登別市議会議員 辻󠄀ひろし

メルトタワー建て替え=クリンクルセンター廃止?

ある事業について、いくつかの自治体が一緒に取り組む手法として「広域連合」というものがあります。市町村合併は、行政区域そのものを一緒にすることになりますが、広域連合は事業毎(消防や水道、保険、電算など)にスケールメリットを活かした取組みができます。登別市も「西いぶり広域連合」を組織して、保険や税務などの際に必要な電算処理システムを広域行政で担っています。

広域連合は単に行政事務機能を担うためだけに存在するではなく、各自治体代表の議員により「広域連合議会」が構成され、政策決定をされています。その中に、私も代表議員として所属しています。

さて、登別市を除く2市3町では「メルトタワー」と呼ばれる廃棄物処理施設を運営しています。登別市の場合は、「クリンクルセンター」を建設して直ぐであったことから、廃棄物処理の共同運用には参加していませんでした。

しかし、このメルトタワーは平成15年稼働後、不具合が多発していることからランニングコストが増大しており、今後の運用方針をどうするかが課題となっています。そのような中、昨日の広域連合議会でメルトタワーを施設更新(建て替え)することを今後の整備方針として提案されました。

これから3~4年程度かけて議論を本格化させていくことになりますが、メルトタワーを建て替えるとなれば、平成12年から共用開始している登別市のクリンクルセンターもどうするべきか、白老町と共に考えていく必要があります。白老町にしてみれば、苫小牧市との協議も視野にいれることになるかもしれません。

今のメルトタワーとクリンクルセンターの距離は約25㎞離れています。単純に「ゴミを運ぶコストが大変じゃないのかな?」と思いますが、建設・ランニングコストを考えれば、それでも共同運用のメリットはありそうです。

クリンクルセンターは現状、新メルトタワー着工想定の5年後以降も使用することは可能とされています。しかし、その後数年後には建て替えの必要性が必ず出てきます。難しい判断が予想されますが、まずはクリンクルセンターについての丁寧な調査を行っていくことが、登別市に重要な準備となりそうです。

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