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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

ふうたんぬるい

登別市若手職員の視察研修に同行させてただいています。

佐賀県庁で行っている「協働化テスト」をはじめ、市民協働のあり方にかかわる研修を中心に行っています。福岡~佐賀~長崎と移動していますが、各自治体の職員の方々とも交流させていただく中で、人脈もいただけて感謝です!

市民協働は行政・市民・議会など立場によってその理解が異なることが多く、共通認識にはまず目標となる在り様を考える必要がありますので、今回の視察は良い機会となりそうです。

遅ればせながら九州国立博物館も視察させていただきました。

ところで、「ふうたんぬるい」って分かりますか?博多弁だそうですが、ニュアンス的には”どんくさい”、北海道弁でいうと「はんかくさい」に近いのかな??

「ふうたんぬるかね~」と言われて、意味が分からずびっくりしました。

各地域にいくと、思いがけず方言に出会えるのがうれしいですね。

そういえば、北海道にやってきてバイトをさせていただいたケーキ屋さんでは「ゴミ投げといて」と言われてびっくりしました。逆に、関西弁の「ほかす」が分からないと言われてしまいましたが。。。

地域おこし協力隊

昨日から「移住」バナシが続いてしまいますが、

先日、道内のある首長さんとお話をしていた際に、「地域おこし協力隊」の方が事業終了後も移住を決めてくれたと喜んでいました。

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が都市住民を自治体職員として受け入れ、地域おこし活動の支援や、農林水産業や観光産業の応援、住民の生活支援など、地域協力活動に従事してもらい、あわせてその定住・定着を目指すものです。

総務省からは、人材1名につき報酬費等に上限350万円、活動費等に上限150万円までの財政支援があり、概ね1年以上で最長3年までの延長が可能。全国でも受け入れ人数が最も多いが北海道です。

昨年度末の総務省アンケート調査では、全国100名のうち50名以上の方々が都市から地方部へ移住され、中にはそのまま起業された方もいます。事業としてはまずまずの成果と言え、今後は、その定着率が注目されています。

ここ登別市においても、平成25年から2名の方を受け入れ、活動していただいています。

「地域おこし協力隊」は、特定政策を専門に担ってくれる人材を財政支援を受けながら雇うことが出来るため、受け入れ自治体にとってはメリットの高い事業です。しかしながら、そもそもの目的の一つである「定住・定着を目指す」まで意識して職場環境と整え、サポートしている自治体は多くはありません。

今回お聞きした自治体では、協力隊員を単に特定政策に対応する臨時職員として活動させるのではなく、その人材をいかに定住化させることが出来るかまでを意識するよう、指示していたそうです。

具体的には、協力隊員を市内民間企業へ積極的に紹介するだけでなく、時には(公益性の高い)民間企業活動も手伝わせていました。更には、オフィシャルの活動ではありませんが、いわゆる「飲み会」のセッティングや「パートナー探し」までサポートしていたそうです。

それだけの意識とサポートをしてきての移住ですから、首長さんが喜ぶのも分かりますし、定着してくれる可能性も高いかもしれませんね。

人材不足

最近、切に感じるのですが医療・介護職の人材不足が全市的・西いぶり圏域において深刻化してきています。

特に介護職については介護事業所が増加傾向にあるのに対して、管内の養成施設等の受講生・卒業生が大幅に減少傾向にあることも影響しています。

この問題は単に医療・介護業界だけの問題にはとどまりません。現在の地方の雇用減少に歯止めをかけているのが医療・介護分野だからです。国勢調査による産業別の就業者数を約10年比較で調べてみると、産業全体では沖縄・東京を除くすべての地域で減少しているのに対して、医療・介護分野の就業者数のみ全地域で増加しています。

つまり、ここ登別・西いぶりにおいても医療・介護の雇用吸収力が、地域の人口減少を緩やかにするに貢献してきているといっても過言ではありません。

しかしながら、医療・介護にかかわる各種制度変更の影響や、登別市から最も多い転出先でもある札幌市において、高齢化が進行してきている影響が大きくなってきています。

札幌市は1972年の冬季オリンピックを境に当時30~40歳代の世帯が大量に転入して都市圏を構成したマチです。今、その方々が高齢者となり、2010年比較で2040年には65歳以上が1.74倍、75歳以上は2.23倍まで増加すると予想されています。そのような中、札幌市の介護関係事業所数は急増しており、併せて20~30歳代・女性の介護人材の札幌市流入が増加傾向にあるようです。

