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ひきこもり町おこしに発つ

今週土曜日までの4日間、秋田県内を中心に市議会の生活・福祉委員会行政視察に出張させていただいてています。

昨日は秋田県由利本荘市鳥海町笹子地区の「小さな拠点」を視察。人口減少問題が多くの地域で課題になる中、道の駅や診療所、介護保険施設、公営住宅などを集約化し、中心市街地とコミュニティーバスで繋げた集落を「小さな拠点」と位置づけ、国土交通省からも先進事例として紹介されてきています。

笹子地区の事例は、実際にお伺いしていみると北海道の地域性とはことなる居住形態であるものの、一気に集約されている点では面白い取り組みです。ただし、すべてが「行政」直営・三セク・指定管理者などで運営されている点は気になりました。おそらく、他の地域で同じようなことをしようと考えても、行政コストが莫大なものになりそうですし、結局は地方創生関連の交付金等ありきの計画になってしまいそうです。由利本荘市担当職員の方からは、今後、福祉施設等を指定管理者制度へと移行していくことは検討されているが、(過疎的)地域住民の心情を考えると、民間参入の促しや譲渡については中々進めることは難しいとお話されていました。

今日からは秋田市での「自殺総合対策事業」、湯沢市での「地域包括ケアシステム」、藤里町での「ひきこもり支援」の現地視察をさせていただきます。

特に、藤里町での取り組みは以前より視察をさせていただきたいテーマでした。事前に「ひきこもり 町おこしに 発つ」を読ませていただきましたが、地域課題の発掘→発展的政策を社会福祉協議会が中心になって取り組んだ本事例は、多くの気づきをいただけそうです。
ひきこもり町おこしに発つ

議会の情報公開

湿気も多く、蒸し暑いですね。本州の方々にとっては、大したことないかもしれませんが、私もすっかり北海道人の体質になってしまいました。。。。毎週末の鬼花火も、汗びっしょりです。
        H27鬼花火

さて、昨日は「議会だより編集委員会」でした。第2回定例会の内容記事を精査する作業ですが、登別市では原稿作成~修正まですべて議員で行っています。その進め方には、もう少し効率性を高める必要もありますが、発行責任が明確な点においては、良いことと考えています。

ところで、本年度の「議会だより編集委員会」では、議会だより発行だけを仕事とするのではなく、議会の「情報公開」のあり方についても検討を行うことになりました。例えば、議会の委員会で行政から配布される各種政策・事業の説明資料などを、ホームページに掲載することなどについても、今後検討されることになります。

議会の“情報公開度”は常に精査して、広げていく必要がありますが、その感性はより市民感覚でなくてはなりません。その点において、半数以上が初当選議員で構成される「議会だより編集委員会」には期待をいただけるものと思います。

私も今回、積極的に当委員会に所属させていただきました。どのような議論やアイデアが出るのか、楽しみです。もし、皆さんからも「こんな情報を公開すべき」とのご意見をいただけると幸いです。

「わくわく広場2015」ありがとうございました

”わくわく広場2015”が無事に終わりました。私は副実行委員長という気楽な立場でしたが多くのスタッフやご協力いただいた方々には楽しい時間をつくっていただき、感謝いたします。

特に今年は、マリンパーク二クス25周年、わくわく広場25周年、鬼花火10周年、市政施行45周年と周年が重なっての特別イベント満載となりました。特にマリンパークニクス城前での鬼花火や、デンマーク王国友好都市ファボー・ミッドヒュン市との交流イベントなどは実行委員長の強い想いが実現の原動力となりました。
     H27わくわく1     H27わくわく2
     H27わくわく3     H27わくわく4

さて、イベントの後片付けもありますが、昨夜は久しぶりに札幌での「北海道若手市議会議員の会」を通じて、道内の若手議員さん達と意見交換をさせていただくこととが出来ました。併せて、財務の勉強会開催にむけての講師ご依頼など、少しづつですが“受け身”の活動から、自発的な活動に勘が戻ってきている気がします!

胆振管内での人口減少問題

胆振総合振興局と胆振管内選出の道議会議員・市町長・議長との懇談会に出席してきました。

テーマは「胆振管内における人口減少問題対策の取組みについて」

私からは、議会として地方創生等調査特別委員会を設立した経緯と、行政の取組み概要について報告させていただきました。
        H27胆振管内意見交換会
管内での関心事はやはり、地方創生総合戦略かと思いきや、もっと現実的に現在進行中の市町における各種事業を紹介される方が多かった印象です。特に、「町」からは、子育て支援住宅による移住者数や、100円タクシー(コミュニティータクシー)などの事業実績をきけたのは有意義でした。人口減少問題に対しては、「住宅政策」「交通政策」をキーワードにしている自治体が多いようですし、人口規模が小さければ、小さいほど、より具体的な政策が進行しつつあるように感じます。

出席者の中からは、合計特殊出生率を高める政策の必要性を提案される方もいました。私は、都市部において出生率を向上させる政策の必要性は理解できるものの、地方部においても同様の政策がどれほど効果的なのかは、やや懐疑的です。むしろ、若年層世代をターゲットに、自身がマチの住民と実感されるような、帰属意識が育まれる政策を優先していくことが、人口減少を緩やかにする術ではないかと考えています。

子育て政策と称して、「○○無料化!」という政策が散見されるようになってきていますが、こういった政策が「子どもを産もう!」というインセンティブになるのか、無料が行政サービスの利用意識を育むことになるのか、そもそも子ども達の将来にメリットがあるのか、冷静な議論も必要だと思います。

