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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

平成20年第2回定例会閉会

平成20年10月17日(金)で定例会が閉会しました。

最終日では、議員を勤めさせていただいて初めて「意見書」を提案、全会派一致で提出することができました。

内容は「協同労働の協同組合法の速やかな制定を求める意見書」 (関連ブログ)です。

地方議会には、道や国に対して、地方自治体の課題への取組み要請として「意見書」を提出することが出来ます。

提出先は総理大臣から関係大臣が多いのですが、実情としてしっかり読まれているのかはやや疑問ではあります。

しかしながら、国会議員の中には提言の際の一根拠としても使用される方もいますので、少なからず一議会としての意思表示には繋がっています。





先日のブログでもとりとめも無く記載してしまった、人事案件についてですが、最終的に私は副市長・教育委員、両人事とも「賛成」いたしました。

色々とご意見を聴かせて頂いた中では、殆どの方からは「反対」でした。

しかしながら、反対理由について明確な根拠を最終的には見出せず、人事がそのまま具体的な改革に繋がるのかも疑問があり、賛成とした次第です。

色々とご意見・ご指導を頂いた方々にお礼申し上げます。




ところで、議会最終日に砂川市議会の武田圭介議員が傍聴に来られました。

若手議員の仲間ですが、昨年の当選以降、議会改革の提言に向けて道内全市の議会傍聴を行い、情報収集を行なわれています。

当日の様子は武田さんのHP(リンク)もご覧になってください。(登別の宣伝もしてくれてますありがとうございます!)

議会のあり方について、他自治体の方と意見交換をすると、それぞれの「常識」が異なり、意見がかみ合わないことが時々あります。

実際に当市の議会を傍聴していただくことは、当市議会にとっても貴重なご意見をいただける機会となりました。







コメント


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定例会お疲れ様です。

 新市長での初めての定例議会、お疲れ様でした。

 副市長の再任の件は、辻議員のおっしゃる点も理解できます。本人に明確な落ち度がない限り、否定しづらいという点は確かにあるでしょう。

 しかしながら当初辻議員がブログで
「私の感情と思想で判断すると、再任用には賛成できません。」と書いたように、「なんだか納得のできない、気持ちの悪い人事」という感覚が、登別市民の一般的な感覚に近いと私は考えます。

 一年の再任が決まったのは決まったのでしょうから、もはやどうこうは言いません。

 問題は、件の副市長と新市長が再任に伴う責任とすべき仕事をどう考えているかです。
 この一年間の猶予期間(とあえて言います)で、どういった仕事をしてくれるか、厳しい目で見つめる必要があります。一年後、めざましい成果をあげられなければ、それは更なる再任を拒否する十分な理由になると考えますが、いかがでしょうか?

 この点について、当然辻議員をはじめとする市会議員の皆さんに期待をしております。

 定例会で一つ疑問に思ったのが、水道検針委託事業を巡る
ごたごたが議論されなかったことです。

 偽造された書類によって、当初引き受けた業者から、まったく別の業者に、水道検針委託事業が移管されたという内容で新聞でも取り上げられましたが、この件まったく議会では問題とされなかったのでしょうか?

 結局委託することが不可能になり、市が自ら検針するのに補正予算を出したとも新聞報道ではありましたが、この補正予算何の検討もせずに通過したのでしょうか? 

 場合によっては、例の未収金時効問題と同質あるいは、それ以上の様々な問題もはらんでいる可能性もあると思われるのですが、辻議員はいかがお考えでしょうか?



| URL | 2008-10-20 (Mon) 15:36 [編集 ]


コメントありがとうございます。

率直な感想を頂きありがとうございます。

一点だけ、ご説明が不足しており申し訳ありませんが、副市長・教育委員の任期はあくまでも4年間になります。

議会で今回議決したのも、4年間の任期を認めたことになります。

しかしながら、一部報道では1年に限るとの話しもありますが、その点は明示されているものではありません・・・・

ますます、「なんだか納得のできない、気持ちの悪い人事」ですね・・・。

ところで、「水道検針委託事業」に関してですが、「総務・教育委員会」「観光・経済委員会」へ詳しい報告は行なわれ、各委員会所属議員より質疑も行なわれました。

私は委員ではありませんが、傍聴しましたので、経緯は把握しています。

「委託契約のあり方」その他についても、様々な課題が指摘されており、おそらく今後は「観光・経済委員会」を中心に、更なる調査が行なわれます。

市直営で検針する件については、委託に係わる入札行為に時間(約4ヶ月)を要するため、“やむを得ない”費用と考え、補正予算が議決されました。

今後、新たな民間委託にするか、市の直営を続けるかは、業務委託のあり方が明確になってから検討されます(平成21年度中)。

定例会の本会議(全議員出席の会議)では大きく議論されませんでしたが、委員会での議論を中心とした結果になります。

私個人の意見としては、「会社分割」した場合であっても、業務委託については、再度入札するべきだと思います。(継続委託しても違法ではありませんが、不明瞭だと感じています。)

辻ひろし | URL | 2008-10-20 (Mon) 18:14 [編集 ]


 

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