各地域の人口構成・推移から予測するに、今何らかの策を講じなければ、西いぶり→苫小牧市→札幌市→本州都市圏へと段階的に医療・介護人材の流出が深刻化し、北海道全体の課題となっていきます。

全道的にみて西いぶり地域は、医療・介護事業規模としては恵まれている地域です。特に登別市は介護事業規模に対して介護保険料を低額に抑えている点も、市民生活の観点からは恵まれており、登別市への転入を検討している方にアピールできる点と言えます。

移住政策は得てして、そのターゲットがあいまいな場合が多いですが、当市においては医療・介護職人材の移住をサポートする政策を検討することも必要ではないでしょうか。

インターネット選挙

衆議院議員選挙を控えて、登別市民にとって身近な選挙においては、初めてのインターネット選挙導入です。
   街頭演説アーニス
そもそも公職選挙法は事例の積み重ねによって各種規制が加えられてきていますので、かなり煩雑な内容となってしまっています。

例えば、よく選挙期間中にお叱りをうける「選挙カーによる名前の連呼」

公職選挙法第140条の2では「何人も、選挙運動のため、連呼行為をすることができない」となっています。

じゃあ、ダメでしょとなりそうですが、その続きでは「ただし、演説会場及び街頭演説(演説を含む。)の場所においてする場合並びに午前8時から午後8時までの間に限り、次条の規定により選挙運動のために使用される自動車又は船舶の上においてする場合は、この限りでない」となっています。

その他の条文と併せても、自動車以外の選挙運動は認められておらず、時々みる「自転車やリヤカー」での選挙運動“ぽい”活動は、あくまでも移動するために使用されているだけであって、自転車に名前を掲示したり、自転車上から拡声器を使用したりすることは禁止されています。

つまりは、車両を停止しての街頭演説意外には、選挙カーによる名前の連呼しか出来ないのです。

そのほかにも、「選挙期日後の挨拶行為」
第178条では「何人も、選挙の期日後において、当選又は落選に関し、選挙人に挨拶する目的をもつて次に掲げる行為をすることができない」となっており、例えば、選挙後に事務所前に「当選御礼」と掲示したり、「たくさんのご支援ありがとうございました」とご挨拶することが禁止されています。

それでも、インターネット選挙が解禁となり、これまでは出来なかったホームページ・ブログ・メール等で選挙後にご挨拶をすることが認められるようになりました。

そもそも、インターネットだけ認めることによる法律の整合性がどうなっているのか疑問がありますが、少なくともインターネット選挙解禁により一般社会・時事の常識にあわせた活動が柔軟にできやすくなることは歓迎されます。

一般的な有権者にとっては公職選挙法の内容自体に興味はないでしょうから、候補者自身がしっかりと調べて、行動を決めていく必要があります。この点においては、ほとんどを自分自身で用意・活動していくことになる市町村選挙における新人立候補者を減らしている原因かもしれませんね。

IR

苫小牧青年会議所さん主催の「苫小牧の未来を考える~IR(カジノを含む統合型リゾート)の討論会」を拝聴させていただきました。
     
     苫小牧IR2     苫小牧IR1

IRについてはその形態や目的が多岐化していることや、カジノの是非や思想性により議論が散見しやすいテーマです。

そのような中、苫小牧JCさんでは推進派・反対派双方に細やかな配慮をしながら議論されていました。特に、衆議院解散によりIR推進法案が廃案になったこともあり、行政が主体的となった議論のステージをつくりづらい状況を踏まえて、民間議論を主体に市民が見識をもてるように、機会を提供された今回の企画はとても有意義なものであったと思います。

私自身はIRについての知識が乏しいこともあり、学びの良い機会だと参加させていただいたのですが、今回の議論を拝聴して、もう少し自治体をまたがった議論も必要ではないかと感じました。IR是非においては、その「経済効果」が議論の中心になりがちですが、そもそもIR実現の目的や長期的に期待される効果は「観光産業の強化」にあります。

IR実現の有無は別として、北海道・胆振・日高における観光産業強化にむけて、自治体という“ピース”にとらわれない政策づくりの好機がここにあるのではないでしょうか。

ちなみに、新幹線開業にむけた「nittann地域戦略会議」にかかわる方々も、新幹線開業そのものよりも、この機会をどう活用するかを意識された活動に取り組まれており、IR論議と通ずるものを感じます。

