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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

登別商店会の未来

「どうなるどうする商店街の未来~若者・女性の力~」と題して、石山商店街信仰組合の古内一枝様にご講演をいただきました。登別商店街会員・町内会員・行政・市議会議員・別商店会員など、様々な方に参加いただきましたが、特に女性の参加を多くいただけたことに感謝です。

どうなるどうする商店街2 どうなるどうする商店街1

主催の登別商店会では、昨年より商店会員・非会員ふくめて地域の女性達による女性部が立ち上がりました。マチづくり活動の主体である個店が減少する中で、以前のように男性中心の活動には絶対力の減少・視点の偏りなどの問題が生じてきています。また、「世代交代」をしようにも、若者店主が減少しており、若者だけでのマチづくりにも限界があります。

その点において、女性の力・若者の力・既存の力がどのような集結力・役割分担をもって、活かされていくかが、登別地域活性のポイントになるのではないかと考えていました。

今回ご講演いただいた古内様からは、数々の商店街・地域活性化の活動について、「自分の商売にも大きく関係するから頑張れる」「どんな小さなことでも、効果や結果が見えることに取り組むことで、仲間が増える」と話され、世代や性別に関係なく、各々が役割と責任をもって取り組む姿勢が何よりも大切と紹介してくれました。

また、"イベント"の実施が特定の人材間で集結してしまうような自己満足ではなく、それが商店街・地域という組織やエリア何らかの効果を与えることができたかを見極めることも大切のようです。

古内様はなんともエネルギッシュな方で、特に女性部の方々は勇気づけられたようです。懇親会に参加いただいた古内様からは、登別地域の人材力の多さをお褒めいただきました。これからも登別地域、もっと元気になりますよ!

自己紹介@YouTube

いつかやってみようと思っていた自己紹介映像をつくりました!

       
未編集映像ですので、あまり上手ではありませんが、ご覧いただけると幸いです。今後も不定期にはなりますが、政策提案等の映像もつくってみたいと思います。

立看板を新しくしました

いわゆる「立看板」を新しくしました。

      H27立看板1

心機一転、気合が入ります。ついでに髪も心機一転しました
ちなみに看板を見た方から、看板の大きさが「辻」の実物大とのご意見もいただきました。。。。ほんとだ!

元々は支援者もおらず、公職選挙法も解らずからスタートしている癖で、看板立てや書類作成など、大体の事は自分で行うようにしています。が、この時期の看板立ては地面が凍っていて、結構な重労働でした。。。。お手伝いいただいた友人に感謝します。
      H27立看板2     H27立看板3

商店街の未来

「どうなる どうする のぼりべつ 商店街の未来」講演会を企画しました。
日時:平成27年2月26日(木)18:00~
場所:婦人センター(登別東町3丁目6-7)
主催:登別商店会


       登別商店会主催講演会h2702(※クリックで大きくなります)

講師は札幌市の“石山商店街振興組合 常任理事 古内一枝様”です。石山商店街では、コミュニティーサロンの運営や、毎月2回の朝市、まちゼミなど、様々な活動に取り組まれてきました。その中で、古内様は商店街の活性化だけでなく、未来のあり方について提案・実行してきた方です。

今回、講師をお願いするにあたり、特に「女性」と「若手」がどうあるべきかを考える機会にもしたいと考えました。その点においては、とてもエネルギッシュな女性ですので、商店街の未来を考えるのにきっと有意義なお話しをきけると思います。

商店街関係者の方々だけでなく、行政、マチづくり団体の方等、多くのご参加をお待ちしております。

※お申込みはチラシお問い合わせ先か、本ブログ・Facebook等のコメントにてご連絡ください。

トラックラッピング

白老・登別トラックラッピング実行委員会での活動が大詰めになってきました。
        トラックラッピング実行委員会H2702
以前にもご紹介しましたが、登別・白老が自治体枠を超えてのマチPRのため、両マチ協働でのトラックラッピング実現に向けて、1年間動いてきました。紆余曲折、いまだに色々と苦労する事案が出てきていますが、行政職員含め実行委員会のメンバーみなさんが「実現させるためにはどうすれば良いか」を自発的に考え、動いてくださるので、とても助かっています。

