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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

感謝

今年は、各種産業、商工関係の方々と特に多くの出会いがあった年でした。

得意分野である社会福祉に限らず、一般質問を通じて様々な分野にもチャレンジしたことで、新たな出会いも増えたのだと思います。小さな出会いや、繋がりをきっかけに、議会議員活動への要望を戴く機会も増えました。

議員活動を振り返ると、誰かと較べたり、競うことで、悩み始ながら進んできました。今年は、ようやく、人と較べて活動することをやめることが出来たと思います。ただ、一つひとつを丁寧に、真面目に取り組むよう心がけました。

今年の新たな出会いに感謝。出会いを生んでくれた絆に感謝。街の方々に感謝。職場の方々に感謝。市職員の方々に感謝。議員の方々に感謝。親に感謝。妻に感謝。

ありがとうございました。

のぼりべつ温泉 元旦縁起もちつき

今年最後の委員会や忘年会も終わり、今日・明日はご挨拶がてら、街を歩こうと思います。

年末にかけての大雪は大変ですが、木々に積もった雪はとても綺麗で、初めて北海道に来た時の気持ちを思い出します。

さて、登別観光協会から 「元旦縁起もちつき」の案内が来ました。当日は別件のため私はお手伝いできませんが、是非ご来場ください。

場所:泉源公園
日時:平成23年1月1日午前11:15~
「11:15~御神酒・甘酒 振舞
 11:30~子宝もちつき舞 披露
 11:45~紅白もち入り おしるこ 振舞」

※子宝もちつき舞いは、登別温泉の名湯「子宝湯」にちなんで、子宝安産、夫婦円満、家内安全を祈願して昭和57年に誕生した郷土芸能です。


今年は「もちつき」の機会に恵まれて、かなりの回数の餅つきに参加させていただきました。特に、福祉施設や病院で行う餅つきは利用者さんも嬉しそうです。
    


煤払い

刈田神社での煤払いをお手伝いしてきました。

          

1年間の厄を落として、いよいよ新年を迎えます。
我が家の大掃除も、そろそろ急がないといけませんね。


選挙

定例議会も終わり、もうすぐクリスマスですね。昨日は娘達へのプレゼントを買っている所を知人とお会いして、少し恥ずかしかったです・・・

さて、最近は市内の方々への挨拶まわりをしていますが、話題の多くは統一地方選挙。

道議会議員選挙も確実となり、その動向を注視されている方も多いようです。市議選は、現職や前職市議の後継の方、まちづくり活動に熱心な方、元市職員の方、再起を目指す方など、様々な方が立候補者としての「噂」になっています。

私自身を振り返ってみると、おそらくそんな「噂」にも挙がっていなかった存在だったでしょうから、実際の選挙には思いがけない方が突然名乗りをあげることもあると思います。
 
正直、選挙戦は心身ともに、とても苦しいものです。それでも、「選挙」を経たからこそ、この4年間の活動に高いモチベーションを持ち続けることが出来ました。議員としての“覚悟”や“約束”は選挙を経るからこそ生まれるものだと思います。

特に、子ども達や若年層にとって、選挙はダーティーなイメージもありますが、自らも議員も地域市民も一緒になって未来をつくると考えれば、選挙も街づくりの一つです。1票を入れるだけで街は良くなりませんが、1票を入れることで、自らが動く街づくりが始まります。



お知らせ

辻ひろしホームページ

「ひろしTV」をアップしました。「登別のこと イベント紹介」をアップしました。

忘年会

忘年会シーズンに入り、ほぼ毎日が忘年会です。昨夜は、札幌での忘年会に出席しましたが、前後の時間に余裕がなく、滞在時間3時間になってしまいました。

少しづつですが、色々な方との出会いが生まれ、忘年会にお誘いいただける機会が増えたことは本当にありがたいです。

それでも、少し疲れ気味になりそうでしたが、先日は町内会の餅つきで、リフレッシュになりました。

         

餅つきと聞けば、町内会のおじさん、おじいさん皆が張り切りだします。私も張り切って、あいどりをしました。(→HPに映像をアップしています。)
来年の鬼まつりの日程も決まりました。

のぼりべつまちづくりサポーター

のぼりべつまちづくりサポーター(NMS)養成講座が、8月から月1回のペースで、のぼりんで開催されていました。

         

