登別市議会議員 辻󠄀ひろし

常識の共有

昨日より、西いぶり広域連合議会視察のため埼玉県さいたま市(桜環境センター)・新潟県三条市(清掃センター)に出張させていただいております。ちなみに「広域連合」とは、自治体枠を超えて近隣自治体が共同で事業を実施するための組織です。
      H28さいたま市視察     H28さいたま市視察2     H28さいたま市視察3

さて、“西いぶり広域連合”では現在のごみ処理施設(メルトタワー21)に係わり、今後部分的に改修などをして使用期間を延ばす(長寿命化)か、新たに建設し直すかの議論が始まっています。

要は、長寿命化改修+ランニングコストと、新設+新技術によるランニングコストと、どちらが安価で合理的に使用できるかを検証することになります。その中で、登別市も現在のごみ処理施設(クリンクルセンター)を長寿命化するか、広域連合で新設する場合にクリンクルセンターを廃止して共同参加するかの可能性を探っています。

広域連合議会は、各市町の議会議長や総務委員長などが参加して構成されていますので、各自治体の住民意見や広域政策に対する見解などを意見交換する場ともなっています。

近隣とはいえども、人口数や歴史、議会や行政内の不文律などがまったく異なりますので、互いの常識も異なることがよく分かります。ごみ処理施設についてだけではなく、公立病院の広域連携の在り方等についても様々な考え方があることを教えていただきました。

過去の地方交付税ドバドバの時代と異なり、各自治体がフルセットでインフラ整備をすることが不可能な時代を迎えていることは明らかです。議会議員は住民が持つ郷土意識を何より大切しつつも、住民が自治体枠を超えて共同利用しているインフラに対して各自治体が相応の負担をすることを議論したり、過度な利便性を追求して未来のマチに過剰な負担を残さない冷静な提案、住民説明をすることが、求められている役割の一つであると感じます。

そのためには、議会議員同士が互いのマチの常識を共有する機会を増やしていくことも必要です。

※毎月定例の「辻ひろしとみんなの語り場」は、申し訳ございませんが5月25日(水)に延期させていただいております。

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