登別市議会議員 辻󠄀ひろし

山菜採りによる遭難事故20名の内12名が登別市民

平成29年度第3回定例議会が始まっています。

毎年この時期の定例議会は、行政各担当から新年度予算を庁内で要求していく直前ということもあり、次年度に向けてどのような取組みが求められるのかを意識して議会質問するようにしています。

一つは市役所本庁舎建替えに係わる協議の遅れについての指摘。もう一つは山菜採り等による遭難事故防止策について議論させていただきました。
          
     山菜採りによる遭難者推移


登別市における山菜採り等による遭難事故は毎年同数程度で推移していますが、本年度もすでに多くの課題が生じています。

①遭難事故が週末発生したことによる市職員の時間外手当が増えたことで、大幅に経費が増加(約277万円)
②捜索が難航したことから、市長から北海道を通じて自衛隊に災害派遣要請する重大な事故が発生
③決まった事業予算がないことから、遭難事故に対する組織的協議や課題認識が遅れている
④市外から山菜採りに訪れるから遭難者が多いとの通説の誤り(過去5年間20名の内12名が登別市民)

これら4点に対する課題認識を持つことと、今後、新たな取り組みを協議することを求めています。特に自衛隊への災害派遣要請は天災とは異なり、出来る限りの予防策を講じてなお困難な事例において活用すべきです。

本年度行われた災害派遣要請自体は適切であったと考えますが、約135名の隊員と20両もの車両が捜索したことで、多くの人的・金銭的コストがかかりました。同様の事例が生じないよう、自治体としてこれまでの取組みを更に強化する必要があります。

実際には、山菜採りを行う方々の責任ある準備と行動が最重要な事柄ですが、行政からは事故防止に係わる新たな広報のあり方を検討しなおすことが示されました。

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