本日、登別市より本庁舎建替位置を陸上競技場にする方針が示されました。

すでに策定した建替基本計画の一部見直し、中期財政見込みの見直しなどが10月中旬以降に示されてくるようです。
現有地建て替えよりも高いメリットとしては、、、
①北海道防災会議が示す津波浸水予想区域外となり防災上の安全性が高まる。
②「緊急防災減災事業債」という国の財政措置を受けられる。
③敷地面積が大きくなるため、当初の4階建て計画から低層階設計に見直し、建設コストを下げることが出来る。場合によっては木造建築に見直すことが出来る可能性も高まってきました。
私自身は陸上競技場への建て替え方針には賛成です。一方で、今回の方針を示すに至るまでの経過には看過できない課題もあります。
通常、新しい公共施設を建てる場合、基本計画策定後、いつまでに設計や建設に着手するかなどの全体スケジュールを示しますが、本庁舎建替は市長の公約であったこともあり、基本計画策定だけを先んじて発注し、設計や建設工事時期は未定という異例の対応でした。
今後見直される基本計画の骨格計画として活用されるため、すでに策定した計画がまったくの無駄ではないにせよ、計画行政を軽んじた結果であることは事実です。現在策定中の都市計画関係計画等も一部の見直しを余儀なくされています。
結果的に、計画策定に関わる事業を『最小の費用で最大の効果』で遂行できなかった結果責任については今後、説明が求められます。この点については、市民のみなさまとの議論とは別に、執行機関の監視機能をもつ議会として議論を深めていく必要があるのではないでしょうか。
本庁舎建替え方針の詳細は来週から始まる地区懇談会<リンク>でも説明会され、今年はYouTube配信もされますので、ぜひご注目ください。


すでに策定した建替基本計画の一部見直し、中期財政見込みの見直しなどが10月中旬以降に示されてくるようです。
現有地建て替えよりも高いメリットとしては、、、
①北海道防災会議が示す津波浸水予想区域外となり防災上の安全性が高まる。
②「緊急防災減災事業債」という国の財政措置を受けられる。
③敷地面積が大きくなるため、当初の4階建て計画から低層階設計に見直し、建設コストを下げることが出来る。場合によっては木造建築に見直すことが出来る可能性も高まってきました。
私自身は陸上競技場への建て替え方針には賛成です。一方で、今回の方針を示すに至るまでの経過には看過できない課題もあります。
通常、新しい公共施設を建てる場合、基本計画策定後、いつまでに設計や建設に着手するかなどの全体スケジュールを示しますが、本庁舎建替は市長の公約であったこともあり、基本計画策定だけを先んじて発注し、設計や建設工事時期は未定という異例の対応でした。
今後見直される基本計画の骨格計画として活用されるため、すでに策定した計画がまったくの無駄ではないにせよ、計画行政を軽んじた結果であることは事実です。現在策定中の都市計画関係計画等も一部の見直しを余儀なくされています。
結果的に、計画策定に関わる事業を『最小の費用で最大の効果』で遂行できなかった結果責任については今後、説明が求められます。この点については、市民のみなさまとの議論とは別に、執行機関の監視機能をもつ議会として議論を深めていく必要があるのではないでしょうか。
本庁舎建替え方針の詳細は来週から始まる地区懇談会<リンク>でも説明会され、今年はYouTube配信もされますので、ぜひご注目ください。

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