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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

登別温泉で地熱発電は可能?

喜茂別町で、地中熱ヒートポンプシステムが採用された公営住宅が完成したそうです。太陽光パネルなども設置されており、省エネ設備を充実させた住宅です。

地熱発電の注目度があがっていますが、地中熱は地熱ほど開設地を選ばないので、全市的な展開がしやすいのではないかと、最近興味があり調べています。

喜茂別町の省エネ住宅では、年間の暖房費を1万円以下に抑えることができると試算されています。設備投資費は、光熱費を抑えた分、公益費等で償却する考えのようです。

また、本住宅は20代~30代の「若者向け住宅」です。高齢者向け社会保障政策が先行する中、若者への社会保障や労働人口の増加を目的した政策には、町長の“センス”を感じます。

さて、同じく省エネ関係では、環境省が国立公園内での地熱発電開発を一部認める方針を先月示しました。

これまでは自然公園法で国立公園内の開発は厳しく制限されていましたので、温泉地等があっても地熱発電の研究開発はほとんどできないのが現状でした。

今回の規制緩和により、すべての国立公園内で開発行為ができるわけではありませんが、第2種、第3種認定地域といわれる部分については地熱発電開発を目的とした地下資源の開発が認められることになります。

正確には、熱水採取のための温泉井戸の斜め堀りが認められただけで、国立公園内に直接発電設備等を設置することはできません。それでも、登別温泉はその規模の大きさから地熱発電の研究地としても興味を持たれていた地域であり、今回の規制緩和でより関心が高まることは確かです。

しかしながら、登別温泉はその温泉源により観光業が成り立っていますので、源泉への影響が出ないかの検証は慎重に行わなければなりません。

環境省ではすでに「地熱資源開発にかかわる温泉・地下水への影響検討会」でその取扱いや考え方について協議されているそうなので、近々議事録を読んでみようと思います。

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