市民活動センター人材育成セミナー「のぼり庵ナイト」(名称が良い!!)に参加しました。

本プログラムは数回クールで、NPO法人モモンガくらぶさんのコーディネートのもと、まちづくりに参画する人材を育成するのが目的です。
そういう意味では、市民活動センターが本来の目的ともしているプログラムです。
今回は「食発信のまちづくり」と題して、望月製麺所さん、冷鮮工房うす田さんの両代表取締役による講話が中心でした。
どちらも、個性的な企業ですが、その個性が生まれたきっかけは、地元資本系のスーパー・商店がなくなり地元に卸せる商品が少なくなったという共通点があります。
ある大型スーパーにも商品は並んでいますが、その商品は一旦札幌まで卸した後にUターンで戻ってきているそうです。
素人からすると違和感のある仕組みですが、先日の学校給食で用いられた「登別牛」も同じく、ほとんどが関東圏で消費されています。その根底には、地元資本スーパー・商店の不在が大きく影響しているようです。
そこで、両社とも大型スーパーに勝とうとする発想よりも、むしろ大型店では用意できない商品・こだわりの商品・柔軟な仕掛けづくりなどを続けることにより、結果的に企業の個性を育ててこられたのではないでしょうか。
「つぶれないために、やり続けるしかない」「ウチは隙間商品をつくりつづけている」とお話しされていましたが、少なくとも、行動し続けることが人脈と見地を広げ、会社としての個性を生み出してきています。
様々なマチづくり活動でも、「そんな事やっても意味があるのか」「ここの地域ではそんなことは難しい」「○○さんがやりたいからやってるだけでしょ」との言葉は何度も聞いてきましたが、いかに知的に論議しても、行動することに勝る人づくりはありません。
究極的には経済効果を考えた活動が重要ですが、マチづくりやイベント活動の裏に隠された「人づくり」効果についても、考えさせられるご講演でした。

本プログラムは数回クールで、NPO法人モモンガくらぶさんのコーディネートのもと、まちづくりに参画する人材を育成するのが目的です。
そういう意味では、市民活動センターが本来の目的ともしているプログラムです。
今回は「食発信のまちづくり」と題して、望月製麺所さん、冷鮮工房うす田さんの両代表取締役による講話が中心でした。
どちらも、個性的な企業ですが、その個性が生まれたきっかけは、地元資本系のスーパー・商店がなくなり地元に卸せる商品が少なくなったという共通点があります。
ある大型スーパーにも商品は並んでいますが、その商品は一旦札幌まで卸した後にUターンで戻ってきているそうです。
素人からすると違和感のある仕組みですが、先日の学校給食で用いられた「登別牛」も同じく、ほとんどが関東圏で消費されています。その根底には、地元資本スーパー・商店の不在が大きく影響しているようです。
そこで、両社とも大型スーパーに勝とうとする発想よりも、むしろ大型店では用意できない商品・こだわりの商品・柔軟な仕掛けづくりなどを続けることにより、結果的に企業の個性を育ててこられたのではないでしょうか。
「つぶれないために、やり続けるしかない」「ウチは隙間商品をつくりつづけている」とお話しされていましたが、少なくとも、行動し続けることが人脈と見地を広げ、会社としての個性を生み出してきています。
様々なマチづくり活動でも、「そんな事やっても意味があるのか」「ここの地域ではそんなことは難しい」「○○さんがやりたいからやってるだけでしょ」との言葉は何度も聞いてきましたが、いかに知的に論議しても、行動することに勝る人づくりはありません。
究極的には経済効果を考えた活動が重要ですが、マチづくりやイベント活動の裏に隠された「人づくり」効果についても、考えさせられるご講演でした。
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