登別市議会議員 辻󠄀ひろし

自転車操業予算

登別市の平成27年度当初予算案が発表されました。詳細な資料はまだ手に入れていませんが、市長の説明いわく「自転車操業」の予算案となっているそうです。

登別市では産業の大部分を公共事業費が担ってきただけに、これまでも、そしてこれからも続くであろう公共事業の圧縮傾向に対する不満は大きくなっています。このことに対しては、公共施設の改修・耐震化などの事業を優先しながら、関連企業の理解を求めるしかないのが現状です。それに加えて、市民による「満足度」を上げるためには、町内会や障がいのある方向けの政策など、新しい政策もアピールしなければなりませんが、今回の新しい政策予算をみると、単独ではやや疑問がもたれそうな事業費も示されているようです。

財源確保には「市税を増やす」ことが最も大切ですが、現状では好転する要素も少ないようです。

このように、中々苦労も多い予算の現状に対して、私自身も市民の方々に十分な理解と納得が得られるような説明と政策を訴えていく必要があると感じています。しかしながら、行政の取組姿勢として、民間商業者や技術系企業・観光産業関係企業等が、国・道・民間法人助成金をどの程度活用されてているのかについて積極的に把握していくことも大切ではないでしょうか。

つまり、経常経費でガチガチな予算の中において、「夢」を実現させるには、より広域でより多様なお金・モノ・人の活用に想いを巡らせる必要があることを、行政が市民に提案するとともに、支援をしていかなくてはならないと私は考えています。

今回の目玉の一つ(?)でもある町内会への財政支援拡充についても、その目的について一定程度の理解は出来ますが、そもそも「人数割り」での助成金額の算出が適切なのか、議論を呼びそうです。また、最近では町内会向けの各種助成金メニューも増えてきていますが、実際には情報を得る術も、申請報告する術も、”想いを政策にする”術も、多くの町内会は持ち合わせておらず、十分な活用にはいたっていません。このことは、町内会に限らず、民間企業や市民においても同様です。

ヤル気のある町内会や市民・企業が、市外の人脈やお金を活用してもらうためには、行政が政策集団となるべく工夫が不可欠であると考えますので、今後の訴えの中で、私自身の提案も深めていきたいと思います。

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