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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

アジアと北海道のつきあい方

日本自治ACADEMY主催・グリーンシード21共催で「北海道と香港の交流の現状」と題して、安斎勲氏(北海道日本香港協会副会長)と、林天福氏(香港貿易発展局総裁)のお話をきく機会がありました。

皆さんは「香港」にどのようなイメージをお持ちですか?夜景・舟・ジャッキーチェン・・・色々ありますが、正直なところ、どのような国・国柄なのかを調べたことはありませんでした。

登別市への外国人観光客で一番多いのは香港です。その香港を知らないわけにはいかないと、今回の講演会に参加しました。

香港は、人口699.5万人、面積1203K?。札幌市が190万人、1121k?ですので、較べるとその人口密度には驚きます。



講演メモ・・・

香港を一言で表すと「free」。徹底的な自由経済の国である一方で、自己責任の国である。

税金は低いが、社会保障制度、終身雇用制度もなく、例えば免許更新手続きも非常に簡素。

酒税はワインに対し0%、所得税最高15%、相続税無税だけでなく、配当金や長期保有の有価証券売買益、さらに個人の受取利息なども無税。香港では、商売で得た利益をそのまま自己資金として増やしていくことが出来る。

相手国に応じて貿易規制がない一方で、地元企業に対する優位性もない。

共働きが多く、香港の「妻」が料理をすることは珍しく、外食産業が盛ん。

等々・・・

徹底した自由経済の仕組みが香港にはあります。よく、アメリカンドリームといいますが、香港にこそ、自由経済による夢がありそうです。

私は自由(経済)と保障(社会福祉)のバランスが重要と考えていますが・・・

ところで、生活体系において特に興味を持ったのが、人口密度の高い香港の住宅事情や、シャワーのみの入浴習慣です。

登別温泉において、広い部屋や内風呂志向が高まっているのを、単純に高級志向と理解していましたが、香港の生活体系に応じたサービス提供の結果でもあるようです。

その点においては、「天然足湯」は、裸を出さない香港のお客様にとっては、友人達と話しながら気楽に入れる温泉として、特に魅力を感じていただけそうですね。

“外国人観光客の誘致”と、ひとくくりにするのではなく、国の風習や生活体系、経済体系などを十分に調査・分析した観光振興が大切です。“お客様の立場”になれば当り前のことでしょうが、その点に対する認識不足を感じてきました。



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