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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

農業委員

先ほど、第4回臨時市議会が終わりました。

主な内容は・・・

市職員給与の期末・勤勉手当について、一部凍結することが可決されました。市長・副市長・教育長・議員についても、現行100分の212.5から、平成21年6月期に限り、100分の192.5となります。

職員給与などについては、独自削減をしている中で「人事院勧告」に基づいて更に凍結することは異論もありました。

しかしながら、市職員給与のあり方(民間との格差是正など)に対する、これまでの市の見解は、すべて「人事院勧告に基づいて適正な運用を図っている」と述べていたことからも、今回の勧告も同様に尊重されることになったものと考えています。

さらに今回、「農業委員」に議会からの推薦をうけました。

聞き慣れない委員会かもしれませんが、農業委員会の仕事は、農地の売買・貸借・転用等についての審査を行ったり、農業政策全般に関する政策振興を図る委員会です。

登別市からは独立した行政権をもつ、“行政委員会”となります。

今回の議会人事において多くの役職を担わせていただくことになり、更なる重責ではありますが、一期目議員との意識に甘んずることなく、議会人としての専門性と責任感をもって、取り組んで参ります。




スパトライアスロン2009

STV(札幌テレビ)の「どさんこワイド」で、堀井学 道議会議員が「スパトライアスロン 2009」北海道大会@登別温泉のPR出演をされていました。

温泉とトライアスロンを合体した競技ですが、写真撮影の内容を競う“環境フォトアスロン”をはじめ、幅広い年齢層・体力の方でも参加できます。

登別温泉の魅力を再発見していただき、市内外の方々の健康増進とコミュニケーションが目的になりますので、興味のある方は是非とも御参加ください。

詳細は公式HPの他、6月号の広報のぼりべつにも掲載されています。

数少ない機会ですので、私も参加しようか検討中です・・・・。

申込み締め切りは6月15日(金)


山菜採り?

昨日、山菜採り遭難事故の発生状況・対応策について、市の担当部局にお話しを訊いてきました。

主な捜索の流れ・・・

遭難者・家族などより110番通報→警察が状況確認→警察より該当自治体の消防へ通報→消防から市の総務部防災担当へ通報

●消防はレスキュー隊員によるチーム編成を行い捜索(当市では最大15名程度)。

●通常は警察と消防がそれぞれの部隊で捜索。状況に応じて、市長が北海道知事を通して自衛隊(千歳市 第71戦車連隊)へ捜索協力依頼。

●総務部を中心に、市役所各部局職員へ捜索協力の依頼。

●市(総務部)・市消防・北海道警察・自衛隊が、それぞれの装備メリットを活かした捜索を実施。

●捜索隊の総合リーダーは、通常は市の消防次長。

●時に、室蘭猟友会の方々がボランティアで合同捜査に協力(熊対策として)。

●公共機関による捜索が主体となるので、基本的に遭難者・親族に対して捜索費用の負担を求められることはありません。
 
 しかしながら、大掛かりな捜索となれば、3日間で述べ350名程度の動員、捜索ヘリを多機関から利用、車両の利用や職員への超過勤務手当ての支給などで、実際には多くの費用がかかります。

過去の遭難事故発生状況を確認すると、殆どが「たけのこ採り」です。

背丈を越える笹薮でお採取が、方向性を見失いやすい原因と予想されます。たけのこ採りのシーズンであるこの時期は、特にお気をつけ下さい。





山菜採り

山菜採りによる遭難事故が連続しています。未だ発見されていない、市内で遭難者された方の、一刻も早い発見と安全を願っております。

私は山菜採りには行ったことが無いので、採取時の適切装備や心理状態、予防策についての実経験はありません。

しかしながら、この時期、札内・中登別地区にかけての道路には車両が停車していることが多く、単独入山されている方も多いのではないかと心配をしていました。

他自治体では、捜索組織の早期結成や捜索費用の一部請求根拠などを定めた「山菜採り遭難事故等防止要綱」や「ヒグマ出没時対策マニュアル」が整備されているところもあります。