ボージョレ・ヌーヴォ2014

登別青年会主催でボージョレ・ヌーヴォ2014 解禁パーティーを開催しました。

      ボージョレ20142

登別青年会は登別駅前地区を中心とした若手メンバーで構成されたマチづくり団体で、市内でも歴史が長い団体です。今は卒業された青年会メンバーの発案で数年前から続けていますが、開始当初から市内の異業種・多団体との交流の場になっています。

今年も、登別のみならず室蘭市からも多くの方にご参加いただき、1時間近くかけて夜中にご参加いただけるのは本当にありがたいです。。。みなさん、ありがとうございました!

ところで、ボージョレ・ヌーヴォについては、各種報道をみるに人気が落ちてきているようですね。一昨年から比べて輸入量は22%減少。それだけ“ワイン”が日本人の日常生活に馴染んできたとの見方が多いそうです。

ワインが高級イメージの飲物から、自宅で飲むお酒に変わってきたのには、北海道のローカルコンビニ「セイコーマート」の影響も大きくあると思います。セイコーマートでは創業者の時代から元酒販営業マンとしてワイン販売に力を入れており、現社長は十勝ワイン生みの親のご長男という縁もあり、ワインに対する想いは特別のようです。

北海道は加工専用醸造用ぶどうの生産量が日本一。ワイナリーも全道にもあり、これから益々増えていきそうです。一度、ワイナリー訪問ツアーをやってみたいですね(ダレか付きあってください)。

チャーメン

JC仲間に教えてもらった、「チャーメン」を食べてきました。
      チャーメン

地元出身者からすれば今更らしいのですが、私は初めてで、かなり美味しかったです。稚内市や岩内町でも馴染みがあるご当地メニューのようですが、あんかけタイプが主流なのに対し、室蘭では写真のタイプが主流だそうです。

「塩焼きそば じゃないの!?」と言われそうですが、食べてみると“塩焼きそば”とは違う、何とも言い難い独自性があります。よって、チャーメンはチャーメンです!

以前に「ラーメンサラダって冷やし中華じゃないの!?」と言われたこともありますが、ラーメンサラダはラーメンサラダです!
      ラーメンサラダ一平

市民に寄り添う議会

道内の市町村議会議員、自治体職員、民間企業職員などによる勉強会「グリーンシード21」が20周年を迎えました。市議会議員になって間もないころ、先輩議員からのお誘いを受けて入会した会です。

今思えば恥ずかしいのですが、「議員ってこんなにも勉強しなきゃいけないんだ」と、初めて例会に参加した時に感じたのを覚えています。今現在も、会員皆さんの地方自治・マチづくりに対する見識の高さに、プレッシャーを感じながら参加しています。

     グリーンシード20周年2   グリーンシード20周年1


今回は記念講演として山梨学院大学法学部教授 江藤俊昭氏による「新たな議会の役割の到達点と課題」についてお話しをお聴きすることもできました。議会改革というと、「議員はもっと仕事しなさい」「市民の意見をききなさい」「市長に対抗しうる組織力をつけなさい」といったお話しを聴くことが多いのですが、江藤氏は、議会が修正すべき行動内容を具体的、現実的に示したお話しをしていただける方です。

微妙な言い回しになりますので解りづらいかもしれませんが、昨今叫ばれている「市民の意見を聴く」議会ではなく、「市民に寄り添う」議会を提案されています。このことは、住民自治の広がりや時代の変化を敏感に捉えた考え方であり、私自身共感するところです。

公共施設等総合管理計画

「公共施設等総合管理計画」という小難しい名称の計画策定が、地方自治体で少しづつ動き出しています。

総務大臣の説明では、「地方公共団体が、厳しい財政状況や人口減少等の状況を踏まえ、公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点をもって、公共施設等の維持管理・更新を行うための計画」と位置づけており、平成28年度までに全国市町村で99%以上の自治体が策定予定となっています。

つまりは、各自治体の事情に応じた公共施設マネジメントのあり方を計画することを目的としています。得てして、政治的判断に左右されがちな公共施設整備について、中長期的な計画を策定することで一定の客観性や継続性を担保することも目的の一つなのかもしれません。

