今回は、市長4期目当選後の初の議会ということもあり、市長任期4年間での活動方針を中心に議論しました。また、今年は21件もの出没・目撃情報が続いているヒグマ対策についても取り上げています。
内容が多岐にわたるため、すこしづつご報告させていただきます。

まずは、ICT推進について。
コロナ禍において、その厳しい局面ゆえに、ICTを活用した活動が飛躍的に伸びてきています。登別市においても、カルルス温泉地区への光ファイバー整備、観光コンベンション協会と協働したAIチャットロボットによる観光案内などが予定されています。
私からは、いくつかの課題提起を行うとともに、より取り組みの幅を広げられないか提案を行い、今後の主な取り組みとして下記の内容が示されました。
①PayPayやLINEPayで市民税や給食費などが支払える「スマホ収納」の導入。
②電子書籍をオンライン上で借りられる「電子図書館」の開設
③電子図書館と学校図書をつなぎ、学校図書の充実を図る。
④「登別市史」「郷土史探訪・郷土史点描」「片倉家北海道移住顛末」や、アイヌ民族研究書籍など、一般的には電子書籍化されないが市民にとって史料価値の高いものも独自に電子書籍化されることになりました。
⑤行政庁内業務を電子決裁化したり、テレワークが出来る環境を整えることにより、専門的知見や特別な資格を有する人材にも、行政業務を担っていただく可能性が持たれることになりました。
⑥「新しい生活様式」に対応したICT推進の取り組みや進むべき方向について、総合的、体系的に整理した「情報化推進計画(仮称)」が策定されることになりました。
