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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

予算審査委員長を務めさせていただきます

平成29年第1回定例議会が始まりました。

3月を中心に行われる議会は、平成29年度の主な方針が示され、予算審査も行われることから調査量も多い議会です。

今回、事情により突然でしたが予算審査の委員長を務めさせていただくことになりました。貴重な経験をさせていただけることには感謝ですが、基本的に委員長が予算に係る質問をすることは出来ませんので、少し寂しくもあります。既に、いくつか質疑する予定でいましので、それらは同会派の議員にお願いをしていこうと思います。

さて、今回も一般質問(議員個々が行政に対して政策提案や改善を求めたりする場)をさせていただきます。市役所本庁舎の建替え、登別ごみ処理施設クリンクルセンターから広域連合によるごみ処理施設へ参加する是非など、「ハコモノ」のあり方を主な質問として予定しております。
       市役所本庁舎航空写真
私の質問日は3月9日14時30分頃~を予定しております。

質問項目
●西いぶり広域連合による「ごみ焼却施設共同整備」の検討について
(1)クリンクルセンターの運用状況と長寿命化計画の進行状況について
(2)メルトタワー21の運用状況について
(3)市民との意見交換の内容と手法について
(4)共同整備に係る判断における論点と科学的根拠および合理性ある説明のあり方について

●登別市役所本庁舎建替えの検討について
(1)現市役所本庁舎の状況について
(2)「公共施設等適正管理推進事業債」の受けとめについて
(3)「公共施設等適正管理推進事業債」に係る現時点で想定する検討内容と結論までの進行策について

●平成28年第4回定例会一般質問以降における認知症等による徘徊高齢者対応施策の改善状況について
(1)登別市はいかい高齢者等SOSネットワーク事業の運用状況と対象高齢者の状況について
(2)市民・民間介護専門職等との改善協議の実施状況について
(3)SOSネットワークをはじめとする認知症等による徘徊高齢者対応施策の改善状況について

青葉神社

登別市教育委員会 平塚理子学芸員による「資料が語る登別の歴史」講演会を拝聴させていただきました。
       H29政経懇話会

今回は、戊辰戦争により片倉家が新政府に敗北後、現白石市から片倉小十郎邦憲氏移住以後、13代片倉影光氏までが登別市でどのように過ごしてきたかを振り返るお話しでした。書籍等で、少しは勉強していたつもりでしたが、古文書の読み解きの中で解った当時の詳細な様子などは、初めて知りました。

歴史に疎い私ですが、登別のこととなると俄然興味が湧いてきますね。今度は、先住者であるアイヌや永住人の方々の歴史もぜひ聴いてみたいです。
      H29青葉神社1       H29青葉神社2
驚いたのは、昨年に白石市にお伺いした後に立ち寄った、仙台市で伊達政宗を祀る青葉神社の宮司さんが、片倉家の16代当主であること。事前に分かっていれば、もう少しじっくりと散策をしたのですが、もったいないことをしました。。。。また、いずれ行ってみたいと思います。

「新」鷲別小学校

平成29年度より本格的に利用開始となる鷲別小学校を視察させていただきました。

       H29鷲小1      H29鷲小3

現校舎は、昭和 30 年代に建てられた赤レンガの校舎と、昭和 40 年代に増築した鉄筋コンクリート建の2棟がありましたが、すでに、建築から 40~50 年が経過し老朽化が進んでいるとともに耐震強度も低い状況であったため、約5年かけて建替えが進められてきました。

当時の通学児童に「夢の学校」を描いてもらったり、近隣住民との意見交換を重ねるとともに、東北大震災での津波被害を受けての防災機能強化などが図られた学校となりました。

特徴的なのは、「津波避難ビル」としての機能。

 近隣に高い建物が少なく高台までの距離も遠いため、津波発生時に地域住民が緊急避難できるよう、屋上は海抜15.65mを確保。鉄筋コンクリート製で、柱を太くするなど強度にも配慮されています。

       H29鷲小4     H29鷲小5

既に利用開始されている体育館と併せて、3階、4階及び屋上を活用し地域の約3割にあたる1,057人程度の収容が可能な避難スペースを確保。一時的な津波避難所としては、さらに多くの住民が避難することも可能なようです。屋上へは、ドアを蹴破って誰でも避難できるような構造となっています。非常用発電機や防災倉庫を4階に設置するなど、津波被害に対する配慮が様々工夫されているのがわかります。さらに、各種災害時に備え、簡易シャワー、炊き出し場、洗濯場などの避難所機能も整備されていました。

内装には道産木材を使用。照明は全てLEDとし、暖房にはガス燃料を使用して、照明・暖房を教員室で一括管理。もちろん、教育環境も充実しており、オープンな図書室や、ことばの教室専用教室の整備。休校日でも専用出入り口から地元住民の方々がスポーツ・文化活動などに利用できる多目的ホールなどが整備されています。

辻ひろし と みんなの語り場@2月

先週から延期させていただきました、市政懇談会「辻ひろし と みんなの語り場」2月例会を本日18:30~婦人センターで開催させていただきます。今回のテーマは「市役所本庁舎立替の未来」について考えてみました。ぜひご来場ください!

