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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

公共施設の創造

先日のインフラ・クライシスの話題が続きますが。。。

      地区懇談会
行政執行部と地域との懇談会(登別市地区懇談会)に出席してきました。他の地域での懇談会でも話題になり、新聞報道されていますが、市長「私案」として公共施設の統廃合・新設について様々な案が浮上しています。

私が議員現職時代に質疑した項目に、「学校校舎の付属設備状況について」というものがありました。わかりやすく言えば、学校の非常階段が風雪に伴う腐食により、使用中止もしくは大人数の使用に耐用できない状態になっていることへの改善を求めたものでした。

この問題は登別市だけに限らず、多くの自治体にも散見されます。問題の背景には、地方における公共施設の新設においては地方交付税制度等による国・道の下支えがある一方で、メンテナンスや改修の多くは基礎自治体負担になっており、結果的に基礎自治体の主体的活動を損ねてしまっていることが挙げられます。

かといって、民間力を活用しての施設整備も思うようには進んでいません。私は、今後の公共施設のあり方として、利用権と所有権の分離も一つの方法ではないかと考えています。

昨今の指定管理者制度定着に伴って、民間の施設管理意識は高まってきていますので、今後はさらに公共施設における利用権の民間売却についても議論を深めても良いのではないでしょうか。

指定管理者制度・PFI制度導入については、特に学校や図書館等の教育施設に適するのか、議論が分かれるところです。そのような中ですが、もし、教育活動と設備サービスとは分けた制度利活用の術について整理していくことが出来れば、住民理解を得ることにも十分可能性があると思います。イメージとしては、学校敷地内に周辺住民が利用できるコンビニや食堂の開設、夜間休日の貸館業務などが可能かもしれません。

調べたところでは事例はないようなので、なかなかハードルは高そうですが、制度設計上は不可能ではないと思います。いずれにせよ、「どこになにを造るか」の議論も大切にしつつ、今後の「公共施設のあり方」の議論も少し先行させていくべきかと思います。

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