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障害者虐待防止法

議会中なこともあり、十分には読んでいなかった「障害者虐待防止法」を確認してみました。議員立法で17日に成立されたものです。

障がい者への虐待を禁止するだけでなく、虐待を発見した人の市町村への通報を義務付け、市町村も家庭に立ち入り調査できるようにしたもので、来年10月から施行されます。

この法律により、登別市も「障害者虐待防止センター」を設置し、市民からの通報を受けられる体制整備が求められることになります。

詳しく読んでみると、養護者の支援や成年後見制度の利用促進などについても明記されており、虐待の早期発見だけでなく、予防や防止にも眼が向けられていました。

この法律の成立はもちろん歓迎することではありますが、一方で、登別市にどこまで専門的に取り組める余力があるかが不安です。また、通報時の協力機関になる警察についても、援助に対する理解が得られるか、疑問があります。法律の成立を急ぐことも必要ですが、一方で、携わる公務員教育を担保するような仕組みづくりについても、施行までに取り組めるでしょうか。

「児童虐待防止法」「高齢者虐待防止法」などとの法律が揃う中で、“住民に身近”だからといって、市町村に相談窓口を求めても、緊縮財政と職員削減の中、気がつくと対症療法的な対応しか出来なくなってしまうのではないでしょうか。

登別市も、障がい、高齢、児童問わず、総合的に「虐待」や「暴力」についての体制を整理し、現場をコンパクトにする準備が必要になってくると感じています。

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辻󠄀ひろし

Author:辻󠄀ひろし
辻 弘之 (つじ ひろし)
2007年・26歳で登別市議会議員初当選。市議2期を経て、2012年末の登別選挙区北海道議会議員選挙に立候補するも惜敗。2015年、歴代最多得票にて市議3期に当選。

現 職:
医療法人社団千寿会法人本部、障がい者グループホーム アザリア・カワセミ・ヤマセミ勤務。北海道大学公共政策大学院卒。

資格:社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・社会教育主事など

所属:(社)登別室蘭青年会議所/登別商工会議所青年部/全国若手市議会議員の会/北海道自治体学会/グリーンシード21/登別青年会/日本社会福祉士協会/登別ケアマネ連絡会/登別自衛隊協力会など

家族:妻・長女・次女(中学校1年生 双子)

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