橋下市長の従軍慰安婦に関する発言などについて、先日釈明会見が行われました。
その論理や内容については同意しかねる部分も多くありましたが、それよりも気になったのは、一連の発言から始まった報道から、その発言批判しか情報が入ってこないことです。もちろん、報道だけでなく自身の周囲の方々と会話をしてみても、強い批判の声を多く聞きます。
そんな中では、そもそも従軍慰安婦問題とは何なのかを、(特に)私たち世代以下が考えていく機会すら与えられていないようにも感じてしまいます。
これから参議院議員選挙に向けて憲法改正論議も始まると思いますが、おそらく今回の問題もからめて、戦争の歴史的経過を中心とした世論にまとまってくることが予想されます。
戦争の歴史経過を丁寧に理解していくことは必要ですが、これからの未来に向けて法制の行く末を探る中においては、戦後日本人が歩んできた経済発展や倫理観・民度の変化についても、改憲議論の軸に入れていく必要があると思います。
橋下市長の発言そのものとは一致しない事ですが、ここまで徹底的な批判をされる事例が重なる程、タブーについて政治家が発言していくことの多くが致命傷になりやすいと理解され、科学的議論を試みる政治家は益々少なくなってくるのではないでしょうか。
もっと関係のない話に飛んでしまうかもしれませんが、登別市のような地方自治体においても、被災地の広域ごみ処理問題を市民に積極的に発信していくことが、一種タブー視されていた時期があったと記憶しています。
今後、間違いなく構えている人口減少問題から始まる学校統廃合、公共サービスの圧縮などの議論についても、市長や議員が積極的に発信していこうとする先に安易な批判が待ちかまえているならば、大衆主義による「空気を読む」市長・議員が求められるマチが全国で増えてきてしまうのではないかと想像してしまいます。
その論理や内容については同意しかねる部分も多くありましたが、それよりも気になったのは、一連の発言から始まった報道から、その発言批判しか情報が入ってこないことです。もちろん、報道だけでなく自身の周囲の方々と会話をしてみても、強い批判の声を多く聞きます。
そんな中では、そもそも従軍慰安婦問題とは何なのかを、(特に)私たち世代以下が考えていく機会すら与えられていないようにも感じてしまいます。
これから参議院議員選挙に向けて憲法改正論議も始まると思いますが、おそらく今回の問題もからめて、戦争の歴史的経過を中心とした世論にまとまってくることが予想されます。
戦争の歴史経過を丁寧に理解していくことは必要ですが、これからの未来に向けて法制の行く末を探る中においては、戦後日本人が歩んできた経済発展や倫理観・民度の変化についても、改憲議論の軸に入れていく必要があると思います。
橋下市長の発言そのものとは一致しない事ですが、ここまで徹底的な批判をされる事例が重なる程、タブーについて政治家が発言していくことの多くが致命傷になりやすいと理解され、科学的議論を試みる政治家は益々少なくなってくるのではないでしょうか。
もっと関係のない話に飛んでしまうかもしれませんが、登別市のような地方自治体においても、被災地の広域ごみ処理問題を市民に積極的に発信していくことが、一種タブー視されていた時期があったと記憶しています。
今後、間違いなく構えている人口減少問題から始まる学校統廃合、公共サービスの圧縮などの議論についても、市長や議員が積極的に発信していこうとする先に安易な批判が待ちかまえているならば、大衆主義による「空気を読む」市長・議員が求められるマチが全国で増えてきてしまうのではないかと想像してしまいます。
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