わくわく広場2015 プログラム

いよいよ今週末には「わくわく広場2015」がマリンパーク二クス前で開催されます。

今年は、イベント通算25周年に加えて、マリンパークオープン25周年、市政施行45周年、鬼花火開催10周年など記念すべき節目ということもあり、様々な特別イベントが同時開催されます。

夜の観覧車や、二クス城前での鬼花火、マリンパーク内での宝探しゲーム、路上プロレスにプロの太鼓奏者やハワイアン奏者など、2日間ず~~と楽しめますので、ぜひご家族でご来場ください

7月19日(日)10:00~21:00/20日(祝)9:00~17:00
詳細なプログラムは写真をクリックしてください。お待ちしております!
     H27プログラム1
     
H27プログラム2

埋もれた人材

議会での一般質問が続いています。

昨日は佐藤議員が、登別市の介護政策を網羅的に質疑され、今後介護サービスの充実と人材確保が課題になる点について議論が行われました。その中で、介護従事者の人材確保の問題に対応すべく、今後早急に、結婚等を機に介護従事者から引退した人材を再研修し、現場に復帰できるように支援していきたいとの考えが示されました。

いわゆる「埋もれた人材」が復職できるようにサポートをしていきたいとの考えです。過去にも看護師の人材不足に対応すべく、取り組まれた手法でもあります。

今後、ますます「高齢化率」が上昇していく中で、介護サービスのあり方や、人材確保は深刻な問題となってきます。特に、勘違いされやすいのですが、「高齢化率」は上昇しても、「高齢者数」は減っていく問題です。登別市では65歳以上は2020年、75歳以上は2025年をピークに人口が減少していきます。
         H2707登別高齢者人口
   
介護サービスがここまで充実してきた経過には「民間力」の活用があります。民間市場に委ねる以上、そこに収益性があるかは重要な要素であり、「高齢者数」が減少すれば、それだけ「顧客」も減少します。特に、施設サービスなどは建物の減価償却期間などを考えると、今からサービス量を増やすにはギリギリの時期に来ているとも言えます。

つまり、民間力による介護サービス量は、ここ数年が登別市のピークともいえます。

もし、今以上の介護サービス充実を目指すならば、日本創生会議が提言した「高齢者の地域移住」政策も、あながち無視できない提言なのかもしれません。

いずれにせよ、介護従事者の人材不足は深刻化してきており、この問題は雇用問題としての取組も重要であることから、今後は市保健福祉部局のみならず経済部等の参画も必要になってくるのではないでしょうか。

登別中学校渡り廊下を平成29年度建替え

一般質問を終えました。この2年間、マチでの声や気づきを、議会の場で伝えていくことが出来ない悔しさを感じてきていましたので、感慨深い時間でもありました。

ちょうど、新採用の市職員さんたちも研修の一環として見学されていましたので、さみしい思いをすることなく質問させていただきました

かなりざっくりになりますが、概略を掲載させていただきます。

●登別中学校の渡り廊下は構造耐震指標IS値0.07、CTU・SD値0.08と、市内公立学校施設等における耐震診断結果の中で、際立ってもっとも低い数値であることから、早期に対応すべき。
A.平成28年度に実施設計、平成29年度に解体・建築工事を行う。

●インターネット選挙運動解禁に伴い、選挙にかかわる広報活動にICTを活用していくべき。例えば、立候補者届における履歴書などをホームページに掲載すれば、聴覚・視覚に障がいのある方も情報を得やすくなる。
A.次回の選挙より「選挙公報」をホームページに掲載する。その他の活用方法も検証実施していきたい。

●投票権18歳への引き下げに伴い、市行政においても18歳~の行政参加・まちづくり参加を推進していくべき。
A.(市民ニーズアンケートなどの)アンケート調査の対象年齢を18歳まで引き下げるよう、実施段階での検討を行うようにする。
H2706一般質問2

●登別市交通安全条例が時事・地域性に応じていない。また、条例に基づく計画策定の内容に諸々の課題がある。
A.交通安全条例の改正を視野にいれた検討をすすめる。交通基本法に定めるところの「市交通安全対策会議」の設置を検討する。

●市内で愛好者が増加傾向にあるスポーツ車(ロードバイク等)の交通安全啓発を交通安全計画に盛り込むべき。加えて、一昨年から開催されている自転車イベント「北海道いぶりロングライド」を活用して、スポーツ車の交通安全啓蒙にも取り組むとともに、北海道交通安全条例に基づき北海道・北海道警察等へも協力を求めていくべき。
A.参加される自転車の多くはスピードが出るものがほとんどであり、交通安全啓蒙の対象となる。今後、自転車が「加害者」となる場合も想定した計画策定を行い、交通安全施策としての啓発活動についても、同イベントが活用できるか検討する。

Appendix

プロフィール

辻󠄀ひろし

Author:辻󠄀ひろし
辻 弘之 (つじ ひろし)
2007年・26歳で登別市議会議員初当選。市議2期を経て、2012年末の登別選挙区北海道議会議員選挙に立候補するも惜敗。2015年、歴代最多得票にて市議3期に当選。

現 職:
医療法人社団千寿会法人本部、障がい者グループホーム アザリア・カワセミ・ヤマセミ勤務。北海道大学公共政策大学院卒。

資格:社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・社会教育主事など

所属:(社)登別室蘭青年会議所/登別商工会議所青年部/全国若手市議会議員の会/北海道自治体学会/グリーンシード21/登別青年会/日本社会福祉士協会/登別ケアマネ連絡会/登別自衛隊協力会など

家族:妻・長女・次女(中学校1年生 双子)

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info@h-tsuji.com

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