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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

一般質問の日程が決まりました

一般質問(市長はじめ行政に対して、議員個々が政策提案する場)の通告(議長にあらかじめ質問を行う旨と、その内容の項目を知らせること)を行いました。

私の質問日は平成24年3月6日13時~です。
(午前中の質問議員が早く終われば、午前中に始まってしまう可能性もありますが、おそらく午後一になると思います。)

今回は、21名中15名の議員が登壇され、私が議員になってから最多です。市制執行方針など、重要な議論対象が多いことが影響しているのだと思います。加えて、改選期以降、新人議員の方々が積極的に一般質問をされていることも関係しています。議会での議論は傍聴をしてもわかりづらいことが多いですが、一般質問については比較的理解しやすい内容が多く、議員個々の問題意識に基づいて行われるので、議員の「個性」もよくわかります。

3月5日~3月8日まで毎日行われていますので、ぜひ議会中継などをご覧になってみてください。


<質問通告内容>

1.件名 社会生活を円滑に営む上での困難を抱える若者への支援について

(1)当市における若年無業者数推移と傾向
(2)当市における不登校児童数の推移と傾向および支援
(3)当市におけるひきこもりの実態と支援
(4)当市における新卒者および若年者の就労実態および支援
(5)「子ども・若者育成支援推進法」に対する見解と同法に応じた取組への見解
 


2.件名 安心・安全な給食の提供について

(1)アレルギー対策の実態と今後の取組について
(2)食材の産地表示について
(3)放射線対策について
(4)給食に対する保護者・子どもからの要望とそれらへの回答・取組について
(5)学校給食センターの将来的整備方針について

観測史上№1

登別の観測史上最大の大雪となりました。みなさんのご自宅も大変だったのではないでしょうか?

登別地区の除雪ボランティア“雪はね隊”も、昨日中に何とかすべてのご自宅を終えることができました。始めてみると意外に出動日数が多く、登別青年会メンバーもサラリーマンが多いので、出勤前の早朝にやらざるを得ないなど、結構苦労は多いですが、やりがいもあるボランティアです。

登別商店街の買い物支援宅配事業「宅ちゃん」の付加サービスも兼ねたボランティアなのですが、除雪依頼の登録が増えるに従って、最近は「宅ちゃん」の利用者数も伸びてきているようです。

有償の福祉サービス(買物支援)と、無償の地域福祉サービス(除雪ボランティア)とを組み合わせた実験的な取り組みですが、相互が利用者ニーズを補完しており、まずまずの手ごたえを感じています。

高齢の母親と視覚障がいの中年者の二人暮らしなど、特に社会保障サービスや訪問支援などを利用していないながらも、見守りや支援が必要な家庭が存在している場面にも多く出会います。これからの春・夏にかけては、除雪・氷割だけでなく、草刈りなどを通じて繋がっていく仕組みも考えなくてはなりませんね。
     
さて、靴下がビシャビシャになりながらも、議会会派での予算審査の勉強会を行いました。質問項目は大体決まりましたが、これからさらに過去の決算審査での答弁などとの整合性を調べたり、現場の意見などを聴取していかなければなりません。

毎年、この時期は忙しくなりますが、日常活動での意見や想いをぶつけられる機会にもなりますので、頭に様々なアイデアが生まれてくる時期でもあります。もし、平成24年度予算や事業などについてご意見がありましたら、ぜひご連絡ください!

