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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

2016→2017

2016年を終えようとしています。職場での仕事も先ほど終え、無事に大きな事故やトラブルもなく1年を終えることが出来そうです。
      
今年は、先輩議員が亡くなったことにより、新たな女性議員が仲間として加わりました。現市長も3期目に当選をされるなど、市政に直接関わりの深い選挙が続きました。
昨年初当選された市議会議員の方々を含め、新たな議員さんを中心に、皆さんの言動一つひとつがキラキラと輝いており、様々な気づきをもって日々を過ごされているのを見るに、羨望してしまっている自分もおりました。あらためて自分の過去のブログを読み返してみたりして、様々な事柄に謙虚かつ貪欲となるべく、新年に向けて気持ちを新たにしております。
家庭では、双子の娘達が中学校に入学。別々の中学校に進学しましたので、生まれてから24時間365日ずっと一緒に過ごしてきた2人が初めて離れることになり、心配もしましたが、最近では、むしろ姉妹の仲が深まってきたようです。お互い、部活動も頑張っており、学生生活を充実させることが出来ているようでホッとしています。
今年の出会いと絆に、心より感謝申し上げます。

なめるな、慣れるな、手を抜くな

クリスマスも過ぎ、あとは年越しを待つばかりの方も多いのではないでしょうか。

私は、市議会としての年内会議も少なくなってきたので、後援会の方々を中心に、ご挨拶がてら1年間の活動報告チラシをお配りして歩いています。

刈田神社さんの煤払いや、町内会の餅つき大会など毎年恒例の地域行事ごとも一つひとつ終えてきています。
      H28すすはらい       H28もちつき

今年一年が、本当に努力を怠ることなく過ごした1年になったのか、自戒していますが、過ぎてしまえば、もっと出来たことや、やるべきことが沢山あったのではないかとも思います。ただ、多くの方々のお支えにより、あたりまえの日々を重ねることが出来ていることには、いつも感謝の念にたえません。

最近知ったのですが、ある俳優さんの父の言葉で(仕事を)「なめるな、慣れるな、手を抜くな」という教訓があるそうです。

仕事に向き合う姿勢として、とっても良い言葉ですね。

みんなの語り場@12月

本日も「辻ひろしとみんなの語り場」開催します!

      語り場ビラ

今日のテーマは、昨日議会質問をさせていただいた「障害者差別解消法」について、「認知症高齢者の実態」についてを中心にご報告いたします。併せて、13年ぶりに“否決”された議案についても、情報提供をさせていただく予定です。

18:30~登別婦人センター1Fでお待ちしております。

先日行われた第12回「障害者週間記念事業」で、日本工学院北海道専門学校さんご協力により行われたペットボトルキャップアートでの写真を送っていただきました。
     H28障がい者週間
たしか私がキャップをハメた時は、まだ完成していなかったはずで。。。。素晴らしい合成加工です!結構な手間もかかったと思いますが、ありがとうございます。ハガキで届いた時は笑ってしまいました

     H28障がい者週間2

今年も同事業のカラオケ大会で審査委員を務めさせていただいたりと、楽しかったです。特に、登別明日中等教育学校の生徒さん達は、合唱だけでなく個人カラオケにも参加してくれた生徒さんもいて、とっても盛り上がりましたよ。また来年の開催を心待ちにしています!

福祉避難所を年内に指定

先日おこなった一般質問では、障害者差別解消法施行を受けての具体的動向についても質疑しました。

具体的な動向としては下記の通りです。
●避難行動要支援者(障がいや高齢、妊産婦、幼児など)が長期の避難生活を強いられる場合に、必要な配慮や支援が行える「福祉避難所」を登別市総合福祉センターしんた21に指定する事務を本年度中に進める。

●福祉避難所に限らず、各地域避難所においても障がい者や、外国人などに配慮した備品の設置を検討する。

●本年度中に「地方公共団体等職員対応要領」(市役所職員が障がい者に対する合理的配慮を行うためのマニュアル)を策定する。

●障がい福祉部局のみならず、全庁的に障がい者に対する「合理的配慮」がなされているか、再確認を行なう。


障害者差別解消法で強くうたわれている「合理的配慮」とは、障がい社が抱える社会での生活のしずらさを、社会の課題ととらえ、必要な内容と量を社会が主体的に配慮する考え方です。

例えば、登別市職員募集要項には、障がいの有無を尋ねる項目がありますが、その情報の使途については明記されていません。当事者の立場から想像すると、募集申し込みに障がいを記載すれば可否に影響するのではないかと恐れるのではないでしょうか。本来、障がい有無の記載を求めるのであれば、それがどのような合理的配慮に必要だからかを記載する必要があります。例えば、身体障がいによる歩行障がいがあるのであれば、試験会場のバリアフリー状況を確認したり、会場整備を行うのに必要なので情報を求めるといった趣旨の記載まで必要があります。

障害者差別解消法の本旨は、障がい福祉サービスの充実ではありません。当事者も含め、社会全体でコミュニティーの強化を目指す法律であることを再認識していだき、まずは行政サービス上において各々の部局が自身の業務改善に眼を向けていただくことを願っています。

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議会質問を終えました。

今回は、今年10月に認知症を原因とした徘徊により発生した、死亡事故を受けての質問を行いました。さらに、昨年度から2名の方が認知症を原因とする徘徊により、未だに行方不明であることも明らかになっています。

もし、警察庁発表のデータと同一であれば、昨年度中に所在未確認の認知症の方は全国で150名おり、その中の2名が登別市である可能性が高い状況です。全国の2/150名という数値は驚異的な高さです。行方不明者が続いた段階で、もっと深刻に課題認識をする必要がありました。

登別市では近年、児童虐待により2名の子どもが亡くなり、毎年20~30代の若者が自殺で亡くなり、昨年度は自殺者の半数が70代以上となりました。そして本年、認知症を原因に市民が命をなくしました。この方々の共通点は、「救える命」であったことだと思います。

登別市の各種政策は、他自治体と比較して、決して後進的ではありません。しかし政策の結果として、亡くなった方がいた事実には向かい合い、より強固なシステムづくりに取り組むべきです。

亡くなった方は、社会に声を上げることもできず、「当事者団体」と呼ばれる存在もありません。放置され、社会の無関心から、そのまま忘れ去られる可能性もあります。だからこそ、行政が眼と心をむけて「命を守る政策」を考える時期にきているのではないでしょうか。

行政がすぐに取り組むべきことは、社会的なシステムづくりです。市長からは、「まずは、出来ることはすべて取り組んでいく」との姿勢が示されました。この課題は市民や民間が行動しなければ解決できません。行政とともに、民間とともに、私も行動していきます。


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