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登別市議会議員 辻󠄀ひろし

埋もれた人材

議会での一般質問が続いています。

昨日は佐藤議員が、登別市の介護政策を網羅的に質疑され、今後介護サービスの充実と人材確保が課題になる点について議論が行われました。その中で、介護従事者の人材確保の問題に対応すべく、今後早急に、結婚等を機に介護従事者から引退した人材を再研修し、現場に復帰できるように支援していきたいとの考えが示されました。

いわゆる「埋もれた人材」が復職できるようにサポートをしていきたいとの考えです。過去にも看護師の人材不足に対応すべく、取り組まれた手法でもあります。

今後、ますます「高齢化率」が上昇していく中で、介護サービスのあり方や、人材確保は深刻な問題となってきます。特に、勘違いされやすいのですが、「高齢化率」は上昇しても、「高齢者数」は減っていく問題です。登別市では65歳以上は2020年、75歳以上は2025年をピークに人口が減少していきます。
         H2707登別高齢者人口
   
介護サービスがここまで充実してきた経過には「民間力」の活用があります。民間市場に委ねる以上、そこに収益性があるかは重要な要素であり、「高齢者数」が減少すれば、それだけ「顧客」も減少します。特に、施設サービスなどは建物の減価償却期間などを考えると、今からサービス量を増やすにはギリギリの時期に来ているとも言えます。

つまり、民間力による介護サービス量は、ここ数年が登別市のピークともいえます。

もし、今以上の介護サービス充実を目指すならば、日本創生会議が提言した「高齢者の地域移住」政策も、あながち無視できない提言なのかもしれません。

いずれにせよ、介護従事者の人材不足は深刻化してきており、この問題は雇用問題としての取組も重要であることから、今後は市保健福祉部局のみならず経済部等の参画も必要になってくるのではないでしょうか。

コメント


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初任者研修(旧ヘルパー級 )の講義に来る講師の質が低すぎる。
テキストに「ここが大事」とアンダーラインを引かせるだけで小遣い餞を稼げる。

世の中馬鹿なのよ | URL | 2015-08-27 (Thu) 17:05 [編集 ]


介護従事者の人材不足の理由は、賃金が安いから。
賃金が安過ぎ、男性は家庭を持つことも出来ない。若い女性社員は結婚をチャンスに辞めていく。
サービス残業は当たり前。身体を壊しても休むことすら出来ない。
求人を出しても応募者は少なく、結局、少ない職員で仕事を熟さなければいけない。

冷房の効いた事務所に居座り、動かない背広組の待遇は保証され、現場で様々なリスクと隣り合わせの職員は低賃金で使い捨て。

三愛系列も年中求人が出ていますね。

木村 | URL | 2015-09-08 (Tue) 17:28 [編集 ]


世の中馬鹿なのよ様

申し訳ありません、コメントに気が付くのが遅くなってしまいました。コメントありがとうございます。

初任者研修の講義につきましては、私も登別市職業訓練校で担当コマを持たせていただいております。私に対するご指摘でしら、大変不慣れな中で申し訳ございませんでした。より解りやすい内容になるよう、勉強してまいります。

辻ひろし | URL | 2015-09-09 (Wed) 08:54 [編集 ]


木村様

コメントありがとうございます。気が付くのが遅くなり、申し訳ありません。

介護従事者の賃金問題は深刻だと思います。今後、介護報酬が削減されている中で、どこまで改善が進むかは不透明です。私が考える短期の改善策としては、より専門資格を高め、介護現場においてより高度な専門資格をとれるようなサポートを行い、資格に従い給与も高めていくようなシステムが必要ではないかと思います。

ちなみに、「背広組」との表現は初めて聞きましたが、現場とリスクを共有できないような事業所には課題も多いかもしれませんね。

辻ひろし | URL | 2015-09-09 (Wed) 08:59 [編集 ]


 

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