正直、ここまで参加者全員が前向きに協議してくれる会は早々ありません。ある若手の方の発案から始まったことですが、それぞれが一定の責任を覚悟しながらの参加をしてくださっているのが、とても伝わってきます。

デザインは実現までのお楽しみにしたいのですが、すごく良いものが出来上がりそうですよ~。

自転車操業予算

登別市の平成27年度当初予算案が発表されました。詳細な資料はまだ手に入れていませんが、市長の説明いわく「自転車操業」の予算案となっているそうです。

登別市では産業の大部分を公共事業費が担ってきただけに、これまでも、そしてこれからも続くであろう公共事業の圧縮傾向に対する不満は大きくなっています。このことに対しては、公共施設の改修・耐震化などの事業を優先しながら、関連企業の理解を求めるしかないのが現状です。それに加えて、市民による「満足度」を上げるためには、町内会や障がいのある方向けの政策など、新しい政策もアピールしなければなりませんが、今回の新しい政策予算をみると、単独ではやや疑問がもたれそうな事業費も示されているようです。

財源確保には「市税を増やす」ことが最も大切ですが、現状では好転する要素も少ないようです。

このように、中々苦労も多い予算の現状に対して、私自身も市民の方々に十分な理解と納得が得られるような説明と政策を訴えていく必要があると感じています。しかしながら、行政の取組姿勢として、民間商業者や技術系企業・観光産業関係企業等が、国・道・民間法人助成金をどの程度活用されてているのかについて積極的に把握していくことも大切ではないでしょうか。

つまり、経常経費でガチガチな予算の中において、「夢」を実現させるには、より広域でより多様なお金・モノ・人の活用に想いを巡らせる必要があることを、行政が市民に提案するとともに、支援をしていかなくてはならないと私は考えています。

今回の目玉の一つ(?)でもある町内会への財政支援拡充についても、その目的について一定程度の理解は出来ますが、そもそも「人数割り」での助成金額の算出が適切なのか、議論を呼びそうです。また、最近では町内会向けの各種助成金メニューも増えてきていますが、実際には情報を得る術も、申請報告する術も、”想いを政策にする”術も、多くの町内会は持ち合わせておらず、十分な活用にはいたっていません。このことは、町内会に限らず、民間企業や市民においても同様です。

ヤル気のある町内会や市民・企業が、市外の人脈やお金を活用してもらうためには、行政が政策集団となるべく工夫が不可欠であると考えますので、今後の訴えの中で、私自身の提案も深めていきたいと思います。

旧正月

来週2月18日~24日は中国での旧正月だそうです。さっぽろ雪まつりの影響もあり、登別温泉が活気づく時期です。

登別駅前通りも、週末を中心に観光客の人通りが多くなってきました。先日、商店街活性化推進事業と絡めて、駅前通行量調査を行いましたが、歩行者の約6割が観光客というデータが出ています。これまで、駅前商店街のターゲットはあくまでも地元住民でしたが、日常生活を大切にしつつ、観光客も顧客ターゲットとしていくことは、登別駅前特有の強みになるのかもしれません。
       事務所前
そんなことを思ったのは、私の事務所に道案内で訪ねてくる観光客の方がいらっしゃたからです。結構な方が訪ねてくるようですが、もしかして“観光案内所”と勘違いされているのかも。。。。見た感じそんな雰囲気に見えないこともないような。。。

「生活」に根づくイベント

1月末から続く「鬼まつり」も、昨夜の登別温泉での湯まつりを最後に締めくくられました。

私もフンドシ一丁で参加しましたが、ブログでの写真掲載は自粛しておきます。。。
    GH有志の会

今年は、いつもの取り組みに加えて、高齢者向けグループホームの支援者有志が集まって、市内全グループホーム豆まきも行われました。普段は、マチづくりや観光振興に直接携わることのない方々ですが、新聞報道や飲食店等で鬼まつりの取組をみて、“ぜひやってみよう”ということになったそうです。全市的に行ってきた鬼まつり・豆まきは、徐々に市民「生活」にも根付いてきているようで、嬉しく思います。