登別市においても、おそらく次年度予算・若しくは今年度補正予算に計画策定関連の議案が提出されるのではないでしょうか。

最近、「消防支所」をはじめ、「道の駅構想」「集会所」「立体交差道路」など将来的な公共施設整備について、行政懇談会や町内会、商工業者、商店街など様々な場面で議論されてきています。私自身も活動の中で新たな公共施設整備について提言を進めている事案があります。ただ、それらの議論と総合管理計画策定に向けた作業とが必ずしもリンクしていかない様子が感じられます。

計画策定自体は行政の仕事ですが、まずは、市民と行政が公共施設マネジメントに係る基本的考え方を共有できるような場面を増やしていきたいですね。


以前にもご案内しましたが、平成26年12月6日(土)16:00~登別婦人センターにて「地方自治体における公共施設マネジメント」と題した講演会を開催します。講師は総務省からご出向されている北海道大学 原田賢一郎教授です。

人脈づくりにもなる場ですので、マチづくりに関わられている方や、公共施設整備に関係する提言に関わられている方など、多くの方にぜひともご参加いただけると幸いです。
※締切11月30日 お申込みはメールやコメント等で辻までお願いいたします。

わかもの支援

「のぼりべつ生活支援者勉強会」の例会でした。

春~夏にかけて数回、生活困窮者自立支援法に係る研修を企画するために立ち上げた勉強会ですが、その後も各自「おススメ」の人材を誘い合っての交流会を続けています。特に、生活支援に携わる職種についた新入職員さんの参加が多いのですが、新人さんと10才以上の年の差が出てくると、私が“若手”の枠に入れるのも僅かかもしれないと寂しくなりますね。。。

それでも、多種多様な職場の人間が集まると、登別市への若年層定着や、就労のあり方、社会保障の世代間格差などが話題になり、ヤル気のある若者でも登別で頑張れない実情について、熱い話しにもなります。

最近、若者支援を政策テーマに掲げるマチも増えてきました。「若いんだから、支援なんぞ受けずとも、頑張れ」といった声が聞こえてきそうですが、登別においては高齢化率とほぼ同一水準で労働者人口が減少してきています。登別の未来をみれば、何もしないまま若者が消失していくことは看過出来ません。

比較として高齢者向け政策も大切ですが、登別の人口減少傾向に対しては「若者支援」に係る政策の重要度は高いにも関わらず、今現在、登別で行われている政策・事業量をみると、かなり乏しい分野になってしまっています。市民の関心度が低いことや、選挙における争点になりずらいなどの原因が推測されますが、まずは、私自身が強い興味を持って取り組んでいきたいと思います。

まちなびステーション

登別商店街での1か月限定で行っている“ゆる~い 商店ゼミナール”が好評です。

      マチの駅チラシ
普段はなかなか住民と接する機会のない商店・会社も参加して、ショベルカー体験や、洗車講習、たたみづくりの見学会など、意外と(?)登別商店会にも多種多様なお店があって楽しい内容になっています。

”ゆる~い”がポイントですので、店舗職種に関係なく、“店主の息子による姉妹都市交流の報告会”や“塗装・燃料屋さんでの書道体験”など、異色の内容もあります。

本来は、住民と店主の交流機会をつくって、その後の来店者増加へとつなげていく手法ですが、登別商店会による本事業の場合、普段は商店会活動に関わりの薄い店主でも、一つの事業に協働で参加することで「商店街」としての連携意識を養う機会ともなっている効果を感じます。“まちゼミ”のようにルール決めをきっちりやれとご指摘されそうな気もしますが、“ゆる~く”やっていくことも、そんなに悪くはないかもしれませんね。

   ぽおら3   ぽおら2
「ぽおら喫茶店」さんでは、抹茶たて体験を実施。普段もセット500円で提供していたのですが、今回を機に、ご希望の方には茶筅を使っての抹茶たて体験をしてもらうことも可能になりました。

のぼりべつ世界一大きな絵

NPO法人アース・アイデンティティ・プロジェクトの活動でもある、「世界一大きな絵」について、登別での作画がすべて終わりました。

「世界一大きな絵」は、国際交流などを目的に1996年にスタート。縦1メートル、横5メートルの白い布に自由に絵を描き、されらを全国・世界中の絵と繋ぎ合わせるものです。今回は、サウジアラビア王国と日本の国交樹立60周年に合わせ、来年夏に東京ドームでの展示を目指して活動しています。最終的には世界の子どもたちが描いた絵を50メートル四方につなぎ合わせます。

