Entries

手話言語条例

鳥取県で「手話言語条例」が可決されました。<リンク>

手話の普及や県民の理解を促進することが目的とされていますが、何よりも手話を「独自の言語体系を有する文化的所産」と定義づけたことに、大きな意義があります。

日常的に手話にふれることのない方にとっては「理解促進」を図る条例としての意味合いが強いと思いますが、なによりも、ろうあの方々にとっては、手話を「言語」と条例で定義づけられた意味合いが、とても大きいと思います。

一昔前まで、手話は「劣る」コミュニケーションとして扱われてきました。理由は、手話の使用は「ろうあ者同士の閉じた世界をつくる」「周囲から奇異な眼をむけられる」などと考えられていたからだそうです。社会で生活するためには、手話を禁止し、口話でのコミュニケーションが必須と考えられていました。

人は誰もが、それぞれの能力を用いて、社会での役割を見出していくとの考えが乏しかった時代なのだと思います。今は、手話を禁止する風潮も少なくなりましたが、それでも、あくまでも特殊なコミュニケーションの「手段」でしかありませんでした。しかし、当事者の方々にとっては、社会生活をする中での「言語」に他なりません。この先駆的な条例の意味合いについて、これから更に全国・国会においても認知されるようにしなければなりません。

決して「大きな声」ではない県民の声を真摯に受け止めて、検討を続けてきたその姿勢にこそ、政治の役割があるように思います。

コメント

コメントの投稿

コメント

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tsujihiroshi.blog.fc2.com/tb.php/840-77bc6b52
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

辻󠄀ひろし

Author:辻󠄀ひろし
辻 弘之 (つじ ひろし)
2007年・26歳で登別市議会議員初当選。市議2期を経て、2012年末の登別選挙区北海道議会議員選挙に立候補するも惜敗。2015年、歴代最多得票にて市議3期に当選。

現 職:
医療法人社団千寿会法人本部、障がい者グループホーム アザリア・カワセミ・ヤマセミ勤務。北海道大学公共政策大学院卒。

資格:社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・社会教育主事など

所属:(社)登別室蘭青年会議所/登別商工会議所青年部/全国若手市議会議員の会/北海道自治体学会/グリーンシード21/登別青年会/日本社会福祉士協会/登別ケアマネ連絡会/登別自衛隊協力会など

家族:妻・長女・次女(中学校1年生 双子)

<お話ししませんか?>
info@h-tsuji.com

市に関する疑問や、アイデア、想い、 今取り組まれている社会活動をPRしたい、辻に会ってみたいetc...

何でも結構です。個人・団体・場所問わず、皆様の声をお聞かせ下さい。 

ぜひ、お気軽にご連絡下さい。

最新記事

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR