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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

登別・室蘭の人口

登別室蘭青年会議所の活動で、人口減少社会における将来構想の在り方についての地域戦略委員会としての例会を行いました。

私は、登別・室蘭の現代までの発展経過をまとめる担当となり、改めて大正期~平成24年までの人口動態に応じて、時々に何があったのかを調査して、発表をいたしました。個人的には歴史的年表をみるだけよりも、人口動態と合わせることで、その街の経済や生活感を感じることができたと思います。

人口推移には、「自然増減」と「社会増減」があります。
①自然増減は、出生や死亡などによる増減。
②社会増減は、企業参入・撤退や地価の変動などの理由により他地域からの転入、あるいは他地域への転出によって生じる増減です。

室蘭市が、日本国の中国侵攻が活発化した第二次世界大戦前より大きく人口を伸ばしていった経緯や、登別市も採鉱業衰退による影響が出てきた時期や、室蘭市の地価上昇により登別市に人口流入した経緯・時期なども、社会増減として人口推移の中に明確に確認されます。

バブル期までは、社会増減現象が色濃い地域だったことに、改めて気付かされます。しかしながら、昨今では明らかな社会増減現象はほとんど確認されません(景気や雇用、都市集中志向など社会的課題による影響はありますが…)。

その点においては、登別・室蘭において人口減少が進行している中においては、減少率をなだらかにする政策は必要ですが、社会増そのものを狙って市外からの影響を期待する時代ではなくなってきているのかもしれません。おそらく、これからの人口推移を未来人がみても、現在の社会情勢を明確に感じ取ることはできないのではないでしょうか。

むしろ人口減少を一定程度受け入れた上で、経済の「質」や、富を内より「生み出す力」を養う政策を検討することで、どこの時点で人口を“横ばい”へと変化させていくかを考えることが大切なのかもしれません。

来週には、「地域戦略室」という登別・室蘭で様々な市民活動・マチづくり活動をしている若手を中心とした集まりが結成されます。呼びかけ人である室長からは、結成理由の一つに「冷静に、未来に必要な『政策』を話し合える集まりにしたい」と挙げられていました。

最近、自分の子どもが大きくなってくるに従い、「子どもたちの未来」について、実感として考えさせられることも多くなってきました。地域戦略室に加入予定の方々は、みなさん既に第一線で活躍されている方々ばかりですから、今後一緒にマチの未来について行動させていただけるのが、とても楽しみです。

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