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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

生活・介護支援サポーター

補正予算審査が行われ、私も補正予算審査委員会に委員として出席しました。

私が質疑した主な内容は・・・・
「安心生活創造事業について」


本事業は、公助や共助では支援されずらかった、一人暮らしの高齢の方や、障がいのある方を調査し、それらの方と契約を結んだ上で日常生活の相談・生活支援を行うものです。

例えば、各種施策の紹介や、ゴミの分別、安否確認などが支援内容になります。

また、支援員については、一般市民の方を対象に20時間の講習を経て養成された「生活・介護支援サポーター」が取り組みます。

本事業の画期的なところは、いわゆる要援護者と呼ばれる方を調査把握し、支援にあたっては「契約」をするところにあります。

これまでは町内会活動や近所づき合いなどで、ある程度関りのある方しか支援されづらかった現状がありましたが、本事業では、地域で埋没してしまっている方も積極的に把握し、声をかけていくことになります。

いわゆる、“声なき声”が、地域や行政にしっかりと届くようになることも期待されます。

全国的にみても、先進的な事例になります。社会福祉協議会に委託して事業が実施されますので、これまでの地域福祉実践計画「きずな」が、より具体的に実現することになります。

登別「市」につていは、社会福祉協議会にすべてを任せてしまうことなく、事業実施過程の中で、「声なき声」にしっかり耳を傾け、市政に反映しなくてはなりません。

また、これまで個人情報保護の観点から把握しずらかった、災害時要援護者についても本事業を活かして把握に取組んでいただきたいと思います。

きずな

社会福祉協議会創立50周年記念事業は予想以上の盛上がりでした。



中でも私が感銘を受けたのが、市内外の社会福祉事業所や市民活動・ボランティア団体・町内会の活動紹介ポスターです。

     


特に、「安心箱」など市内町内会の活動状況を一同にみられる機会は初めてだったのではないでしょうか。

また、飲食ブースでは登別温泉の紹介や、市内飲食店による出展もありました。社会福祉関連行事の多くは、社会福祉活動をしている団体だけに参加者が限定されてしまいがちですが、本行事は“市民”が広く参加できた行事だとおもいます。

展示物や今回の行事を通じて出来た「きずな」が、社会福祉協議会活動だけでなく、例えば、市民活動センター(仮)などの活動にもぜひ波及させたいものです。

今回の記念事業が集大成として終わることなく、新たな50年の街づくりが始まることに身が引き締まるとともに、ワクワクする記念事業となりました

登別市消防訓練大会

最近、夜に行われる会合のほとんどをお断りしていることが多くなっています。にも関わらず、夜な夜な家を出ています・・・

理由は・・・・“消防訓練”。私は今年1月に入団したばかりですが、明後日の平成21年9月27日(日)登別市幌別小学校グラウンドで行われる「消防訓練大会」に出場します。

消防団の方々が、早朝や夜に地道な訓練をされていることは、実際に消防団に入団しなければ分からなかったでしょう。毎度の参加が難しい私でも、団員の皆は私の指導に向き合ってくれています(感謝)。

さて、大会の訓練内容は“ポンプ車操法”と呼ばれる、消防車を用いての放水訓練です。私は当日、1番員と呼ばれる動作を担当しています。私以外の出場者は熟練の方ばかりですので、足を引っ張らないようにと今から緊張。

ちょうど、市議会会期と重なり、少し時間取りに苦労しましたが、連休もあったのでなんとか乗り切れそうです。

当日は消防車がたくさん集まりますし、放水もめったに見られるものではないでしょうから、車好きの子どもたちは集合!!です。

社会福祉協議会創立50周年記念事業

明日からいよいよ、社会福祉協議会創立50周年記念事業が開催されます。

場所:登別市民会館
日時:平成21年9月26日(土)10:00~16:30
   平成21年9月27日(日)10:00~16:30

26日は11:30抽選会や、15:00三笑亭夢之助氏による講演会。27日は10:00社会福祉の発展への功労者表彰や13:00ルーテル大学 和田敏明教授による講演、16:00抽選会。

両日共、消費生活展、障がい者作品展、就労支援施設などで製造されたパン・豆腐の販売、各市民活動・ボランティア活動団体活動紹介、温泉足湯体験、鬼たまご販売・・・・・が予定されています。

私は、すべてのお時間お手伝いできず出たり入ったりしますが、主に26日午後から“権利擁護相談会”のお手伝いをさせていただく予定です。

記念事業自体は本年度の通年事業でもあり、関係者の方々は休む間もなく、一生懸命市内を走り回られています。

明日は、市民活動・ボランティア団体や、社会福祉関連事業所職員などが一同に集まることになりますので、そこでの新たな出会いや活動の発展につながる機会になると思います。

