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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

ウィメンズ・マサカーネ

NPO法人ウィメンズ・マサカーネさんへ、視察を含めた講話を企画しました。

超党派議員有志で登別市の暴力・虐待防止研究会を昨年立ち上げて、月1回程度のペースで勉強会を企画しています。特別法整備された分野だけでなく、今後はイジメなどの問題も含めて、暴力全体について考えていく研究会を目指しています。

       

さて、マサカーネさんはその活動の特色上、DV被害者を加害者から守らなければなりませんので、事務所の場所は公開されていませんが、登別・室蘭・伊達を中心に活動されています。今回は、昨年度「住民生活に光をそそぐ交付金」を活用して整備されたデイサービス施設「勇ハウス」の施設見学もさせていただきました。

        



施設の目的は、DV被害者やその子ども達が社会復帰していく過程でのリハビリテーションです。「子どもプログラム」「大人プログラム」に分けて、軽作業やレクリエーションなどを通じて、生活リズムや社会性の回復を図っています。

これまで、DV被害者やその子ども達は「保護」されるところまでは支援されても、その後に心理的・社会的ケアを継続的に行われることはありませんでした。勇ハウスのような「場」の提供は、結果的に被害者同士が交流し、互いの悩みを共有する場にもなっているようです。「社会復帰」の概念を取り入れた支援までされていることは、とても大切だと思います。

高齢介護のように保険制度もなく、障がい者サービスのように訓練等給付費制度もなく、DV被害者への支援サービスそのものへの対価はまったくありません。マサカーネさんは寄付金と近隣自治体からの補助金で運営されていますが、その支援・サービス内容は市民活動ではなく、明らかに社会保障の範疇です。

本来は行政により管理され、提供されるべき社会保障サービスであることを考えると、「補助金」ではなく「委託費」としてそのサービス提供に対する対価を用意していくべきです。

これまでも、男女共同参画やDV防止活動などが登別市の政策として位置づけられているにも関わらず、マサカーネさんへの補助金が低額で一律のまま推移している点について議会でも質疑しています。もし、登別市としてDV被害者への支援およびサービス提供が必要であると真剣に考えるのであれば、それらの仕組みも見直す必要があるのではないでしょうか。

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