当市においても、予防と早期解決を目的にこれらの整備が必要となってきているのかもしれません。

北海道警察の注意喚起HP「山菜採りによる事故に注意!」では、平成16年~平成20年の事故発生件数において、登別市が道内4位となっております。

いずれにせよ、事故は「慣れ」が招くものです。入山される方は、注意事項をよく確認されて安全確保されることを、強く願います。

政策シンポジウム

2009年度 北海道自治体学会 政策シンポジウムが札幌市教育文化会館にて開催されました。

     

北海道自治体学会は、自治体職員や議員、学者や市民が参加されています。登別市民の方も参加されていました。


「北海道の自主独立」をテーマに佐藤克廣教授(北海学園)、石井吉春教授(北大公共政策大学院)山崎幹根教授(同)3氏による鼎談。

中でも印象深かったのは・・・

●“下水道事業”“上水道事業”のあり方について。人口減少が進む中で、広域な下水道事業は将来的に大きな財政負担になるのが明らか。無理な投資は一時的に地元経済を活性するものの、結果的には健全財政に影響を及ぼす。

上水道事業についても、近づく施設更新時においての財政負担が懸念される。
→われらが街のことを言っているように聴こえませんか?


●国・道の補助事業に対して、本当に街に必要な事業かどうかをしっかりと精査すべきである。

補助金事業に対しては、不必要な事業であっても議論をすることなく、そのまま議決する議会にも反省が必要。

街の事業提案についても、市長ではなく、本省課長などが決定している。
→国・道の補助事業に対して、街への必要性を議論しても、今ひとつかみ合わないことがあります。登別市の財政に影響しないから、とりあえず飛びつくような事業展開には注意が必要ですね。




今回のシンポジウムでは、自治体職員の方とお話しする機会がとても多かったです。

それぞれ、勤務されている課に限らず、継続的に学会に参画され、地方自治体としての未来を真剣に考えられています。

自治体職員は「ジェネラリスト」を育成しなくてはならないと言われることが多いですが、実際は、○○課に勤務になったから、その分野だけの研修や交流を図ることも多いようです。

キャリアに準じて、経験分野での知識を集めることが「ジェネラリスト」ではありません。

広範な知識よりむしろ、広範な感性・構想力を持つことの方が難しくも必要なことであると感じます。

秘密基地

所用で「ふぉれすと鉱山」へ行って来ました。すこし、久しぶりです。

ちょうど、北広島市内の公立中学校の方々が宿泊学習で利用されていました。お話しを訊くと、市外の生徒・児童の利用も多いそうです。

生徒達が、あまりにも楽しそうなので観にいってみると、グループに分かれて「小屋」を手作りしていました。

一小屋に3人が泊まるそうです。

不意に、子どもの頃、近所の空き地に作った「秘密基地」を思い出しました。勝手に作ったので、泊まるどころか、直ぐに壊されてしまいましたが、毎日何度も作っていました。

こんなに堂々と作れて、しかも泊まれるなんて、楽しいだろうな~

     

“作り方”があるわけではなく、みんなで工夫して作っていました。


こっちは“柱”を建て本格的です。


奥に見える“ブランコ”も勝手に手作りです!




