
先週末の話しになりますが、特定非営利法人 登別自然活動支援組織モモンガくらぶの活動に家族で参加しました。
私は大阪府出身ですが、北海道に永住しようと決めた理由のひとつに、生活のすぐ傍にある自然が自身に合っていたことがあります。
大自然にあこがれて北海道の大学に進学しましたが、実際に住むと、当然厳しさや不便さもありました。ただ、日常で生活している街から数分で豊かな自然があり、それらも日常の一部として溶け込んだ生活を続けたかったのです。
学生の時はアウトドアの真似事をしたり、サイクリングロードをひたすら走ったりと満喫していましたが、一番の満喫方法は、お弁当を持って、のんびりと近くの自然の中で過ごすことだなと思っています。

登別市には鉱山町の歴史があり、その後の「ふぉれすと鉱山」として再生していく経緯には、知れば知るほど驚くばかりです。
道内にも自然をテーマにした施設や、「木育」を行う施設は多くあります。しかし、校舎を残すことで鉱山町の歴史を感じさせながら、必要以上に派手でなく、「物」より「人」にこだわった活動を続けている場は少ないのではないでしょうか。
民間委託を「まる投げ」と揶揄する方もいますが、市民主体の協同社会に必要な公的援助をすることが今後の行政に求められる役割だと考えています。
もちろん、市民が「まる投げ」と感じないような、身近で心のこもった行政サービスづくりが先になりますが・・・
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