それぞれの議員が「問題」とするところを、確認し、不明瞭な点を明らかにすることが中心の質疑となりました。
損失額の補填や情報公開のあり方等についてだけではなく、あくまでも問題発生の原因を明らかにし、再発を防止することを優先して取り組んでいると感じています。
今後は、今回集中審議した内容を整理し、事実関係との照らし合わせをする過程へと移ります。
私が質疑した内容は、台帳のあり方や請求事務の流れの不適切部分、道との協議内容、時効に対する見解などが中心です。
今後、更に明らかにしなければならない点は多いと予想しています。
最終的に、私が最も危惧しているのは、他自治体で多発している問題でもあることから、本件を単純に「制度の欠陥」と捉え、医療費助成事業と高額療養費制度の融合施策を廃止や改悪されてしまうことです。
色々な原因が重なって問題が発生したのでしょうが、本質的には日常の事務整理が不十分であったことが大きな要因であり、答えを制度の欠陥に求めるのは誤りではないかと私は考えています。