議会人事

本日、議長をはじめとする議会人事に関しての選挙・選任が行われました。

前議長・副議長におかれましては、数々の諸課題がある中、議会運営にご尽力いただき、おつかれさまでした。

新人議員である私へ、議会活動に対するアドバイスや、活動の機会を与えていただいたことも多く、感謝しております。

私に関しては、ご推薦もあり、
「生活・福祉委員会」の副委員長、
「議会だより編集委員会」の委員長
の任命を受けさせていただきました。

正直、経験に劣る私が役を担うことは直前まで認識していませんでしたが、任命をお受けした以上、一つひとつを丁寧に取り組んで参ります。

議会だより編集委員会では、先日のコメントでもご意見いただきました「公開」のあり方について、今一度認識を精査し、調査研究をしてまいりたいと考えています。

最後

今期、最後の生活・福祉委員会が開催されました。明日は臨時会があり、議長人事などが実施されます。以降、私の3・4年目の所属委員会も決定していきます。

今日の主な内容は・・・


●「新型インフルエンザに係る経過報告について」

当市では4月30日に登別市新型インフルエンザ対策本部を設置後、現在は市内での発生が確認された際の“対策方針(案)”が市役所各部局へ提案されています。

5月20日付けで各部局で必要となる支援策が提言され、近日中には対策方針が決定することになります。

すでに、消防部局で作成されている“インフルエンザ搬送マニュアル”とあわせて、早急に対策準備態勢を整えるよう、意見しました。

●「安心生活創造事業(国庫補助によるモデル事業)について」

一人暮らしの高齢の方・障害のある方などを対象に、地域支援(巡回訪問や買い物支援など)を実施する事業。

それら事業を支えるに、安定的な地域の自主財源確保を実施→公費・寄付・協同募金・商店や企業が寄付を含んだ商品を販売する地域福祉応援グッズ(仮)による募金など(第4のポケット)。
※これまでの主な財源は公費(第1のポケット)、保険料(第2のポケット)、利用料(第3のポケット)

実施主体は市となりますが、社会福祉協議会を委託事業者とすることが検討されています。

国からのモデル事業費が600万円/年。実施計画を国へ提出し、ヒアリング後、平成21年10月より事業実施が予定されています。

委託事業者にすべてを任せるのではなく、「市」として、どのような未来計画をもって取り組むのか質問。(例えば)ふるさと納税の活用など、事業計画をより具体的に考え、既存の各種事業サービスとどのように組み合わせるのかを明確にするよう、意見しました。

政務調査費

昨日より、登別市議会HPにて「政務調査費」「議長交際費」に関してPDFでの公開が開始となりました。<リンク>

領収書の写しもそのまま添付されています。

政務調査費に関しては「登別市議会の各会派に対する政務調査費の交付に関する条例」に基づき交付。

加えて、「登別市議会申し合わせ事項」において、政務調査費関係については以下のようにルール化しています。



政務調査費関係


(1)1日の昼食代・夕食代を含めた額の上限を定めて、実費清算することとしている。

 登別市職員等の旅費に関する条例第22条に規定している「日額旅費」は、測量、調査、長期間の研修に参加する場合に適応されるものであることから、これを根拠に1日の昼食代・夕食代を含めた額の上限を「4,300円」とする。

(登別市職員旅費支給規則第2条別表第1の道外「4,300円」を適用)
(平成14年6月4日決定)

(2)先進都市の視察に係わる報告書は、視察終了後、1月以内に書面で議長に報告し、議会ホームページに掲載します。

(3)その他
?行政視察及び研修等において、議長名で視察依頼の無いものについては、原則、経費の対象としないこととします。

?マイカー使用による交通費対象経費は、領収書のあるガソリン代に限ります。

議会情報公開に関して、最も多くの情報量を提供できる媒体はHPであると思います。

登別市議会では、全国都市での取り組みや、市民の方々からのご意見に基づいて、公開活動を実施しています。今後も更に、公開が適切と考える情報などについて、ご意見を下さい。

看護の日

今日5月12日は「看護の日」です。

西胆振地区でも、各病院を中心に、看護週間にあわせて「看護の心をみんなの心に」をテーマとした各種の行事が実施されています。

市内 三愛病院でも今日にあわせて登別中央ショッピングセンター・アーニスでの行事を企画しています。

日時:

5月12日
アーニス1階ホール 11:00~13:30

5月13日
三愛病院正面玄関ロビー 10:00~13:00

内容:

看護師による健康相談
栄養士による栄養相談
社会福祉士・精神保健福祉士による医療・福祉相談
介護支援専門員による介護相談
介護用品や、患者様のレクリエーション作品などを展示


病院を受診せずとも、気軽に日常の疑問や不安をご相談いただける、少ない機会だと思います。特に、看護師だけでなく、チーム医療の大切さを意識し、各専門職が集まっての行事となっております。