もちろんフェスティバルとしても楽しい行事になるでしょうが、それだけでなく、自らが地域で取組めることは何か、考える一歩にもなると思います。

学生・児童の皆さんも是非、顔を出して見てください。

土佐褐毛牛・・・食べてみたい

一般社団法人北海道中小企業家同友会苫小牧・西胆振支部主催の地域力連携拠点事業マーケティングセミナーに参加しました。

講師は?グッドテーブルス代表取締役社長 山本謙治氏、?丸井チーフバイヤー 溝口康氏です。

山本謙治氏はご自身のブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」を以前から拝見していたので、とても楽しみにしていました。

旅行にいく際などにブログをチェックしてから行くと、旅行雑誌には中々載らないようなご当地グルメが紹介されているので、重宝しています。

さて、講演の内容は「良い商品とは?」「ナゼ売れる?」などをキーワードとした農林水産業や流通の現状などについてでした。

主な内容は・・・

青森県の常盤村養鶏の「コメタマ(米卵)」を紹介。価格は一般鶏卵より高価だが、生産が追いつかないほどのヒット商品となっている。売り込みの際に「減反した田圃に飼料用米をつくれば食糧自給率を上げることができる」と訴えており、そのビジュアルも個性的なためヒットに繋がった。

●価格が高くとも、商品紹介のストーリが重要。


飯尾醸造の「富士酢」を紹介。同社は完全無農薬の米づくりから取り組み、杜氏がいる醸造所。通常の使用料をはるかに超えた米を使用した富士酢プレミアムがWeb販売で好成績をあげている。

●Web販売において、消費者は高値商品を購入する傾向が強い。


大手スーパーが納豆を58円で販売している。本来、原料費・加工費・包装費などを勘案すれば、いくら多売しても生産コストには及ばない価格。結果、消費者は他の適正価格商品を高いと思うようになっている。

●適正な価格で食品を売る小売業者が居なくては、日本の食は決して良い方向性へ向かない。
 

その他、黒毛和牛の現状などについても、お話を聞くことができました。高知県の「褐毛和牛」ぜひ食べてみたいです。

この連休中、妻・子どもたちが標茶町の実家に帰省していました。妻の実家は酪農家です。私も連休最後に迎えに行きましたが、今年は牧草の成長が悪く、秋時期になっても夜中まで牧草を収穫していました。

酪農を主産業とする標茶町では後継者不足だけでなく、まだ働ける年代の方でも離農が進んでいます。離農の原因は生産する苦労だけでなく、乳価の取り扱いをはじめとする流通の将来に不安を感じている方も多いようです。

一昨年のチーズ・バター不足にもみえるように、農業に対して、生産だけへ目をむけるのではなく、生産者→消費者までの流通のあり方についても、積極的に考えていく必要がありそうです。

観光圏整備実施計画策定がはじまります

私の一般質問を終えました。

主な内容は・・・

Q.1.観光圏整備法に基づく観光圏整備実施計画認定取得について

 

A.今年中に観光圏整備実施計画策定を目的とした近隣市町との協議会を発足。 来年1月~2月頃には計画策定を終え、認定取得を目指す。

→定住自立圏構想とからんで、当市がリーダーシップを発揮できる分野であることを強調。一極集中型の広域行政にならないように、観光圏整備実施計画の素案づくりや認定後の膨大な連携作業においても、登別市が中心的役割を担うように求めています。
 
 他圏域では、観光協会や観光関連事業所に計画策定から連携作業まで殆どを「協議会」の名のもとに、丸投げをしてしまっている事例もあるようです。定住自立圏構想など他の政策との相乗効果を意識するためにも、自治体が中心的役割を担うべきです。

Q.2.低炭素地域づくりへの取り組みについて(太陽光発電設備設置に関する助成制度の設立など)


A.来年度の市政執行方針で、新エネルギーに関する政策を盛り込む。

→日照時間が短いイメージのある登別市ですが、実際の日照時間から発電量・売電量などのシュミレーションを提示し、家庭などの小規模電力であれば新エネルギーとしての可能性は十分にあると判断して、助成制度の設立を求めました。ちなみに、H16から実施されている導入融資制度の利用は1件もなく、政策としては失敗のようです。

なによりも、H16に策定された「登別市新エネルギービジョン」が当時に高額の補正予算を組んで計画策定したにも関らず、具体的な効果を得た取り組みは見えていません。来年度の政策展開に期待をしています。
Q.3.災害時要援護者に対する防災の取り組み状況について

