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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

LGBTパートナーシップ制度

北海道若手議員の会の研修に参加しました。
      R0105若市議2      R0105若市議

登別市からは私を含めて3名の議員が入会となります。超党派の全道・全国の会ですので、若年議員ならではの悩みを共有したり、切磋琢磨していくモチベーションを高めるのに有意義な会です。

さて、今回の研修テーマは「性的マイノリティと人権」。2年前に設立された「札幌市パートナーシップ宣誓制度」「LGBTフレンドリー指標制度」などについて担当課の方より御講演いただきました。

性的マイノリティの方は社会生活における様々な困難さを抱えています。しかも、社会に対して自身の存在を示すことが出来ないゆえに、潜在的な政策課題に留まっており、積極的な取組はまだまだ遅れています。家族概念に対する議論もあり、政府における法整備も十分ではありません。

そのような中、札幌市では、当事者が市長・行政に対してパートナーであることを宣誓することによって、行政はカードサイズの宣誓受領証明を発行しています。このカード自体に法的な効力はありませんが、パートナーであることを行政が受けとめることに対する安心感や自己肯定感を高めるのに効果を得ているようです。また、民間企業サービスにおいて婚姻関係を前提とするサービスを受けるときにも役立っています。

本来であれば、市営住宅入居要件緩和、市職員の福利厚生適応範囲の拡大など、市行政の権限が及ぶ範囲においてサービスを拡大することを検討していく必要があると思いますが、札幌市では具体的な実施にまでは至っていないようです。道内における先進的自治体として、ぜひ実現が望まれます。

冬季オリンピック誘致に取組む札幌市としては、オリンピック憲章に定める「性的指向による差別の禁止」に取り組む姿勢を示すことで、誘致の肯定材料にしたいとの考えもある様子ですが、現に困難さを抱える方々が、社会的な包摂を得られるようにしていきたいというご担当者の熱意は、強く感じるものでした。

北海道自治体学会

北海道自治体学会の代表運営委員になりました。
    R01自治体学会     R01自治体学会03

北海道自治体学会は約25年前に設立された政策研究の会です。メンバーは自治体職員、地方議員、研究者が主なこともあり、代表もそれぞれの分野から3名が合同代表となることが通例となっています。

新規入会者も随時受付ておりますので、ぜひともご入会をご検討いただけると幸いです<自治会学会HP>。

さて、総会と同時開催したシンポジウムでは、たくさんの方々にご参加いただき、感謝申し上げます。今回は、東胆振震災を受けて、災害廃棄物や、被災者支援の課題などについて各方面から6名の講師をお招きしました。災害を機に浮き彫りになる社会福祉現場の課題や、災害時にボランティアや広域行政から受ける支援にどのように対応していくべきか、「受援力」についても考えさせられる内容でした。

例えば、登別においても、災害時にボランティアセンターを立ち上げた場合、社会福祉協議会が主体を担うことが想定されますが、具体的に経費や物品体制について、行政がどのような連携や支援を図っていくか等のシュミレーションは十分ではないようです。今年は7月20日に全市的に展開する総合防災訓練を予定していますが、内容は「避難訓練」が中心となっています。

市民への防災意識啓発のためには避難訓練も重要ですが、避難所運営や受援体制などについての想定訓練も、地味ながら取り組んでいく必要性が高いのではないでしょうか。

登別市市制施行50周年記念 ロゴマーク&キャッチフレーズ募集中!!

来年の8月1日市政施行50周年を迎えるにあたり、市民各種団体参加により事業検討会議が本格化してきています。

私は3部会の内、式典部会の副部会長を務めさせていただくことになりました。参加メンバーはそうそうたる方々ですが、皆さんのサポートや、若手との繋ぎ手になれるよう努めてまいります。

さて、周年事業に先立ち、記念ロゴマークとキャッチフレーズを募集しています。

      R0105ロゴマーク募集
ロゴマーク:賞金10万円+登別温泉ペア宿泊券
キャッチフレーズ:賞金1万円+登別ブランド推奨品詰合せセット

締切: 2019年06月14日


ロゴマークは手書きでも可ですので、難しい技術が無くても大丈夫です。この機会に、ご家族や友人とワイワイ楽しんで考えてくれると嬉しいですね。ぜひともご応募下さい。

監査委員になりました

登別市監査委員に選任いただきました。

監査委員とは、主に財務に関する事務について、法令に違反していないか、決められたルールの中で運用されているかを監査する仕事です。選任者は市長ですが、権限は市長から独立しており、行政の執行機関から独立した立場で職務を行うことになります。

登別市では、識見監査委員(代表監査委員)と、議員選出監査委員がそれぞれ1名づついます。識見監査委員の方は元市議会議員で、私が初当選時に様々なご指導をいただいた方ですので、再び同じ職務にあたれることが嬉しいです。

ちなみに監査委員は、「独任制」といって、各々の監査委員が独立して職務を行わなければなりません。「委員」とよばれ「委員会」と呼ばれないのはそのためです。つまりは、私自身が監査に関わり独立した責を負わなければなりません。正直、具体的にどのような職務を行っているのか十分には理解出来ていませんが、これまでの積み重ねをもって極力早く職務を全うできるよう努めてまいります。

