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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

ネガティブな選挙活動

参議院議員選挙も佳境に入ってきました。インターネット選挙導入、18歳への選挙権引下げなどにより、選挙運動も様々変化してきています。

7月10日投票が行われる参議院議員選挙の後は、7月31日に立候補受付が行われる登別市長選挙・登別市議会議員補欠選挙が控えています。

「市議会議員選挙は3年後じゃないの?」とお訊ねいただくこともありますが、市議においては「通常定員の欠員が定数の6分の1を超えた時に補欠選挙が行われる。ただし、この条件を満たさない場合でも、市長の選挙が行われる場合、市長選挙受付の10日前までに欠員があれば、同時に補欠選挙が行われる。」となっていることから、約1か月後の7月末に現在欠員1名分の補欠選挙が行われることになります。

さて、(1)特定の選挙において、(2)特定の候補者を、(3)当選または「落選させるための活動」が選挙活動と言われています。

つまりは、自身の政策などの訴えだけでなく、別候補者に対するネガティブな訴えも選挙活動に含まれます。通常は、街頭演説等の場において、互いの政党の矛盾を指摘したりと“議論”の中に批判を含むことで、それらを聴いた有権者が、是々非々の判断で投票しています。自身の主義主張や思想の違いを明らかにするために、候補者は別の候補者を時に批判し、自らの主張や思想を明示していることになります。

最近の傾向として、インターネット選挙が解禁されたことで、特にSNSでの投稿も活発になりました。だれもが、不特定多数の方に、積極的な拡散が可能な手法での選挙活動が可能となりました。その中で、議論が目的ではなく、また自らの思想や主義主張を明示する目的でもなく、恣意的に閲覧者の思想を誘導したり、憎悪感情を誘発することが目的化している投稿も増えてきているのではないかと感じています。

同様の手法は新聞報道などでも、ある程度はこれまでにも行われていることですが、それらは基本的に報道者としての倫理観と責任の上に成り立っています。しかしながら、選挙期間が終了次第、一切投稿もなく、いわば行方をくらますような発言者もいらっしゃいます。最近では、映像の投稿もしやすくなったことから、候補者等が過去に発言した「戦争」「徴兵」「核」「原発」「不倫」「金」「権力」など、キーワードだけを抜き出すとネガティブなイメージがつきやすい映像に編集し、レッテル貼りを操作した投稿も見かけます。

つまりは、議論の為の批判や、自身の主義主張・思想を明確にするための批判でもない投稿です。それらは、「選挙活動」と呼べるものなのか、疑問があります。

「シェア」することが選挙活動にあたるかは、いまだ明確な判断が示されていませんが、私自身は選挙活動に限らず他者の投稿を「シェア」する場合、それらの虚実を含め、みずから発言したのと同等の責任を有しなければならないと自戒するようにしています。

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