ぜひ来年も実施したいですし、できれば、障がい者等も含めた福祉施設全体の取組みに広げていきたいですね。

マカロン

本年度、市役所に入職した方々によるプロジェクトチームの報告会をお聴きする機会がありました。
      市職若手プロジェクトチーム
新年度に入ってすぐ、市長の発案で「登別を代表するスイーツを完成せよ!」とのプロジェクトを指示されたそうです。実際には模擬的要素が強い印象ですが、温泉街を歩いたり、市内菓子店に意見を聴きにいったり、既存の調査データを調べたりと、様々な調査活動を踏まえて提言されていました。

プロジェクト自体がザックリしているので、当事者の新入職員さん達もご苦労したようですが、1年間もの間、同じメンバーでアレコレと話し合う機会があったことは、きっとこれからの仕事に活きてくるでしょうね。今回の報告会の場も、市民との交流・人脈形成の一助となったのではないでしょうか。

報告会を受けた商工会議所青年部としては、これまでにも「食」をテーマとした地域産業の掘り起しを検討してきただけに、ぜひ具体的に実現して欲しいとの想いがあります。ご提案の“マカロン”、市役所若手プロデュースの形でも良いので、ぜひ実現にむけて次年度も続けてくれると嬉しい活動です。

加藤菓子舗さん

年明けから早くも2月の節分となります。

悲しい出来事ですが、1月一杯で登別商店街の「加藤菓子舗」さんが閉店されました。職人でもある店主のご高齢が理由です。洋菓子屋さんに較べて和菓子屋さんの数自体もどんどん減っており、寂しい限りです。
      加藤菓子舗
商店街の有様については、経済学の視点で「殿様商売」と揶揄されることも多いのですが、個店の集まりである商店街は地域風土を形づくり、マチづくりの下支えの集団ともなります。もちろん、時代に即した変化が大切ですが、その手法や土壌づくりに取り組むのは、商店主のみならず「政策」の仕事ではないでしょうか。

近日中に、札幌商工会議所・札幌市内郊外商店街での取組事例をテーマに、地元商店街向け講演・研修会を企画する予定でいます。道内“一人勝ち”と言われる札幌市内でも、郊外商店街の実情は厳しく、その本質は登別市と同じです。詳細は改めてご案内いたしますが、特に「女性」や「若手」がどうあるべきか、皆で考える機会となれるよう企画を進めています。

西胆振消防組合でのメンタルヘルス

西胆振消防組合の方々へ、「消防職場におけるメンタルヘルスと職場復帰」と題した講演をさせていただきました。消防組合の方々には貴重な機会をつくっていただき、感謝申し上げます。

     西胆振消防講演2   西胆振消防講演1

今回の講演は消防長をはじめとする管理職の方々や、現場職員の方々が入り混じっての研修となっており、組織的なメンタルヘルス対策についてお話しをさせていただける機会となりました。これまでは、管理職に対してのみ、現場職員に対してのみといったように、対象が分かれている場合が多かったのですが、双方が同じ講習を受ける機会を設けられる姿勢はとても大切だと感じます。

丁度、講演前に自衛隊員の方とも意見交換をさせていただく機会があったのですが、「非常時支援者」となる方々の心の健康について、一般的にはあまり注目されていません。東日本大震災の際に、被災者への慰問活動を行った芸能人は多数いらっしゃいましたが、支援者に対しての慰問活動を行った芸能人は、ある2組の方々だけだったそうです。

支援者としての使命感を糧に、身を粉にして支援を行うことだけを「美学」とするのではなく、家族も仲間もいる支援者達の労働安全を守る取組みについては、多くの見直しが求められています。