ちなみに、市役所本庁舎の3F監査室にも机をおくことになりますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

なお、議会内での役職は以下のとおりに決まりました。

●議会運営委員会 副委員長
●総務教育委員会 委員

うずらんソフト

いよいよ今日、初議会が開催されます。改めて、気持ちを入れ替えながら次なる役目が何かを見出していきたいと思います。

さて、登別では桜の見ごろも今週末が最後になりそうです。温泉に向かう道道沿いには八重桜も綺麗に咲いていますので、是非お越しください。
     R1登別桜

お隣、室蘭市では道の駅もリニューアル。ご当地ウズラの卵を使用したソフトクリームや室蘭やきとり弁当など、ご当地グルメも充実しました。おみやげコーナーでは、室蘭だけでなく登別産品も販売していますので、見つけてみて下さいね。
      R1室蘭道の駅 (2)     R1室蘭道の駅

議長職という魔物

札幌市議会で議長選出にかかわり、ひと悶着あったようです。

当事者の方は「法に関係なく居酒屋談義的にやるのはだめ」「立候補制に一石を投じた」とお話しされているそうです。

つまりは、公の場(議場)で論議することなく、あらかじめの話し合いで実質的に議長が決定している実情に対しての疑義を訴えたかったのではないかと推察します。そのことについては、私も同じ思いがあります。ただし、「法に関係なく」については、一部誤りがあります。

地方自治法第103条では、「普通地方公共団体の議会は、議員の中から議長及び副議長一人を選挙しなければならない。」と定められています。つまり、所属議員すべてが「被選挙人」であり「選挙人」であり、仮に立候補者を表明した者がいたとしても、その者以外に投票することを禁止したり、その者以外の当選を無効にすることは法律違反になります。

少し前までは、研究者の議論もわかれており、多くの場合は「立候補制が望ましいが、法律では認められていない」という解釈が一般的となっていました。しかし、最近では「公職選挙法で規定する立候補にはあたらないが、議長になろうとする者が、その意思を表明すること自体は違法ではない」との解釈に変化してきています。

ややこしいですが、つまり、「議長になろうとするものが立候補の意思を表明したほうが公開性は高まるので実施すべきだが、実際の選出時にはすべての議員が選挙人であり被選挙人であることは保障しなければならない」ということです。

登別市議会でも、今回の議長選挙から、これまで非公式でおこなっていた「所信表明」を、「議長に就任を希望する者の抱負」として、本会議における公式発言として実施することにしています。これにより、議長に当選した以降も、議事録に記録された発言に基づき、公の立場で結果を示していく責任が議長に付与されていくことを期待しています。

それもでも、実際に議長人事に関わっては、あらかじめの「交渉」が密室で行われている実情は変わりません。その背景には、議会という合議体が、調整力をもって運営されていくためとの事情があります。現時点では、私もこの「事情」を受け入れています。

しかし、前述した自治法うんぬんによる議長選出方法や、議会の事情について、ほとんどの市民にとっては関心の対象にはなり得ないことです。マチの発展や、市民の幸福を高めていくことに直接的に貢献できるような議論ではないからです。一議会人としては、そのことを忘れずに、議会活動の本質に注力する冷静さを忘れないようにしていきたいと考えています。

R1北海道自治体学会政策シンポジウム

統一地方選挙にかかわる収支報告書の提出も終わり、少しづつ活動も本格始動しています。

さて、今年も北海道自治体学会主催による政策シンポジウムが開催されます。私も企画運営に携わらせていただいていますが、今回のテーマは「災害対応と自治」。北海道胆振東部地震を受けて、自治体・住民が関わる課題について現場の方や研究者、行政の方々御講演をいただきます。
       R1自治体学会フォーラム       R1自治体学会フォーラム2
特に、(一社)Wellbe Design理事長の篠原辰二さんは、私が大学生時代に社会福祉協議会職員として、地域福祉現場の基礎を教えていただいたお師匠さんですので、とても楽しみです。

防災や避難への取組みに加えて、受援のあり方についても政策課題となってきている現在において、今検討を進めるべきことは何かを学ぶ場として、ぜひ多くの方のご来場をお待ちしております。

北海道自治体学会は、私が初当選した時に先輩議員のお誘いを受けて、議員として初めて受けた研修組織でもあります。自治体職員、研究者、地方議会議員が所属する当学会への加入についても、ご興味ある方はご連絡いただけると幸いです。

令和元年

平成から令和へと改元が行われました。

戦争のない平成の時代から令和への改元には、文化的で平和な未来への想いを私は感じています。

近年の日本は、ネットでの炎上や一部のマスコミ報道に代表されるように、些細な失敗や、未熟ゆえの過ちに対して徹底的な批判が行われるなど、社会の寛容さが失われつつあると言われています。

そのことは、時代の潮流や、社会の常識、地域の雰囲気に合わない人がマチから排除される危険性すら感じます。私の目指すマチづくりは、多様な文化や人格がお互いを尊重し、多くの人が包摂されるマチです。

マチづくりも、政治活動も、多くの人が多様な考えや立場を堂々と主張し、議論を重ねる中で、お互いを尊重し、時には妥協をしながら、心を通わせることが出来る。そんな文化的な時代になることを強く願い、行動していきたいと思います。