登別では教育委員会・各小学校や、学校法人 登別立正学園様と、子ども達のご協力により実現しました。ありがとうございます。 

余談にはなりますが、各小学校での作画風景を見ていると、各学校の教育方針や姿勢、子ども達の言動には、それぞれ特徴があることに気づかされます。それは、教員としての姿勢・方針だけでなく、地域の世帯構成や歴史などの特徴による影響もある様子で、これだけ狭い登別市においても色濃く出ていることに驚きました。

    大きな絵幌別小大きな絵登別小



●登別市内で作画した5枚の絵を繋ぎ合わせるボランティアさんを募集します

平成26年11月24日10:30~ 登別観光協会(登別市登別温泉町60番地)3F 

天気がよければ地獄谷前での記念撮影を予定しております。是非ともご協力ください!
※裁縫道具一式のご持参をお願いいたします。

本棚

とっても良い出会いがありました。

白老町で長く福祉職を務められていた方が、一昨年お亡くなりになったのですが、生前、公的扶助を中心に社会福祉のありとあらゆる分野の研究をされていたそうです。その方の書籍には、大量の専門書が残されていました。

書籍棚1書籍棚3書籍棚4

友人を通じて奥様から書籍譲渡のお話しがあり、お伺いしたのですが、まさしく「お宝」ともいえる希少価値の高い書籍だらけでした。個人で戴くのはあまりにも勿体ないのですが、一般書籍としての寄贈には目録が必要など、なかなかハードルが高く、奥様も困っていたようです。

そこで、北星学園大学で公的扶助を専門に研究されている先生にご相談したところ、研究資料として先日すべてお引き受けしていただくことができました。段ボール100箱分。福祉現場の仲間みんなで、整理~箱詰めまで手伝っていただけたおかげでもあります。みなさん、ありがとうございました!

我が家の本棚も結構な積み上げになってきています。整理しないとダメだなと痛感させられました。。。

登別青年会 ボジョレー・ヌーヴォーパーティー2014

今年もやってきました!登別青年会主催によるボジョレー・ヌーヴォーパーティー。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日に合わせて行う、人材交流パーティーです。公的機関や民間企業、医療福祉職や商工労政技術職など、他分野人材が交流できる貴重な機会になりますので、普段、まちづくりにかかわる方も、そうでない方も、ぜひ遊びに来てください。

青年会メンバー一同、徹夜でおもてなしさせていただきます!
         

      H26ボジョレーポスター
日時:11月19日(水)22時~25時
場所:やきとりの一平登別店
飲み放題・食べ放題4000円

※先着60名様のため、参加希望の方は極力早めにコメント・メール等で辻までご連絡ください。なお、送迎バスのご利用も事前予約制となっております。下記時刻表をご参考にお申込みください。
        ボジョレーバス時刻表

消防職員協議会 講演

登別市消防職員協議会主催の勉強会で、2日間の講演をさせていただきました。

     消防職員協議会講演1    消防職員協議会講演2

テーマは、うつ病や自殺問題など、職場におけるメンタルヘルスについてです。日本においては、中高年層のうつ病発症率、自殺率共に高く、就労者における心の健康は身近に考えていかなくてはならない課題です。また、阪神淡路大震災・東日本大震災等を機に、災害時支援者(消防職員・自衛隊員・行政職員・医療福祉職員等)の心のケアについての必要性が見直されるようになってきています。

特に、消防職員においては日常の救急業務などにおいても、凄惨な現場に遭遇することが多く、中にはトラウマ(心的外傷)を負う事例もあります。市民にとっては強く・安心できる存在である消防職員も、一人の人間として当然感じうるストレスや不安、混乱などの中で業務に取り組まれています。

うつ病等を発症してからの治療・復職支援も大切ですが、それよりもまずは日常業務において生じうるストレスやトラウマに対して適切に対応できるよう、セルフケア(自身や仲間同士でのケア)・ラインケア(管理職によるケア)が必要であることを理解した取組みを、組織として考えていくことが求められているのではないでしょうか。

私自身、講演の依頼をいただけたおかげで、市議現職時代に感じていた消防職員の現況や現場の抱える不安・課題などについて、実際に意見交換等ができる機会ともなりました。協議会の方々に感謝申し上げます。