2012市制執行方針

収賄容疑による室蘭市職員の逮捕が、全国報道されています。逮捕者の中には登別市在住の方もいることから、数日前から自宅周辺に報道関係者が待機しており、周辺住民の方々にとっては不安も強かったようです。

さて、そのような重苦しい雰囲気の中で、平成24年度定例会が開会し、予算審議の準備も本格化してきました。来週月曜日までには一般質問もまとめなければなりませんので、眠れない日々が始まっています。

次年度の政策方針を述べる市制執行方針も発表されました。感想としては、小笠原市長就任4年間の中で、最もまとまった内容でした。政策全体を注意深く網羅した内容となっており、おそらく各担当部局と綿密な打ち合わせを行い、行政職員による十分な吟味も行われたのだと思います。

個人的には、小笠原市長の個性的な市制執行方針も嫌いではなかったのですが・・・

主な内容は・・・・
<危機管理の強化>

●津波避難ビルの指定。年次計画により現在の3倍量の食糧を備蓄。
●学校施設の耐震化を最優先とし、鷲別小学校を防災機能などを兼ね備えた複合的施設として検討する。
●本庁舎などの耐震補強・改築について民間資金等の活用を視野にいれ研究する。

<見守る福祉の増進>

●「(仮称)登別市福祉のまちづくり条例」「登別市地域福祉計画」を平成24年度中に策定。

<子どもの幸せを育む>

●鷲別・若草地区の地域子育て支援拠点の開設に向けた検討を行う。
●公立保育所の将来運営について民間の活用を念頭に、総合こども園構想なども含めて関係機関と前向きな協議を進める。
●放課後児童クラブについて、小学校6年生まで対象を拡大することを検討。
●「(仮称)登別市景観・緑化条例」の平成24年度制定を目指す。

<地域経済の振興>

●誘客活動やスポーツイベント、各種大会の誘致活動などに積極的に取り組む。
●公共事業について、工事請負費に重点的な予算配分をした。
●公共事業について、7月末に全体の60%発注率を目指す。
●登別ブランド推進協議会では、ブランドの推進、販売促進、ご当地グルメの研究、新商品の開発を行う。
●当市生乳の乳質を維持・向上させるための事業に対する支援を行う。
●「農村滞在型余暇活動機能整備計画」についてこれまでの実績を検証し、次期計画についても検討する。

※平成24年度予算案からは見えてこない内容を主にピックアップしました。内容も出来るだけわかりやすい表現にしていますので、やや正確性に欠ける部分もあるかもしれませんが、“参考内容”としてご理解ください。

御礼

今年度の議会フォーラムが無事に終了いたしました。お忙しい中、ご来場いただいた皆様には、感謝申し上げます。
     

また、伊達市議会、室蘭市議会からも傍聴にお越しくださり、ありがとうございました。

5回目の開催となりましたが、開催の度に様々な手法を変えて実施してきました。今回の手法ついても、改善を求めるご意見も頂きましたので、次回につながるよう議会での話し合いを行います。

全体の感想としては、議員自身もかなりの緊張感を持って臨めたと感じています。私自身の場合は、これまでの活動において、気づきの浅かった視点等々についても、ご指摘をいただけました。

さて、今日から平成24年第1回定例会が開会します。年初めの議会では市長と教育長から、年間の政策について執行方針が発表されます。

13時~議会中継でも放映されますが、発表直後に市HPに掲載されますので、ぜひご覧ください。

昨日、登別市青少年問題協議会委員副委員長に任命されました。総務・教育委員会委員長への当職です。主に、青少年の非行問題・補導状況や、不審者対策などについて協議する委員会です。委員は行政職員ほか、校長会や警察の方などが所属されています。
     

昨日の報告では、補導件数は年々減少していることが報告されました。しかしながら、近年では、外を徘徊せず“たまり場”となる屋内で喫煙や飲酒、ネットによる中傷行為などが潜在化してきている点について指摘されています。

また、今年のように大雪が続くと、除雪された雪山による死角が多くなり、不審者出没の危険性やそり遊びによる事故発生の可能性が高くなってきていることも懸念されています。


2012議会フォーラム

議会フォーラムの1日目が無事に終了しました。

今回は議員が2班に分かれての開催ですので、議員10名程度のチームで開催しています。昨夜は、他の会議等々に重なった都合もあって、婦人センターでの参加者は8名程度と少なかったのですが、その分、身近にお話がしやすかったとも感じています。

