

茨城県土浦市議会より行政視察に来られました。テーマは「市民農園」です。
市民農園は毎年4月頃に募集を行い、市民に農園を7千円/年で貸し出すものです。場所は札内町で、近隣の農家の方に基本的管理は委託し、貸し出された土地は各々が肥料やビニールかけ等、工夫して好きな作物を作られています。
利用者は60代~の方が中心ですが、特に年齢制限はなく、30代の方も親子のふれあいや、教育の一環として土地を借りられています。
車でないと、なかなか行ける場所ではありませんが、クリンクルセンターより無償で肥料も提供されていますし、募集区画よりも利用者が少ないので、興味のある方は来年度ご利用されてはいかがでしょうか?
土浦市では、団塊世代の大量退職を見込んで、滞在型農地提供施設を検討されているそうです。東京等の大都市が近隣にあり、定年後の趣味としての需要を狙ったものです。
団塊世代をターゲットにしたビジネスは各地で展開されていますが、それは行政とて同じことのようです。
私の周囲の先輩は、60歳を迎えようとも、現在の仕事を続けたり、更なる転職を求める方が多いです。
定年後は趣味を。定年後は地域でのボランティアを。定年後は職場を変わって。。。色々な人生設計をお持ちですが、少なくとも定年がリタイアといわれた時代からは大分、様変わりしています。
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