    H2804カタリバ2

登別 小笠原春一市長の体調について

登別 小笠原春一市長が急性大動脈瘤かい離の疑いにより入院し、加療を続けていますが、市長より市民皆様へメッセージがありましたので、お知らせいたします。

「議員並びに市民の皆さんに多大なるご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。

現在、2~3週間の入院が必要との診断を受け、療養に努めているところですが、一日も早く、万全の体調で市民の皆様とお会いできるよう治療を受けてまいります。

復帰後については、これまで以上に市政運営に努めてまいりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。」


また、入院加療中ではありますが、これから始まる定例議会に係る件を含め、必要な事案等の判断は出来る状態にあるとのことです。また、ご家族の希望により面会などはご遠慮願いたいとのことですので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

アダプテッド・スポーツ

35歳以下初当選議員で構成される北海道若手市議会議員の会、道央研修会にて北海道教育大学岩見沢校にて、障がいのあるなしに関わらず、スポーツを楽しむ「アダプテッド・スポーツ」の研究・実践に関する研修を受講してきました。
      H2901アダプティッド1

講師の同大学アダプテッド・スポーツ研究室 大山祐太氏は、障がい者スポーツとしてパラリンピックの認知度・人気が高まりを見せる中、エリート(一部の障がい者)スポーツに偏る可能性を危惧されていました。現状として、障がいのあるなしに関わらずスポーツを楽しめる環境はもちろん、障がい者自身が日常的にスポーツを楽しめる環境はほとんどありません。

実際に体験をさせていただくと、障がい者のみならず、妊婦や幼児、高齢の方まで多くの方々が同じフィールドで楽しめるスポーツに工夫をされていました。

サッカー=45分間広大なフィールドを走り続けられる人や環境だけが対象ではなく、室内でも楽しめるようにサッカーがフットサルやブラインドサッカーとして変化したように、ゴルフがパークゴルフに、バレーボールがミニバレーにと、「人」が中心となってスポーツがアダプティッド(適合)していったスポーツはすでに多く存在します。

多くの方々が楽しめる環境や道具を用いたスポーツ開発は、今後ますます注目されてくることが予想されます。
       H2901アダプティッド2      H2901アダプティッド3

       H2901アダプティッド4      H29若市議道新記事

また、アダプティッド・スポーツは障がい者理解の教育活動にも有用性が高そうです。

現状の理解教育手法には、障害の大変さ、不遇さを強調したネガティブな教育を行う場面が多くあります。それでは、倫理的に障がい者の「差別」を禁止する思想が育まれても、社会の多様性を理解するまでに繋げることは困難さを感じてきました。

その点においては、同じスポーツを通じた体験教育は、誰もがポジティブに楽しむ様子を通じて、生きがいを共有することを感じることができます。障がい者の弱者としてのイメージを薄れさせたり、共に成長する集団の一員であることを理解するに繋げていくことも期待できるのではないでしょうか。

2月語り場延期のお知らせ

明日開催予定の月例「辻ひろし と みんなの語り場2月」ですが、出張につき不在となるため、次週に延期させていただきます。ご予定を組んで頂いていた方をはじめ、大変申し訳ございません。

         語り場月例会延期ビラ

ご迷惑をおかけいたしますが、次週2月15日(水)18:30~婦人センターにて開催させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

源泉湯かけ合戦2017@登別温泉

登別温泉湯まつり「2017源泉湯かけ合戦」が今年も開催されました。10年前に参加するようになってから一番寒さが緩やかだったようにも思います。ここ数年は春節と重なることで、多くのインバウンド観光客のみなさんにも御来観いただいております。
      6-宣言
年男の今年は、紅組代表として騎馬戦にも参戦。Sさんからお写真をいただきました。ありがとうございます。
      H29湯かけ
今日は体のあちこちが痛くなっていますが、毎年湯かけ合戦後の温泉入浴が最高に気持ち良いのです。まだまだ先輩方が参加している以上、12年後の年男まで参加しつづけます!

あいサポート研修を地域初開催@のぼりべつ

若手を中心に社会福祉職などを集めた「のぼりべつ生活支援者勉強会」を開催しました。

不定期例会で実施していますが、メンバーには多くの市役所職員もいるため、今回は「あいサポート運動」研修会を企画してみました。昨年、鳥取県と連携調印式後、地域での開催は初めてとなります。

鳥取県から始まった「あいサポート運動」とは多様な障がいの特性や困っている時に必要な配慮を理解しようという運動です。認知症サポーター養成講座などとも趣旨は似ています。
       H29 あいサポート2     H29あいサポート
数年前までは、障がいに対して「差別をやめよう」という運動が主流でした。そのおかげもあって、社会的に明確な差別行為を行ったり、発言する方はずいぶんと少なくなったと思います。その反面、障がいのある方々が抱えている社会での生活のしずらさや、人同士のコミュニケーションのあり方については、考える機会も減り、より潜在的に押し込まれてしまっているようにも感じます。

障がいを知る、社会で生活する者同士としての配慮を考える、この取組みがもっと広がってくることを願っています。

のぼりべつ生活支援者勉強会は、ひっそりと開催されていますが、3月24日には市民公開型勉強会として、自殺予防対策についての講演会を企画しています。また改めてご案内いたしますので、ぜひご参加ください!