フォーラムの意義は参加人数よりも、意見交換と報告をさせていただける場を保障することにあると私は考えていますので、参加者が1名でも続けていきたいです。もちろん、参加人数を増やせるような取組も頑張らなくてはなりません。その点においては、広報内容に反省を感じています。

さて、今夜2月21日も18時~登別市民会館と鷲別公民館で開催予定です。

議会運営委員会副委員長としての司会進行と、総務教育委員会委員長としての報告・意見交換と、役割が重なっているので、頭がパニックになりそうな時もありますが、落ち着いてお話できるように気をつけます。。。。どうぞ、ご来場下さい。

先週末は室蘭のだんパラスキー場で開催された「第2回雪像ゆきまつり」を見学しました。注目されていたスノーバーも、終了後に取り壊すのがもったいないぐらい、驚きのクオリティーです。登別も負けてられません!
     

もう一つ。札幌ドームで開催された札幌モーターショー2012も見学しました。実はあまりモーター系に関心が高くはなかったのですが、初めての開催ということで、朝早く行ってきました。
           

大手コンセプトカーの展示だけでなく、室蘭工業大学や道内企業による技術紹介のブースもたくさんありました。

参加企業の方にお話を聞くと、商業的効果ももちろんありがたいが、道内技術企業にとっては、モーターショーを通じて技術を洗練させていくことへの期待感にこそ意味があるそうです。

当然、まだまだ東京モーターショーと同様とはいきませんが、これから徐々に道内企業もイベントも熟練していくと良いですね。


平成23年度議会フォーラム

今年度も議会フォーラムを開催します。

今年度も実施手法を若干変えながらの開催となります。昨年は委員会毎の分科会方式でしたが、今年は21名の議員を半数ずつに分けて2か所同時開催の合計4か所での実施となります。

これまでの委員会毎の活動報告に加え、予算案についても簡単な概要説明と、意見交換の場を設定いたしました。

日時:平成24年2月20日(月)
   14時~温泉・カルルス地区(登別温泉公民館)
   18時~登別地区(婦人センター)

   平成24年2月21日(火)
   18時~幌別地区(市民会館)
   18時~鷲別地区(鷲別公民館)


    

私は登別地区と鷲別地区を担当しています。総務・教育委員会委員長と、議会運営委員会副委員長としての役目を与えられていますので、当日は進行担当が中心になると思います。

「議会活動報告」
「意見交換」を主軸に進行する予定ですので、お時間をつくって是非ご来場ください。

年々、来場者は少なくなってきていますが、来場人数に限らず常に報告と意見交換の場を保障することが大切だと考えています。今の行政や議会が、どこに興味をもって動いているのか、情勢についてコンパクトに知っていただく機会にもなると思います。

公共事業

実は1週間ほど体調を崩していました。仕事はしていましたが、夜は殆ど静養させていただき、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

今週に入ってからは体調も戻ってきましたが、病院の検査結果では心配された異常はありませんでした。当初、特定疾患疑いとなり、正直、落ち着きませんでしたが、とりあえずは否定されてホッとしています。

風邪以外の病気は殆どしたことがないので、これまで病気になる不安というのはありませんでしたが、実際になってみると、今後は気を付けなければと考えるようになります。。。。(反省)

さて、平成24年度予算案が示され、来週からは定例会が本格始動します。

今年の予算案の特徴の一つに、公共事業費関連予算が増額していることがあります。その中身を見てみると、改修・修繕に係る予算も多く、市内の公共設備・施設の老朽化が進行してきているのを感じます。

これまでの「公共事業=造る・開発」から、徐々に様相が変わってきています。コンクリートから人へのキャッチコピーが現実に即していなかったのも、公共事業=開発だけに着目されていたからです。