公共施設マネジメント勉強会のお知らせ

少しづつ寒くなってきましたね。

さて、私が通っている北海道大学公共政策大学院では社会人学生を中心とした自主研究会活動を行っているのですが、来月初旬に登別での勉強会を行うことになりました。

テーマ:地方自治体における公共施設マネジメント
講師:北海道大学公共政策大学院 原田賢一郎 教授
日時:平成26年12月6日16:00~17:30
場所:登別婦人センター(登別東町3丁目6-7)

公共施設マネジメントについては、公共施設老朽化や人口減少社会の課題がある中、地方部における公共サービスの取捨選択判断について、住民議論を含めどのようにしていくべきかを考える機会にしたいと考えています。

講師の原田先生は総務省から出向されている方で、三重県菰野町の副町長も務めた経歴の方ですので、政府の示す見解と地方部の関係性についてもお話しいただける予定です。

当日は、厚生労働省から出向されている教授や、大学院同窓生でもある民間企業役員、北海道庁・道内自治体職員として活躍されている方々もお越しになる予定です。講演だけでなく、人脈形成にも役立てることが出来ればと企画いたしましたので、多くの方にご参加いただけると幸いです。

お申込み:本ブログメッセージ等で辻までご連絡下さい。締切は11月30日まで、参加費500円です。

亀田記念公園

先日、亀田記念公園(登別市富岸町3丁目)に久しぶりに行きました。ちょうど、紅葉が綺麗でしたよ。

どうでも良いんですが、オモシロ発見がいくつかありました。
     さかながさかなを「鳥っぽい木」
     木の鳥「魚に足が?歩いてる?」

ところで何をしにいったかと言うと、、、ある企画の事前調査でした。
    愛着はぐくみ事業
11月15日(土)朝9時30~小学生以下の子どもと保護者を対象に、亀田公園をフィールドにした自然体験や、災害に備えた予備知識のお知らせなどを企画しています。

謎解きゲームなどで子どもが楽しく遊んでいただくことができる内容になっています。ぜひご参加下さい!
        
主催は一般社団法人登別室蘭青年会議所で、市民の愛着を育む事業継続を目指しての初企画です。

議会に風穴を空けたやつら、その後

「議会に風穴を空けたやつら、その後」(陽太千裕著)が発売されました。

北海道内の地方政治家13名の活動や、その考察、未来展望などについて書かれた本です。私自身についても掲載されています。書店予約やネットショップで購入できますので、ご参考までにリンクを下記に掲載させていただきます(※リンク先ショップでの購入を推奨する意図ではありません)。


議会に風穴をあけたやつら、その後議会に風穴をあけたやつら、その後
(2014/11/01)
陽太 千裕

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最近、あまり良い印象のない地方議員ですが、私にとっては強いやりがいと使命感を感じる尊い仕事です。統一地方選挙が近づいてくる中、立候補を検討している方にもぜひお読みいただければ幸いです。

暴力

福祉施設における虐待防止研修に参加してきました。福祉施設での暴力や虐待については、ずいぶんと顕在化されてきましたが、事件化されないものも含めると相当数存在することが推測されます。

児童、高齢者、障がい者虐待・DV・いじめ・体罰・交通事故など、「社会」が存在する以上、様々な場面で暴力や虐待は存在し続けます。様々な法整備や行政・民間の取り組み等で、防止に向けた法整備や加害者への厳罰化を求める意見も多くなってきました。

一方で、その被疑者に対して、共感・同情はするものの「いじめられる側にも問題がある」「暗い夜道を一人で歩いていたのも悪い」「殴らないと解らない」「現場の実情としては(体罰・虐待が)仕方ない部分もある」といった意見も根強くあります。おそらく、倫理上は否定されるようになっても、その内面や本質的課題への取り組みはいまだ不十分なままだからだと思います。差別問題とも近い欠陥がそこに存在していることを感じます。

虐待やいじめ、DV、体罰など様々な暴力問題は、その他の生活課題と相互影響していることも多くあるのですが、行政構造上、なかなか連携が取りづらい課題も抱えています。あくまでもイメージですが、「暴力防止条例」のように包括的な制度整備についての必要性は高く、将来的な提案に向けた準備をすすめたいと思います。

おまけ、、、
研修が行われた苫小牧市民会館。いつも思うのですが、当施設の車止めはみょうに可愛いくて、芸術的です。
苫小牧石像3象?

苫小牧石像2羊?

苫小牧石像1後姿も可愛い?