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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

児童虐待件数13.3万人

児童虐待件数が毎年度増加を続け、今年はついに13万3778件にとなりました。前年度比9.1%増であり、近年は毎年度約1割程度づつ増えています。

その背景にあるのは、一般の方や警察による通告件数が増えてことにあると分析されています。つまりは、近年の若年層が虐待を行うようになったのではなく、これまで潜在化していた事例が虐待として認知されるようになったと理解してよいと思います。

一方で虐待死のうち0歳児が全体の65%を占めており、理由の約50%は「予期せぬ妊娠」です。登別市においては、近隣市町と比較しても妊産婦健診には早くから積極的に取り組んでおり、今も“こんにちはあかちゃん事業”として乳児家庭全戸訪問を行っています。その中で、予期せぬ妊娠や、若年出産に強い不安を持つ事例が確認されることも増えており、近年の重要課題の一つとして、保健師を中心に解決にむけて努力を続けています。

私自身も、縁のなかった登別市に移住し、双子の出産・子育てを若い夫婦だけで取り組んでいた時、保健師による訪問支援は何よりもありがたい存在でした。その点において、登別市では虐待の「予防」にも先進的に取り組んできた自治体といえるかもしれません。
       H30赤ちゃん

虐待=暴力思考や人格的問題があると捉えられがちですが、実際は、適切な環境支援が受けられないと、誰もが加害者になる可能性を持っています。虐待の認知が広がった今、改めて公共や市民による「予防」活動の重要度が高まっているのではないでしょうか。

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