の持ち時間は45分ですが、今回は全体で2時間以上かかってしまいました。行政からの答弁が約3倍の時間あったということですね。結構、細かな個別事案まで確認しましたので仕方ありませんが、さすがに最後はぐったりしてしまいました。。。。

さて主な内容ですが、、、
●新消防支署について
 令和2年10月に登別温泉支署・登別支署を中登別町に建設中の「東支署」に集約化。温泉分団施設は、令和3年に東支署隣接地に新たに建設移転。登別分団施設は、令和5年に登別地区内に新たに建設移転。移転までの間、それぞれの分団は現施設をそのまま使用することになるが、一定の改修工事を行う。

 また、登別支署に合築となっている登別公民館については、無人となるため安全な管理が難しくなる。現利用者との協議により、婦人センターへの集約が可能となれば、令和2年10月時点で廃止することが可能か検討する。

 登別温泉支署と合築となっている児童館等については、当初ふれあいセンターへの移転を検討したが、耐震化や購入費用等の課題により困難となった。新たな手法について地域住民等と協議を進めていきたいが、今のところ具体案には至っていない。

●消防団について
 消防団主催による、あり方検討委員会で、定数の適正化などについて話し合いをしていただいている。次年度の中間期頃に今後の方向性を示したい。また、鉱山町・カルルス町に「機能別消防団員」(火災等の特定の活動・特定の地域に限定した消防団員)を設置すべく検討している。

●消防通信指令の共同運営
 令和7年共用開始予定の新消防本署庁舎には、現在使用している通信指令機器を移設することが可能のため、令和11年まで使用を続ける予定。なお、その際の救急受電は、技術的に影響なく行うことが可能。

 室蘭市では、通信指令機器の更新が令和8年であり、令和5年頃から共同運営について協議したいとの考えが示されているが、具体的な協議開始時期について西胆振消防組合・室蘭市消防・登別市消防3者で決定はしていない。登別市としては、財政効果等を勘案して、協議を続けていく考えがあるので、本格的な協議開始時期は改めて相談していきたい。

●JR登別駅エレベーター建替事業について
 令和3年に実施設計(0.3億円)、令和4~6年に設置工事(5.1億円)を見込む。入湯税を増額したことによる税収は年間1.8億円程度を見込んでおり、設置工事が終了するまでには8.8億円程度の収入が見込まれていることから、そのすべてでエレベーター設置工事にかかる負担金を工面できる見込み。

 北海道行政が観光振興税の導入を検討しているが、導入するとなれば、登別市としては反対していきたい。また、それでも導入されるのであれば、観光振興税の減免措置等について要望するなど、財源の確保に努めていきたい。

 また、エレベーターの設置にかかる費用をJR北海道が負担することはできないとの意向が示されている。ただし、設置にかかる事業発注者や設置後の所有者はJR北海道となるため、設置後のメンテナンス等のランニングコストについて市が負うことはないと考えている。現こ線橋を撤去する費用負担をした場合は、1.5億円要することが見込まれているが、民間企業が所有する建築物の撤去に公金を用いることは適切ではないと考えているので、その旨をJR北海道との協議の中で伝えている。

 私自身も、現こ線橋撤去費用を市が負担することは、住民や納税者からのご理解をいただくことが出来ないと考えています。なお、これらの状況はJR北海道との協議段階であるため、不確定な要素もあります。

●のぼりべつ文化交流館カントレラの体育館
11月15日の暴風により屋根の防水シートが破損。雨漏りにより利用停止とした。カビ等が発生することも予想され、健康への影響が懸念される。シートの改修費用だけで2~3千万円かかる見込み。今後、改修を行うのかどうか、冬季閉鎖期間中に利用者との協議を行いながら、決めていきたい。

 もし、仮に利用廃止となる場合、その他の空き教室を活用して、これまでの芸術活動が引き続き行えるよう、設備の一部回収や展示用備品の導入などの代替支援策を示していくように提案しています。

●幌別児童館の再開
 火災被害により利用停止となっていたが、緊急的に幌別東小学校の教職員住宅を活用することとする。12月26日に冬休みとなるため、同日から移転利用開始とする。

 今後、直接来館できる児童館にすることを提案しています。

●市役所本庁舎建替え
 新消防本署建替えを優先するため、当初のスケジュールですすめることは困難。次年度計画していた基本設計の実施についても見送ることとする。次年度において令和10年までの「中期財政見込み」を示す際に、建設スケジュールを改めて示していきたい。
 
 ちなみに、新消防本署の供用開始は令和7年の予定ですので、少なくとも6年程度は事業凍結となります。再開した場合においても、設計や建設期間を考えると、共用開始となるのは少なくとも令和10年以降ではないかと予想されます。基本計画を今年度策定発注(予算額1863万円)していますが、結果的には時期尚早だったのではないかと、私は考えています。

