登別市議会議員 辻󠄀ひろし

遠友みらい塾

「遠友夜学校」をご存知でしょうか?

明治27年に新渡戸稲造氏が開校。北海道大学学生等が教師役となり、十分な教育を受けられない困窮者のために開講した学校です。昼間、学ぶ機会のない労働者や子ども達が通いました。授業料は完全無料、当時には少ない男女共学。昭和18年まで、約5000人が学び1000人が卒業したといわれています。


今、遠友夜学校のあった空き地に記念館を設立しようという活動が始まっています。先日、この記念館設立の活動に先駆けて、遠友夜学校の精神をもって人材を育てようと開講された「遠友みらい塾」に参加してきました。講師には、塾長でもある寺島実郎氏。新渡戸稲造氏が活躍した時代の世界情勢についてのお話しを伺いました。

        H27遠友みらい塾

恥ずかしながら、遠友夜学校について、私は詳しく知りませんでした。

時代は変わり、今、生活困窮者自立支援法が施行され、生活困窮家庭の子ども達を対象とした塾や寺小屋の開講など、教育支援の動きが始まっています。それらの活動の多くは、「社会福祉」活動として展開されています。もちろん、法整備が進み、社会福祉のネットが細やかになっていくことは大切ですが、当時の精神のように教育者や研究者、学生が自らを資源に社会貢献しようとする活動は少なくなってきています。

教育を受けられることが当たり前となり、高度教育のハードルも低くなった現代においては、馴染みずらいことかもしれませんが、その精神を学ぶには、ぜひ現役学生の方々にも参加していただきたい活動です。

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