先日、ある企業さんのところで、「メンタルヘルス」について小さな講演をさせていただきました。“気分障害”とよばれる、特にうつ病と仕事との関係についてです。
その中で、「Facebookをやっていると気が滅入る時があるけど、これは鬱ですか?」といった趣旨のご質問を受けました。
話には聞いていましたが、“SNSうつ”といった言葉もあるそうです。具体的にFacebook自体が原因でうつ病と診断された方は存じませんが、それ自体が恒常的に心の負担になっている方は実際にいらっしゃるようで、少し驚きました。
SNSは日常的にお付き合いのある友人だけでなく、学生時代の同級生や、さらにはライバル会社の動向など、知り合いの人間が活躍する情報を事細かに得られるようになりました。
投稿する側も、周囲に認められたいという“認知欲求”が動機となり投稿していますので、当然、周囲が「すごい!」と思うような内容を投稿するようになります。
それらの内容を、SNSを通じて自分と較べた時に、不安感や劣等感に苛まれることが負担感へとつながっていくようです。
ささいで、くだらないと感じる方もいるかもしれませんが、仕事や家庭がうまくいっていないなど、日常生活に不安を抱える状態の時には、深刻に感じてくる問題なのだと思います。
私自身もFacebookに参加していますが、“認知欲求”に支配されないように気を付けなければなりませんね。
その中で、「Facebookをやっていると気が滅入る時があるけど、これは鬱ですか?」といった趣旨のご質問を受けました。
話には聞いていましたが、“SNSうつ”といった言葉もあるそうです。具体的にFacebook自体が原因でうつ病と診断された方は存じませんが、それ自体が恒常的に心の負担になっている方は実際にいらっしゃるようで、少し驚きました。
SNSは日常的にお付き合いのある友人だけでなく、学生時代の同級生や、さらにはライバル会社の動向など、知り合いの人間が活躍する情報を事細かに得られるようになりました。
投稿する側も、周囲に認められたいという“認知欲求”が動機となり投稿していますので、当然、周囲が「すごい!」と思うような内容を投稿するようになります。
それらの内容を、SNSを通じて自分と較べた時に、不安感や劣等感に苛まれることが負担感へとつながっていくようです。
ささいで、くだらないと感じる方もいるかもしれませんが、仕事や家庭がうまくいっていないなど、日常生活に不安を抱える状態の時には、深刻に感じてくる問題なのだと思います。
私自身もFacebookに参加していますが、“認知欲求”に支配されないように気を付けなければなりませんね。
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