登別市の建物や設備は財産でもありますが、長期的に見れば負債でもあります。例えば、公共下水道整備の際に将来の人口予測や住宅配置を見誤り、その維持費・更新費が大きな負債となっているマチもあります。

おそらく、景気浮揚を意識して公共事業関連予算が増額されたと思いますが、中には市長選挙との関係性を疑問視する声もないことはありません。そのことには、あまり興味はありませんが、むしろ、公共事業の中身が、一般的に考えられているような開発型公共事業とは異なる点には着目していきたいと思います。

火葬場の広域連携

ずいぶん暖かくなり、久しぶりに雨が降りました。

さて、最近の行動ですが、今年も湯かけ合戦に参加したり、地元幼稚園・保育所や小学校に豆まきにいったりと、季節行事を満喫することが多かったです。

そんな中、数日前から若干体調を崩してしまい、昨日の白老町議会との合同研修会も情報公開・広報に関する報告をさせていただきた後は、直ぐに帰らせていただきました。主催いただいた白老町議会の皆様には大変申し訳ありません。

体調が悪いと、意欲もなくなり、頭もまわらず、、、、体調管理は大切ですね。

少し、小難しい内容かもしれませんが、西いぶり広域連合議会定例会・委員会で提案される内容が示されましたので、掲載しておきます。

○広域連携調査について

 現状の電算やごみ処理以外にも、広域連携で取り組めることはないかこれまで協議が行われていました。

結果、火葬場の開設について、室蘭市・伊達市・壮瞥町の枠組みで具体的な検討が始まっています。登別市は既に平成16年に登別市葬斎場を新築していますので、この連携に加盟することは、まずありません。

ごみ処理に加えて、登別市だけが加わらない広域連携が増える可能性があります。もちろん、それぞれのマチの事情によって、不必要な連携に加わる必要はありません。しかし、連携項目が増えるにしたがって、例えば職員給与の案分などについて、公平性が不透明になりがちですので、注意が必要です。

ちなみに、その他にも「介護保険事務」「国民健康保険事務」「生活保護事務」が検討されていましたが、結果はすべて実現困難なようです(正式には平成23年度中に発表されます)。

行政計画

「新年会」と冠された行事で、私が出席予定のものはすべて終了しました。様々な懇談の場は、たくさんの方々から、いろいろなご意見をいただける場にもなり、貴重な気づきの機会をたくさんいただけました。ありがとうございます。

さて、行政から「第3期登別市障害福祉計画(素案)」 「登別市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画(案)」「登別市環境基本計画(案)」が議会委員会に示されました。

登別市に限らず、行政経営の主流は「計画」に基づき実施される傾向が強くなっています。私自身も、根拠と経過を管理・監視しやすい計画行政はとても重要と考えています。

市にはたくさんの計画がありますが、これまではそれぞれの部署毎にしか管理されていませんでしたので、市民には解りづらいとのお声もありました。今は市役所HP内の「計画」<リンク>というバナーで一元管理され、調べやすくなっています。

もちろん、重要なのはその計画の実現性や結果の検証になります。各種計画を細かく見てみると、“意気込み”だけを示して、実現性に乏しい目標数値があてはめられていたりする箇所がいくつかあります。

反対に、今回の障害福祉計画のように、障害者自立支援法廃止および新法成立の可能性があるとして、前計画を殆どそのまま継承しているものもあります。特に、法律に基づいて策定される計画は、「登別市」としてのイデオロギーが弱い傾向にあるように感じます。

より具体的な「計画」を示すことは、一つひとつの事業や市民要望に対する優先順位を市民に明示することにもつながります。緊縮財政が続く中、財源を理由に対症療法的な答えを導き出すよりも、計画を示した中での行政経営であれば、より市民にも解りやすいのではないでしょうか。

今回提案された各種計画については、まだ詳細を読みといている途中ではありますが、関心のある方がいらしゃれば、資料のコピーとご説明に伺いますのでご連絡ください。