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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

カルルス温泉サンライバスキー場の未来

市議会観光・経済委員会によるサンライバスキー場現況調査に同行させていただきました。

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登別市カルルス温泉地区にあるサンライバスキー場は、昭和38年開設以降、市民や観光客に親しまれてきていますが、施設等の劣化やスキー・スノーボード実施人口の減少などにより、その施設のあり方について様々な課題を抱えています。

私なりの理解ですが、
●サンライバスキー場の必要性・価値は
①子ども達のスポーツ教育をはじめとする市民の生活の豊かさを提供。
②修学旅行生やインバウンド観光客の誘致力となる観光振興資源。
③陸上自衛隊による訓練用地。

●経済波及効果の試算額は
①直接効果額はスキー場収入にあたる約8560万円。
②企業間取引による一次波及効果は2850万円。
③雇用者の家計消費による二次波及効果は3030万円。

●主な課題は
①リフトや建物、圧雪車等の施設の老朽化。
②上水が整備されていない地域のため湧水を水源としているが、勇水量が年々減少しており、枯渇の可能性がある。
③スキー・スノーボート人口の減少による慢性的な赤字で、毎年約2000万円の赤字を一般会計(入湯税)から繰り入れしている。

特に、昭和58年に設置されたリフトは老朽化著しく、原動機が故障した場合の更新費用には1億円程度を要するとも試算されています。また、カルルス地区では現在3本の井戸により、住民・事業者が組合を結成して管理することにより各旅館や個宅に供給しています。つまり、地区全体として過分な勇水量が見込めていない中で、仮にスキー場の水源が枯渇すれば、その対策にも多くの費用を要することになります。

     R01サンライバ視察3      R01サンライバ視察5

スキー場の慢性赤字は決して放置できない課題ではありますが、現況の価値を鑑みれば、スキー場を存続させるのに必要な経費でもあると私は考えています。一方で、老朽化や新たな水源確保の課題については、サービスの向上等による利用客増だけで解決できるものではありません。市内公共施設全体の状況からすると、優先的な市財源の確保は困難でもあるようにみえます。それでも、多くの市民や関係者が強い愛着をもつ施設でもあることから、存続に向けた論議を活性化していかなくてはなりません。

そのためには、サンライバスキー場が登別市、さらには胆振圏域においてどのような役割と価値をもって運営されていくべきかを示していくことが重要です。

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