A.災害時要援護者に対する防災体制のあり方についてあらためて協議しなおす。「手上げ方式」などで、要援護者と町会・防災委員・消防団などとの連携を強められるような取組みを検討する。

→私自身にとって、思い入れの強い質問項目です。2年前に要援護者支援マニュアルを策定すると表明してから、進捗状況が乏しく、再三の質問になります。対症療法的な政策ではなく、全体の事業計画を立てた上での取組みをあらためて求めました。


ただでさえ毎回緊張するのに、インターネット中継されることに緊張していまいました。始まってみると、質疑に夢中になってしまい、はたして聴きやすい質問になっていたのか。。。。連休明け頃には録画が見られるようになるので、そこで自己チェックしてみようと思います。

明日から連休。お出かけされる方は交通事故などに十分お気をつけ下さいね

インターネット中継

議会中継で最も関心を持っていただきやすいのが、一般質問の中継だと思います。

昨日から一般質問が始まり、第1質問者である前議長は、質問に先立ち、積極的に推進された議会中継導入への感想と意気込みを述べられていました。

中継と同時に議場へのモニターを設置したことで、パワーポイントや写真などを掲示しながら市長・職員へ説明ができるようになったことも、大きな特徴だと思います。

詳しい設備写真は先輩議員ブログの「くま日記H21.9.11」をご覧下さい。

さて、「今回の中継は“試用運転”ですので・・」と言い訳するわけではありませんが、カメラ位置がずれてしまったり、モニターへカメラを移動させると質問者の音声が抜けてしまっていたり、質問者がモニターを示しながら話した場合の議事録の掲載方法が不明瞭であったりと、初日だけで多くの課題がありました。

中継はいつでもどこでも、適切な情報発信・情報公開ができるところに意義があります。PCを通じて見る方すべてが解りやすい提供方法を引き続き検討していかなくてはなりませんので、お気づきの点があれば、ご意見を下さい。

私の質問は今週木曜日17日の13時~です。試しにアクセスしてみてください。<登別市議会 インターネット中継>

陸上自衛隊幌別駐屯地 

例年行われている記念行事に出席しました。

記念式典以外にも、戦車・装甲車の試乗などが出来るとあって、知り合いのご家族ともたくさんお会いしました。ミニカー好きの子ども達は大喜びです。

     


さて、今年の観閲行進は、例年以上の緊張感を司令官はじめ隊員の方々から感じました。

春に市民の皆さんにもご協力をいただいた「自衛隊体制の維持を求める署名」活動時にもご説明しましたが、今、自衛隊体制の削減計画が浮上しています。

また、政権交代を受けて、今後の自衛隊体制や任務がどのように扱われるのかが注目されています。

隊員の方とお話しすると、「粛々と与えられた任務にあたるだけ」とのお答え。日本の防衛体制のあり方は、アメリカ軍との関係ぬきには考えられませんが、先人が残した結果を尊重すると共に、冷静で現実的な政策が図られることを望んでいます。

第32回登別漁港まつりも大盛況で終わりました。関係者の皆さん大変お疲れ様です。

漁港まつりが終わると、いよいよ秋~冬だなぁとしみじみ感じてしまいますね・・・
         
     “豊漁まき”をさせていただきました



さんま、さんま、さんま苦いか塩つぱいか

佐藤春夫氏の「秋刀魚の歌」

解釈をかまわず、よめば秋刀魚が食べたくなります。

今年の秋刀魚は、すごくおいしいですね。当たり年です。

    


値段も80~100円と、消費者としては嬉しいところ。でも、本州はまだまだ高値のようで、ちょっぴり優越感

学生時代から、毎年この時期になると、まとめ買いをします。捌いて刺身やユッケにしたり、冷凍しておいて蒲焼にしてもとってもおいしいですよ。

秋鮭も出てきてので、そろそろイクラづくりもしなくては・・・

中心市宣言

今回の定例議会、登別市をはじめ近隣自治体の議会質問の内容をみていると、「定住自立圏構想」の言葉が多く出てきています。

先月、室蘭市内で行われた、一橋大学の辻琢也教授の講演会にも、各自治体首長、職員、議員が多く参加しており、かなりの関心事になっています。

定住自立圏構想とは、かなりザックリと言えば、規模の大きな自治体を中心市として位置づけ、医療や観光・教育・交通など各分野において近隣自治体と広域連携・共同運営を図る手法です。

