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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

新本庁舎建設位置はどこか?

新市役所本庁舎の建設位置について再考されています。最終的な決定は本年10月中旬ごろに行うとしていますが、現時点で津波浸水域に該当しない候補地として

①陸上競技場付近
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②富士町7丁目付近
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③青葉小学校
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が挙がっています。

「そもそも、なぜ幌別地区なのか」「若草新生地区のほうが、住民が増えているのではないか」といったご意見もありますが、幌別地区は歴史的に登別の文教地区として都市整備されてきたことや、それに伴い一定の商業圏域が形成されていることから、新たに地区を変更していくことは地域経済・生活環境への影響が大きく、困難が予想されます。

また、”人口が多い”地区に整備するほうが利便性が高いという考え方の一方で、市内人口の重心地はどこかを考える必要もあります。

人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して、その地域内の人口が全体として平衡を保つことのできる点「人口重心地」を統計局が算出公表していますが、登別市の人口重心地は「幌別駐屯地あたり」となっています。より多数者のいる場がいいのか、全市的にバランスよく使える場所がいいのかを考えた場合、私自身も人口重心地に近い幌別地区が適当ではないかと考えています。特に災害発生時の対策拠点としては、幌別地区が最も機能的に動ける場とも言えます。
      スクリーンショット 2021-08-12 074609<統計局リンク>

さらには、新型コロナウイルスまん延や、デジタル庁創設などにより飛躍的に行政のICT化が進みつつある中において、今後の行政サービスは「申請しなくてもよい」「待たなくてもよい」「来なくてもよい」サービスへと10数年内には大きく変化していくことがほぼ確実と予想されます。

そのような中において、現時点においても一般的な市民は年に1回行くか行かないかの市役所本庁舎ですので、さらに、住民票移転や婚姻届けさえもデジタル化されれば住民からは一度も行かなくても良い場所になってくる可能性があります。

つまり、今後50年間の未来を見据えた場合、本庁舎の位置が現在地から高台に移転することが、必ずしも市民サービスや商業サービスを大きく低下させることにはならないとも考えられます。ただし、市行政の拠点施設であることは間違いなく、場所が大きく変更されていまうことは、これまで50年培われた幌別地区のマチづくりが継承されず、地域経済・生活環境にも急激な影響を与えることになってしまいます。

これらを勘案すると、新たな建設候補地は①陸上競技場付近に絞られてきています。敷地面積も広く、理論上は平屋建てでも現在の行政機能を維持することが可能な場所となっています。また、津波浸水想定区域からの移転となるため、「緊急防災・減災事業債(略 きんぼうさい)」と呼ばれる、財政的支援を国から受けることも可能となります。
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