登別市議会議員 辻󠄀ひろし

インクルーシブ教育

鷲別小学校区学校耐震化計画についての市民意見交換会が開かれると聞いて、参加をしてきました。

大まかな説明内容としては、、、
?鷲別小学校校舎および体育館の立替が必要であること

?周辺の児童館、青少年会館、保育所も老朽化していること。現小学校舎では放課後児童クラブ・放課後子ども教室の連携が実施されていること。

?平成23年度より順次1学級35人制・平成29年度より30人制となれば、将来見込みで児童数は減少しても教室数は変わらないこと。

?鷲別中学校については耐震化工事を中心に進めていくと思われること。

さらに、改築整備にあたっては、「地域の防災拠点」「子育て関連施設の集中」「鷲別地区の教育の中心地としての整備」「地域コミュニティーの活動場としての提供」などを基本的考えとして検討していきたいとの説明がありました。

参加者からは、災害時の拠点機能も重視すべきとの意見が出ていました。

鷲別地区の学校耐震化計画案を行政検討していた経緯の中では、おそらく防災機能については重視されていませんでしたが、東北大震災以降、防災拠点としての機能強化は無視できない課題となりました。

現時点では校舎の高層化などが考えられますが、通常時における児童の教育環境のあり方とのバランスも重要になります。

また、今回の災害では、一時避難所の多くは学校の体育館が利用されましたが、そこに入れない人が多くいることも明らかになりました。自閉症や認知症の方、聴覚・視覚など身体に障がいのある方々などです。結局あきらめて、半倒壊した自宅や車中に避難している方もいます。

障害者権利条約を受けたインクルーシブ教育システムにするため、文部科学省では障がいのあるなしに関わらず、個人のニーズに応じて必要な調整・変更(合理的配慮)をハード・ソフト両面で整備する検討が始まっています。

この「合理的配慮」には整備予算の確保など様々な課題がありますが、鷲別小学校では、それらを踏まえた「新しい学校機能」を実現する大きなチャンスが来ています。


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