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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

消防の広域化

総務・教育委員会で、消防広域化提案へ向けた動向について、現状報告と今後の予定を消防本部より説明いただくとともに、広域化の仕組みについての研修を行いました。

おおざっぱに言って、西いぶり地域の3市3町で消防広域連合を設立することで、人的・物的スケールメリットを高め、より高次の消防体制を構築するというものです。国の方針では平成25年度当初スタートであれば、一部の財政的支援が示されています。

しかしながら、意見交換をするに、給与体制や職員・設備の配備態勢等々を広域化するには、さまざまな調整と協議が必要であり、そのスケジュール通りには難しい印象が強かったです。

仮に広域連合を設立したとしても、その実態は「地まかない方式」といって、それぞれの市町村ごとによる体制そののままになる可能性が高いと思われます。また、財政的支援についても、当市においてはあまりメリットを感じません。

いずれにせよ、広域化への結論を急ぐ必要があるのか、今後の動向をしっかりと注視することと、他の市町村との意見交換も必要になってきます。

同日には、今後の防災に関する委員会調査の計画を話し合いました。津波に対しての防災体制はもちろんですが、あくまでも「防災」に関する調査が必要と考えていますので、当市でもっともリスクの高い、大雨災害等も想定した総合的防災体制について調査を行います。

ただ一方的に意見聴取や行政の対応を聞くだけでは意味がありませんので、最終的な目標地点としては、当委員会としての提言を含んだ、調査報告書を取りまとめることといたします。

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