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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

66

66回目の終戦記念日を迎えました。

我が家の子ども達も、“戦争”というものに少なからず感じるものが出てくる年齢になってきました。

自身の子どもの頃を思い返すに、学校や家庭から教わる“戦争”は“恐怖”として教わっていました。

大人になり、子どもが生まれ育っていく中で、戦争を通じて取り巻く人間の愛情や、それを叩き潰す現実など、様々な事実に関心と想いが廻らうようになってきました。

戦争は恐怖だけで片付けられるものではありません。もちろん、子ども達に今それを感じてもらうことは難しいでしょう。それでも、終戦記念日を通じて、子ども達には自身で考え、感じてもらえるような平和教育を望みます。

最近では、各自治体で行われている戦没者追悼式について、遺族の高齢化や出席者の減少を理由に廃止論が出てきていますが、私はあまりにも一元的な見方に違和感を感じています。

終戦記念日や戦没者追悼式の意義を、その出席者数や、世の関心度合いだけで推し量ろうとする風潮が少なからず出てきていることにこそ、恐怖を感じます。。

終戦記念日は何の日かを考えるとともに、何をする日にしたいかを、自らが考えていくことも大切だと思うようにもなりました。その点において、ここ数日のテレビ番組や新聞報道からは、マスコミとしての自らが考えている役割意識と想いを強く感じています。

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