“例えば”、通学を行政区域ごとで切らずに児童が通いやすい区域を隣接自治体同士で協議したり、中心市の総合病院の機能維持・強化や医師・看護師の相互派遣などを近隣自治体含めて行うことが想定されます。

私自身は、現時点で賛成している手法ですが、懸念されていることとして、「圏域」の力は強まれど、中心市に各種サービス・人口が集中し、結果的に周辺地域とのサービス・人口格差を招くのではないかとの意見もあります。

また、よく合併議論と同様に扱い、将来的な合併を目指した布石ではないかとの意見もあります。

いずれにせよ、各自治体が得意分野を活かし、それぞれの街の強みが強化されるような連携策かどうかが鍵です。

また、特に大切なのは各自治体同士の議論であり、市民町民の意見をよく踏まえた上で、各議会が冷静に判断していく必要があります。

もちろん、慎重なあまり時間をかけすぎても効果を弱めることにもなりかねますので、各議会での議論も活性化してきた今、一定の結論を出さなくてはなりません。

報道においても、室蘭市が年内に中心市宣言をするとの記事がありました。詳しい協議内容などについては、これから始まる定例議会で明らかになると思います。

刈田神社祭典

今年、初めて刈田神社の宵宮祭(祭儀)に参列させていただきました。

神社前に露店が並ぶ“幌別地区手づくり祭り”は何度も行っていますが、刈田神社の祭儀そのもに参加したことはなく、“倭会”の皆さんと一緒に神輿も初めて担がせていただきました。
    (・・・肩が届かないので舵取りです

ところで、そもそも市民の多くは刈田神社例大祭(カッタジンジャ)を毎年楽しみにしていますが、神社前の露店と神社祭は区別されています。

例年、神輿の担ぎ手も少なくなってきていますが、市の広報に担ぎ手募集の記事を掲載することもできません。

理由は「宗教活動であるから」。

・・・なるほど。「祭」の文化継承がどんどん難しい時代になってきています。

町内会を神輿が練歩く時に、信仰心をもって拝んでくださる方もいます。しかし、子ども達をはじめ、多くの方々にとっては、生活の楽しみであり、伝えたい文化ではないでしょうか。

信仰宗教や思想が異なっても、この日ばかりは子ども達とともに町内会活動として一生懸命参加してくださる方もいます。

獅子舞も餅つきも、元来は宗教活動です。

文化と宗教の関係のあり方、街の歴史の伝承について、皆さんはどのようにお考えになりますか?


ついでに。。。
     かまれるわが子。


     地獄まつりでは肩がとどきましたよ。


通告

一般質問の通告を行いました。

私の質問日は、平成21年9月17日(木)13時~に決まりました。

取り急ぎ、質問項目をお知らせします・・・・

1.観光圏整備法に基づく観光圏整備実施計画認定取得について

1-1.観光圏整備法に基づく観光圏整備実施計画認定取得に対する見解

2.低炭素地域づくりへの取り組みについて

2-1.市内小・中学校へ太陽光発電設備を導入することへの見解
2-2.住宅改良促進特別融資制度(太陽光発電設備に対する融資制度)の利用状況
2-3.太陽光発電設備導入助成制度の設立に対する見解
2-4.新エネルギーへの取り組みに対する表彰・認定制度の設立に対する見解

3.災害時要援護者に対する防災の取り組み状況について

3-1.災害時要援護者に対する当市の取り組み状況と今後の見解

今回から、インターネットでの議会中継が試験運用されます。市議会HPにも中継のアイコンがつきました。当日の生中継の他、概ね3日程度後に録画中継もされますので、お仕事の合間などに一度ご覧になってみてください。




「一般質問」
=議員個々が、市政の現状について市長や部長などの執行部に質問するもの。「質問」という形態ですが、実際には行政課題の是正を求めたり、必要な事業などを提言する場となっています。

「通告」
=質問内容の項目を事前に市長・職員に知らせること。通告項目から大きくはずれた質問を一般質問当日にすることはできません。






国際交流講座

登別市と友好都市を結んでいるデンマークのファボーミッド・フュン市から登別デンマーク協会が毎年招いている研修生が講師となっての国際理解講座が行われました。

これまでも、デンマーク料理教室などを開催していますが、今回は「デンマークの高齢者福祉施設の現状」をテーマとした講座です。

講師のメッテ・スミスさんは病院介護士として働きながら、将来は医者を目指して医学部で勉強中の方です。三愛病院やグリーンコート三愛などの施設見学もされました。

国際交流のあり方については、これまで予算・決算委員会で数回取上げ、国際交流=文化交流・ホームステイだけに終始して良いのか問題提起していました。

今回のように、研修生が得意とする分野に関して、当市の企業や団体・個人が直接研修したり、意見交換ができる場があれば、他国の現状を通じてより具体的な国際理解を図ることができると思います。