お買い物、お出かけがてらに、是非ご利用下さい。

地域医療フォーラムin紋別

“地域医療を守る地方議員連盟”による、地域医療フォーラムに出席してきました。

この議員連盟は主に公立病院を抱える自治体議員が中心となり、今後の地域医療のあり方、病院経営のあり方について超党派で情報交換や勉強会を実施しています。

今回は、紋別市にて、「夕張希望の杜 永森克志医師/和田靖医師」「千葉県立東金病院院長 平井愛山医師」を招いての講演が実施されました。

紋別市には“北海道立紋別病院”がありますが、最近、網走管内五市町村の首長が、北海道立紋別病院の運営について考える「西紋別地域における医療の広域化検討協議会」を設置。

今後、五市町村と道による広域連合の設立を2010年1月に目指されています。

構想では、道立紋別病院を中核に、3町の国保病院などと連携を図りながら、病院運営の一体化を行うものですが、大きなハードルが、常勤医数の確保となりそうです。

今回の講演でも、地方で地域医療を担うことを選んだ若手医師や、医師確保に苦慮する管理者医師の立場から、医師が働く環境整備のポイント、重要性についてお話しを戴きました。

広域連合による地域医療体制の確保は、今後特に、北海道において注視される手法になると思われます。

今年は天気にも恵まれて、ソメイヨシノが長く咲いています。

中登別町の桜ロードにはヤマザクラだけでなく、ソメイヨシノも多く植樹されており、私の好きな場所でもあります。




ソメイヨシノは接木で増えていることもあり、寿命は60年程度ではないかとも言われているようですが、桜ロードはヤマザクラが多いことから、寿命よりむしろ、車の交通量が増えるにしたがって弱ってきているようにも感じます。

ところで、関西が出身の私にとって、桜といえばソメイヨシノが一般的でしたので、初めて北海道に来た時はエゾヤマザクラが多いことに驚きました(お花見のシンギスカンにも・・・)。

しばらく晴天が続いていましたが、ヤマザクラには小雨が似合って好きです。

千歳町から札内町へ入る、高速道路高架下の直前の斜面にある山桜はお勧めスポットです・・・。ぜひ小雨日和(?)を狙ってみてください。


ホストファミリー募集

~我が家で国際交流はじめませんか?~

7月に、外国人高校生が国際交流、異文化体験の目的で登別・室蘭にやってきます。期間中、彼らはホームステイ滞在となります。

そこで、ホームステイを受け入れていただけるホストファミリーを大募集しています。

ホームステイは、普段の家庭に温かく迎えていただき寝食を共にする中で、日本の文化や生活に対する理解を深めたり、互いの交流を図ったりすることが目的です。


【A】7月4日(土)-5日(日) 1泊2日

インドネシア人高校生 23名
使用言語:英語、インドネシア語
主催:(財)日本国際協力センター

【B】7月12日(日)-22日(水) 10泊11日

アメリカ人高校生 10名
使用言語:英語
主催:米国NPO法人ワールドラーニング

※【A】
今回の事業は、安倍首相の発案による『21世紀東アジア青少年大交流計画』の一環で、日本政府により実施される、相互理解と友好関係の促進を目的とした青少年交流事業です。平成19年度から5年間、毎年6,000人程度の青少年が日本に訪問します。今回は、10日間の訪日日程。5日間の室蘭プログラムのうち土日の2日間ホームステイ。

※【B】
「ワールドラーニング」とは、1932年に教育と平和を目的に設立された米国のNPO法人で以後、世界各地の学生に異文化交流体験をさせています。室蘭では、平成17-19年の3ヵ年にわたり毎年10名強の学生を受け入れました。平日日中は市内での研修プログラムを受け、朝晩・週末はホームステイとなります。


【お問い合わせ・申込み先】

問い合わせは、辻まで。

本企画は、室蘭市の青山議員からのご紹介を戴きました(上記内容も転記させていただきました)。私は、高校生の時にオーストラリアでのホームステイ、その後、同家庭を実家で受け入れる経験をしています。

そのときの経験が、良い思い出となったことはもちろん、国際的“感覚”を養い、国外に関心を持つきっかけともなりました。

子どものいらっしゃるご家庭の方は、是非ともご検討下さい。詳しい内容を聞きたいだけという方でも、ご連絡をお待ちしております。