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国際交流講座

登別市と友好都市を結んでいるデンマークのファボーミッド・フュン市から登別デンマーク協会が毎年招いている研修生が講師となっての国際理解講座が行われました。

これまでも、デンマーク料理教室などを開催していますが、今回は「デンマークの高齢者福祉施設の現状」をテーマとした講座です。

講師のメッテ・スミスさんは病院介護士として働きながら、将来は医者を目指して医学部で勉強中の方です。三愛病院やグリーンコート三愛などの施設見学もされました。

国際交流のあり方については、これまで予算・決算委員会で数回取上げ、国際交流=文化交流・ホームステイだけに終始して良いのか問題提起していました。

今回のように、研修生が得意とする分野に関して、当市の企業や団体・個人が直接研修したり、意見交換ができる場があれば、他国の現状を通じてより具体的な国際理解を図ることができると思います。

その点において今回の講座は、市内の介護事業所も多く参加されており、市担当部局の方がより真摯に問題提起を受けていただけた結果であり、とても嬉しく思います。


もちろん、講座の内容もとても参考になるものでした。

主な内容は・・・
デンマーク王国ファボー・ミッド・フュン市の人口は52108人、高齢化率は18.7%、2020年には22%に達する見込み。

エルダーセンターと呼ばれる高齢者施設は、すべて個室(バスルーム・キッチン・トイレ付)で、基本設備以外はすべて持ち込み。使い慣れた家具や絵画、室内園芸など各々個性ある部屋となっている。

共同スペースでは一緒に食事をとったり、レクリエーションが行われており、互いのコミュニケーションも十分にとれる。廊下などにもソファが備えられており、よりリラックスしやすい環境がある。

エルダーセンターの利用料は総額で142500円程度。低所得者には40000円の助成制度がある。

公的年金制度は平均120万円/年受給。貯金・収入額などの条件により、592800程度のボーナス支給もある。公的年金には20~30%の税金が徴収される。

デンマークはすぐれた福祉国家として有名ですが、施設設備はかなり整っていました。当然、税負担率が日本とは異なりますが、例えば施設入所費用などが不足しても、家族負担で補うといった習慣も無いそうです。

日本では、施設入所費用が足りないと、まずは子などに負担を求めることが一般的ですが、デンマークではまずは役所に解決策を委ねるそうです。(52000人の市に市職員が4000人以上!)

高負担高福祉の名のとおり、福祉政策が徹底していますが、お話しを聴くと民間保険や貯蓄など、リスクに備える自助意識も高い国民性のようです。


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プロフィール

辻󠄀ひろし

Author:辻󠄀ひろし
辻 弘之 (つじ ひろし)
2007年・26歳で登別市議会議員初当選。市議2期を経て、2012年末の登別選挙区北海道議会議員選挙に立候補するも惜敗。2015年、歴代最多得票にて市議3期に当選。

現 職:
医療法人社団千寿会法人本部、障がい者グループホーム アザリア・カワセミ・ヤマセミ勤務。北海道大学公共政策大学院卒。

資格:社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・社会教育主事など

所属:(社)登別室蘭青年会議所/登別商工会議所青年部/全国若手市議会議員の会/北海道自治体学会/グリーンシード21/登別青年会/日本社会福祉士協会/登別ケアマネ連絡会/登別自衛隊協力会など

家族:妻・長女・次女(中学校1年生 双子)

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