今日から4日間の日程で、会派視察に出張しています。十分にまとめてはいませんが、ネットがつながるホテルでしたので、取り急ぎ概要を掲載させていただきます。
●日程
6月7日
滋賀県近江八幡市 NPO法人近江八幡市中間支援センター
8日
三重県津市 災害時要援護者制度、緊急時支援体制整備、自主防災協議会
三重県大紀町 津波災害対策(緊急避難塔整備)、防災訓練強化
9日
愛知県蒲郡市 NPO法人楽笑 障がい者就労支援
10日
静岡県掛川市 中心市街活性化基本計画
●近江八幡市中間支援センター視察概要
阪神淡路大震災を機にNPOは設立された。今回の震災においても、赤十字や社協には寄付せず、公平平等よりも、仙台のNPO法人に直接義捐金を提供することで、現地で必要としている目の前の被災者支援に力を入れている。
公平平等の行政と、迅速性のNPOとの協働で、無駄のない市民活動支援が実現する。NPOを新しい公共として、行政業務の分化に貢献させるべきであろう。
CSOはNPOより広い概念で、社会貢献度の高い企業も入り、「市民社会組織」と位置付けている。自治会や子供会、老人クラブもCSO。
センターの主な業務に、相談コンサルティング事業がある。平成22年度で174件。滋賀県内で1位の相談件数。NPO法人設立の相談が最も多い。近江八幡市街からも相談を受けることがある。
次に組織運営の在り方を中心としたマネジメント事業。市民活動の主力を占めるボランティアには、一般会社のような指示命令系統が通用しない。活動者のモチベーションを上げる術を学ぶ講座を実施し、市民活動の活性化を図っている。
→各種講座の企画運営は、外部講師よりも、法人理事やスタッフで担うことで、法人そのものの質の向上を図っている。
センター職員の勤務は通念ラフな格好とし、ネクタイ禁止。事務所は市役所内部にあるが、ドアは開けっぱなし。人が出入りしやすい、用事のない人も来るようなセンターを目指している。「笑声」を大事に。
センターは、100%行政支援。中間支援機能を持つ団体のほとんどは行政支援が必要。自主財源による運営は困難なのが実情だが、それ以上の効果があり、行政のスリム化に中間支援機能は必要不可欠。新しいCSOの育成が結果的に行政スリム化に貢献する。
今後の課題
県の補助金活用による事業のため、行政支援の永続性が確保されるか不透明な中で、スタッフの人件費維持に課題がある。
●日程
6月7日
滋賀県近江八幡市 NPO法人近江八幡市中間支援センター
8日
三重県津市 災害時要援護者制度、緊急時支援体制整備、自主防災協議会
三重県大紀町 津波災害対策(緊急避難塔整備)、防災訓練強化
9日
愛知県蒲郡市 NPO法人楽笑 障がい者就労支援
10日
静岡県掛川市 中心市街活性化基本計画
●近江八幡市中間支援センター視察概要
阪神淡路大震災を機にNPOは設立された。今回の震災においても、赤十字や社協には寄付せず、公平平等よりも、仙台のNPO法人に直接義捐金を提供することで、現地で必要としている目の前の被災者支援に力を入れている。
公平平等の行政と、迅速性のNPOとの協働で、無駄のない市民活動支援が実現する。NPOを新しい公共として、行政業務の分化に貢献させるべきであろう。
CSOはNPOより広い概念で、社会貢献度の高い企業も入り、「市民社会組織」と位置付けている。自治会や子供会、老人クラブもCSO。
センターの主な業務に、相談コンサルティング事業がある。平成22年度で174件。滋賀県内で1位の相談件数。NPO法人設立の相談が最も多い。近江八幡市街からも相談を受けることがある。
次に組織運営の在り方を中心としたマネジメント事業。市民活動の主力を占めるボランティアには、一般会社のような指示命令系統が通用しない。活動者のモチベーションを上げる術を学ぶ講座を実施し、市民活動の活性化を図っている。
→各種講座の企画運営は、外部講師よりも、法人理事やスタッフで担うことで、法人そのものの質の向上を図っている。
センター職員の勤務は通念ラフな格好とし、ネクタイ禁止。事務所は市役所内部にあるが、ドアは開けっぱなし。人が出入りしやすい、用事のない人も来るようなセンターを目指している。「笑声」を大事に。
センターは、100%行政支援。中間支援機能を持つ団体のほとんどは行政支援が必要。自主財源による運営は困難なのが実情だが、それ以上の効果があり、行政のスリム化に中間支援機能は必要不可欠。新しいCSOの育成が結果的に行政スリム化に貢献する。
今後の課題
県の補助金活用による事業のため、行政支援の永続性が確保されるか不透明な中で、スタッフの人件費維持に課題がある。
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