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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

新幹線の価値

上越新幹線に乗車する機会があり、ちょうど北海道新幹線でもある「はやぶさ」と秋田新幹線「こまち」の連結車両を見ることが出来ました。
H28秋田東北新幹線2 H28秋田東北新幹線
久しぶりの新幹線でしたが、埼玉から新潟まで新幹線ならではのアクセスの良さを感じます。

北海道新幹線開通後、函館北斗駅での乗車率の低さや、利用効率の是非などについて様々な意見が出ています。特に全国テレビ等では、乗車率の低さを無駄な公共事業であったかのような位置づけで報道されているのを見かけることがあります。

実際には、青森駅からの乗車率が高いため函館北斗駅から東北・東京圏域まで乗車チケットがとりづらい事情などがあります。また、新千歳⇔羽田が世界一旅客数の多い飛行航路であることからも、これまで北海道とのアクセスは飛行機が独占していました。そこからの意識変化には、すぐに至れない事情もあるのではないでしょうか。

いずれにせよ、すでに多額の投資により開通した新幹線を、有益な公共インフラとして利活用するための前向きな議論が、中々一般的には活発化してこない印象なのは残念です。

先日、札幌市内の大型書店で「新幹線に乗って東北へ行こう!」と題して、東北に係る書籍の紹介コーナーが設けられていました。
H28書店
よく「新幹線が開業しても観光客数は変わらない」「北海道への経済効果は限定的」などと、北海道が受け手となる、“in”を重視した視点のお話を聞くことがありますが、北海道側から東北へ向かう“out”の視点は未だ少なく、このキャンペーンはとても大切だと思います。

北海道企業が東北という商圏を開拓したり、北海道住民が東北も域内旅行圏となるような意識変化を促していくことが交流人口を広げ、今後の新幹線の価値を高めていくことになるのではないでしょうか。

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