登別でまちづくりに取り組む人材を養成することが目的で、NPO法人モモンガくらぶの方がコーディネーターです。

最終回では、「まちづくり活動の企画をしてみよう」と題して、参加者それぞれの夢の街を描きながら、想像から実践へ組み立てていく手法を学びました。

全5回の講座では、中々参加者が集まらない苦しさもあったようですが、それでも、10名近くの参加者で夢を語り合える場になっていました。

「登別市」に限定して議論をしていると、ついつい近視眼的になってしまいますが、そもそも、まちづくりは個々の想いや夢を描くところから始まります。

議員活動では「街の課題を探し、解決する」手法ばかりになりがちでしたが、「街の未来と夢を描く」議員になりたいなと、気持ちが高まる講座でした。

市民活動センターの機能として、このような講座も、もっともっと活発になると良いですね。

コツコツ。

市内の福祉事業者とお話をしていると、今月より開始された「災害時要援護者避難支援」について、要援護者把握に、福祉専門職が地域と協力して出来ることがないか、とのご意見を戴きました。

災害時要援護者マニュアルは、私が初当選して始めての一般質問で提案した事ですので、とても想い入れがあります。実現まで4年間近くがかかりましたが、それでも「活用される政策」までは、これからの取り組み次第となります。

防災部局や町内会などに限定せず、教育機関や社会福祉機関も一緒に参加できるプログラムとなるよう、更に提言を続けていく必要がありそうです。

もう一つ、一般質問をきっかけに12月~実現につながった嬉しい事例が、「相談室の整備」です。「予算やスペースが無い」との行政の答えが続いていましたが、補助事業がうまく合致したことで、改築整備が実現しました。

          改築前↓

       改築後


我々議員が行う一般質問は、行政がどこまで真摯に提言を検討してくれるかにもかかっています。今回の相談室も、現場での必要性を強く感じていたからこそ、補助事業に目配りをし、実現できたのだと思います。

4年弱と短い中でも、自身の議会質問を読み返してみると、意外にもコツコツと実現や変化があるんだなと感じてきました・・・

屋外非常階段の改善が決まりました

トップバッターでの一般質問を終えました。質疑の結果ですが・・・


件名:徘徊高齢者支援政策について

Q.SOSネットワークについては、一定の成果を得ているものの、連携がおざなりになってきている点を指摘。また、模擬徘徊者捜索訓練を地区毎に実施することで、日ごろから地域に密着した連携を図るように提言。

A.SOSネットワークの現状に課題がある点は認識している。今後のあり方について、各種専門団体と協議検討する。
模擬徘徊者捜索訓練の有効性は高いと考えている。民間団体と協同しての実施を協議検討する。
→質問項目の殆どにおいて前向きな検討協議をする姿勢が示されました。特に、「模擬徘徊者捜索訓練」は苫小牧市での成功事例を直接確認していますので、ぜひとも実施を目指したい想いがあります。私自身も民間事業所に働きかけを行って行きたいと考えています




件名:町内会等との行政事務委託契約締結の見解について

Q.広報誌配布やアンケート調査など、町内会に協力を求める行政事務が増えている。「町内会運営費」の補助金額算定方法が世帯割のままだと、将来的に補助金額に見合わない負担を町内会にかけてしまうことになるのではないか。また、「登別市町内会等の補助金等の交付に関する規則」の協力行政事務に関する規定に矛盾があり、改訂すべき。

A.町内会からは現状の補助金算定方法を換えて欲しいとの要望は無いので、委託契約等の手法に改める予定は無い。規則も現状のところ換えていく考えは無い。
→行政自身が協力を求めている事務について、現状では行政責任が無い状態となっています。「町内会からの要望」ではなく、行政として協力行政事務が適切に実施される環境を整える必要があり、少なくとも「規則」の矛盾点解消を強く求めています。



件名:小中学校施設の耐震状況について

Q.耐震化工事の計画は概ね予定通りと思われますが、耐震化優先度調査などから漏れた、非常階段などの付帯設備が使用不能になっており早期に改善を図る必要がある。また、学校施設以外の公共施設においても屋外階段などの状態を調査すべき。

A.鷲別中学校をはじめとして、使用不能となっている屋外非常階段について、来年度に適正化を図る。鉄南ふれあいセンターでも、屋外設備の老朽化が著しかったので対応をした。その他の公共施設の耐震度調査の際には、屋外非常階段などの状態も同時に確認するように指示する。
→使用不能となったまま放置されていたことは、危機管理体制の甘さがあったと思います。建築基準法だけでなく、消防法においても不適切な状態であり、年毎の避難訓練において消防部局から適切な指導を行うよう求めています。


