再任用について、私の周囲では賛否両論聴いております。
私自身は未だ結論づけられていません。
小笠原市長に期待するところは、その行動力と想像力による改革です。
私の感情と思想で判断すると、再任用には賛成できません。
しかしながら、高額療養費未納問題や、不適切な委託業務、その他にも大きな課題が任期開始数ヶ月で明らかになりました。殆どが、前市長時代から内包されていた課題が噴出したものと感じています。それらの諸問題には、執行部員である現副市長の係りも深いと考えています。
そこで、「責任をとって、辞めたほうが良い」と考えるか、「問題解決まで、責任を
もって処理すべき」と考えるのか、判断に迷います。
私の判断基準のひとつが、どうすれば“市民にとってメリットになるか“です。
諸問題の対応で市長が忙殺されることは、その他の「生活に密着した事業」への取り組みが遅れることに繋がります。街の未来を考えたときに、組織体制も含めた市政全体への改革も必要ですが、私自身はむしろ、今ある課題に対し、充実したサービスを積み上げることが街の未来をつくると考えています。
また、三役について、「責任をとらなくてならない」と断言できるだけの、明確な違法行為や倫理違反行為があったかについての根拠は、乏しいと思います。
そうなると、再任用について反対する根拠も乏しくなり、賛成せざるを得ないのかもしれません。
“それでも”1年に限っての再任用といっても、制度上はあくまでも4年間の任命になりますので、1年後に間違いなく辞任届が提出されるかの保証もありません。
来週には決断しなくてはなりませんが、それまで出来る限り皆さんのご意見を伺いたいと思います。もし、私とお話いただける方はコメントやご連絡をください。よろしくお願いいたします。