●その他
 次年度より全施設のライフサイクルコストや、将来的な更新・集約化・複合化・廃止などの方針を示した「個別施設計画」が策定される予定です。これらの計画策定には、行政が方針を決定するのではなく、地域住民や、住民自治活動団体等に丁寧な情報提供を行い、住民自身が自分事として理解し、決めていくことが出来るような協議環境を整えるよう強く提案しています。

旧絵鞆小学校をめぐる住民自治

令和元年最後となる議会質問日が決まりました。私は11番目となる、令和元年12月12日14:30頃~質問をさせていただきます。

今回の質問内容は下記のとおりとなっております。火災により利用が休止となった幌別児童館や、強風被害により雨漏りが深刻なカントレラ体育館、新消防支署供用開始後の温泉・登別の消防分団詰め所、市役所本庁舎建替えの延期方針に対する見解などを確認させていただきます。また、来年度には個別施設計画と呼ばれる、各公共施設の将来方針にかかわる計画を策定していく予定であることから、これを機に公共施設の在り方について市民と論議し、合意形成を図りながら進めていくべきとの質問をさせていただきます。

市政施行50周年を迎えるにあたり、公共施設も多くは建築後50年を経過して老朽化しています。人口減少にともない、公共施設は集約化していく方向にあります。しかし、将来の在り方や、現状について、行政が数値からの判断により一方的に方針を定めていくことは、住民自治の不在であり、市民が自分事として考える機会を奪ってしまうことになります。将来の子ども達に何を残し、何を残さざるべきか、私たちが真剣に考えていけるように、市民に情報を細やかに公開説明するとともに、住民議論のステージをつくるべきと私は考えています。

その点において、お隣の室蘭市での旧絵鞆小学校を取り巻く一連の住民自治活動は、登別市においても公共施設マネジメントをどのように進めていくべきか、考えるきっかけをくれているのではないでしょうか。

●質問通告(あらかじめ質問する内容の項目を行政に知らせること)の内容
(1)公共施設整備方針における地域別方針の進捗および変化のある事案の状況と具体的な対応方針について。
(2)設備・人員配置を含む消防行政にかかる方針について。
(3)JR登別駅エレベーター設置にかかるJR北海道との協議状況と、設置にむけた事業スケジュール(財源と支出計画含む)について。
(4)市役所本庁舎建て替えに向けた当初のスケジュールを断念した経緯と、今後の説明姿勢に対する考えについて。
(5)個別施設計画の策定状況や今後策定する計画のフォーマットなどの概要と策定意義について。
(6)個別施設計画の策定過程において、住民への十分な情報提供と行うとともに、住民参画のもと協議と合意形成を図っていくことへの考えについて。

コミュニティーバス導入にむけた実証実験が行われます。

「市民の共生を支える移動支援について」の議会質問を終えました。

新たな地域公共交通のあり方に対する提言が中心でしたが、行政は予想よりも前向きな姿勢で、具体策も示されて良かったです。本日の各新聞にも概要が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

主な内容は、、、、、
Q.市民の公共交通利用状況は?
A.市民アンケートの結果、8割は自家用車利用、1割が自転車等、公共交通利用者は1割に満たない。

Q.運転免許自主返納者へのサポートが必要ではないか?
A.運転免許自主返納後の身分証明書としてマイナンバーカードの発行を勧め、来庁せずとも発行できるようにしていきたい。
 自主返納手続きを警察署だけでなく、市内各地に出張所を定期的に設けることを検討する。

Q.高齢者のみならず、障がいのある方、市民活動支援、観光客の利便性向上を目的にコミュニティーバス等を導入するべきでないか。
A.登別駅周辺地区を対象に、地域交通状況やニーズの調査をコンサルティングに依頼したい。住民はもちろんのこと観光客の利便性を高めるコミュニティーバスの実証実験を実施することを想定していきたい。ジェイコー移転、白老での国立アイヌ民族博物館開設などを受けて、地域住民と観光客、アイヌの方々など、様々な人が利便性を感じられる地域公共交通のあり方について、モデルとなる地域にしていきたい。

Q.白老町で実施されている地域循環バスとの連携や、広域連携による公共交通のあり方を検討すべきではないか。
A.今年度中に白老町と合同で、住民の意見把握等に取り組んでいきたい。

Q.地域公共交通会議を早期に設置し、具体的な協議を進めていくべき。また、地域公共交通網形成計画を策定し、政策根拠を明確にするとともに、必要な財政支援等を求めていくべき。
A.年内に地域公共交通会議を設置する。地域公共交通網形成計画も策定を前提に、今後の調査事業を実施するようにする。

       登別市における各圏域設定
Q.生活支援体制整備事業の基本となる、日常生活圏域の設定について、現在は登別温泉地区・登別地区に加えて、鉄南地区や幌別中央地区も同一の圏域とされている。地域コミュニティーの実態や、防災訓練・地区懇談等、他の行政施策で捉えられている圏域とは異なるため、見直しが必要ではないか。
A.第8期介護保険事業計画の見直しに合わせて、運営協議会等での意見を踏まえて検討していきたい。