          @鷲別中学校
  




寺小屋講座で講演しました

社会福祉士会日胆地区支部のお招きにより、市民公開寺小屋講座での講演を行いました。

      

参加者の多くは社会福祉士などの方でしたが、一般市民の方の参加もあり、感謝しております。

福祉専門職の方々にとっては、まだまだ経験乏しい私ですので、いつもとは違う緊張感があります。議会の仕組みや、登別市の社会福祉関係の財政・政策方針などを中心にお話をさせていただきました。

これまでの4年間で、一般質問で政策提言し、いくつかが実現に繋がりましたが、その多くは議場の場以外でも、専門職や市民の方々から行政へと要望を挙げていただけたからです。

このような講座を通じて、市民、専門職、当事者の方々と一緒に、社会福祉からの街づくりに取り組めるようになるのが私の望みでもあります。

今日13時~の一般質問も、市民の方から戴いたご意見を基に調査した内容です。大綱的な質問はまだ得意ではありませんので、結果が分かるような内容になるよう、心がけていきます。

辻ひろしホームページに当日の映像を載せています。→<リンク>

多機能型事業所 すずかけ

旧富士幼稚園跡地を活用して、社会福祉法人恵正会さんによる多機能型事業所「すずかけ」がOpenしました。

        

12月からは就労支援B型のみ実施し、平成23年4月以降は就労移行支援事業を開始する予定です。

同事業所は、民間で実施されていた共同作業所と、市直営の授産施設とが同時に合併移行して始まりました。

旧富士幼稚園は数年間放置されたことで、かなり痛んでいましたが、すべて恵正会の費用負担で最低限の改修が行われました。

市直営で抱えていた事業を移行するにもかかわらず、実益の高い支援策は殆ど実施されないまま移行したことには違和感があります。

例えば、泥だらけの駐車場、周辺違法駐車への未対策、「富士幼稚園」看板の未撤去など、、、、行政が貸主にもかかわらず、最低限の環境整備も行われていないことには、まだまだ福祉政策への無理解を感じる結果となりました。

今後は、恵正会さんのご苦労も多くなると思いますが、利用者さんが安心してこれまで以上の生活を“楽しく”続けられるよう、私も応援しています。



旧富士幼稚園

            
    


すずかけOpen

             
     




12月6日に一般質問をします

平成22年12月3日~議会が開会します。

今回の一般質問(議員個々が市長や市職員に政策提案をしたり、市制のあり方を指摘したりする場)は、12月6日(月)~8日(水)までの3日間で8名が質問します。

私の質問は、トップバッターの12月6日(月)13時~です。
昨日、質問内容の通告(予定している質問項目を事前に市長に知らせること)を下記のとおりしました。


件名:徘徊高齢者支援政策について
(1)徘徊高齢者の実情と支援体制について
(2)今後の支援政策について
(3)認知症の人と家族を支えるSOSネットワーク(かけはしネット)の効果と課題について 
(4)当市でのSOSネットワーク構築への見解について
(5)模擬徘徊者捜索訓練実施への見解について


件名:町内会等との行政事務委託契約締結の見解について
(1)「登別市町内会等の補助金等の交付に関する規則」第4条で規定する、町内会運営助成金の対象経費について
(2)協力行政事務の項目整理について
(3)町内会で実施されている諸事務への行政関与について
(4)行政事務委託契約を各町内会と締結することへの見解について


件名:小中学校施設の耐震状況について
(1)耐震補強工事および建替え計画の進捗状況と次年度計画について
(2)校舎非常階段の耐震状況について
(3)非常階段の耐震化または建替え工事実施への見解について
(4)庇やパイプ等その他の付帯設備の老朽化状況と対応策について

徘徊高齢者への支援ネットーワークは室蘭保健所が中心となった広域システムがありますが、現状は十分に機能していません。苫小牧市でも実践された、模擬徘徊者捜索訓練などを民間団体や市民と共同して実施しながら、実用的なシステムを再構築することを提案したいと考えています。

これまで、町内会への協力行政事務内容(広報誌配りやアンケート調査など)が曖昧で、町内会によって協力内容にバラつきがあったり、実施手法に不明瞭な点があり、内容が見えづらいなどの意見を町内会役員からいただいたことがありました。項目整理と同時に委託契約を締結することで、行政事務の責任所在をはっきりとさせる必要があると考え、提案します。

学校施設の耐震診断は、校舎自体に限定されており、外付け非常階段などの確認は行われていませんでした。実態として、非常訓練にも使用を控えなくてはならないような非常階段もある様子ですので、優先的に補強工事を行うよう、提案をする予定です。