その点において今回の講座は、市内の介護事業所も多く参加されており、市担当部局の方がより真摯に問題提起を受けていただけた結果であり、とても嬉しく思います。


もちろん、講座の内容もとても参考になるものでした。

主な内容は・・・
デンマーク王国ファボー・ミッド・フュン市の人口は52108人、高齢化率は18.7%、2020年には22%に達する見込み。

エルダーセンターと呼ばれる高齢者施設は、すべて個室(バスルーム・キッチン・トイレ付)で、基本設備以外はすべて持ち込み。使い慣れた家具や絵画、室内園芸など各々個性ある部屋となっている。

共同スペースでは一緒に食事をとったり、レクリエーションが行われており、互いのコミュニケーションも十分にとれる。廊下などにもソファが備えられており、よりリラックスしやすい環境がある。

エルダーセンターの利用料は総額で142500円程度。低所得者には40000円の助成制度がある。

公的年金制度は平均120万円/年受給。貯金・収入額などの条件により、592800程度のボーナス支給もある。公的年金には20~30%の税金が徴収される。

デンマークはすぐれた福祉国家として有名ですが、施設設備はかなり整っていました。当然、税負担率が日本とは異なりますが、例えば施設入所費用などが不足しても、家族負担で補うといった習慣も無いそうです。

日本では、施設入所費用が足りないと、まずは子などに負担を求めることが一般的ですが、デンマークではまずは役所に解決策を委ねるそうです。(52000人の市に市職員が4000人以上!)

高負担高福祉の名のとおり、福祉政策が徹底していますが、お話しを聴くと民間保険や貯蓄など、リスクに備える自助意識も高い国民性のようです。


生活・福祉委員会

生活・福祉委員会がありました。

主な内容は、、、、

「青葉児童館の開設に伴う条例の一部改正について」


青葉小学校校舎のすぐ隣に新築。平成21年10月1日より開設されます。

児童館と放課後児童クラブ・・・・理解はしているものの、重複する機能の多いサービスですね。将来的には一元化されたほうが、地方自治体としては財政負担も少なくすみそうですが、法令上の課題が出てきてしまいます。 

概観
トイレ
プレイルーム
指導員室件図書室

指導員室からは隣のプレイルームなど各部屋が監視できるように工夫されています。
よく見ると天井が☆模様でかわいいです。





「平成20年度要保護児童(被虐待児童など)の対応状況について」


平成19年以降から継続中の事例を含めて、育児放棄7件、身体的虐待3件、心理的虐待1件、不登校3件、その他2件の合計16件が報告されました。平成18年度は合計24件、平成19年度は合計27件です。

要保護児童に関する相談事例は本年度も含めて減少傾向にあるようです。しかしながら、要保護児童そのものが減少したとは考えづらく、相談支援体制の検証をしなくてはならない時期ではないでしょうか。

市の相談窓口も平成21年度からは人員配置が圧縮されています。国・市町村の児童福祉に関する施策をみるに、往々にして“子どもの親”への支援に特化されている場合が多いように感じます。

例えば、子育て支援に関する各種手当てについても、確かに家計全体では有益ですが、子どもに対する直接的な支援策ではありません。むしろ、児童養護施設の人員配置基準の見直しなど、児童福祉法の直接的な再検証を考えていくべきです。



「出産一時金の改正について」


分べん機関が産科医療保障制度加入の場合、現行38万円の出産一時金支給が、平成21年10月1日~平成23年3月31日まで42万円に増額されます。

国の緊急少子化対策として行われるものですので、期間が限定されているのに注意が必要です。

もうすぐ・・・

市役所に行くと、委員会室に見慣れぬものが・・・

9月定例会に向けて、インターネット中継の設備工事が始まっていました。




本庁舎2階の議場では、カメラ以外に、ハウリングや音割れが不評だった音響設備の改善(スピーカーの新設)、パワーポイント・写真などの掲示が可能となるモニターが設置されます。

また、委員会室にもカメラを設置することで、これまで情報を得ずらかった委員会の内容も、音声・映像で情報提供することができるようになります。

本会議場の中継はあっても、委員会室の中継をする議会は少ないと思います。普段は、市職員の各種会議なども行われる部屋ですので、将来的には議会以外でも使用をしていただくことを想定しています。

9月定例会では、議員や操作をする事務局員も慣れていないので、不手際もあるかもしれませんが、一度インターネット中継をのぞいてみてください。