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子どもの自殺防止

出張やイベントが続く中で、受け身の活動が続いていましたが、お盆に入って余裕が出てきました。私は相変わらずお墓参りにもいかず、ご先祖様に申し訳ないです。。。

そんな時間を利用して、生活福祉委員会での各視察先の振り返りをしています。
       湯沢市訪問
視察先のひとつ、湯沢市さんでは、以前に登別市総務部参与であった藤井氏が副市長として着任されており、ご挨拶をさせていただく機会に恵まれました。お元気そうでしたよ

さて、公式に提出される視察報告書の担当分はまとめましたが、その他の視察先も今後の議会活動で使いやすいように、早めにまとめるようにしています。

その中でも、秋田市での自殺防止総合対策事業については、当市においても取組み可能な部分が多くあります。

2003年をピークに全国での自殺者が年間3万人を超えたことにより、2011年ごろより厚生労働省主導で全国での自殺防止事業が積極的に展開されるようになりました。その中でも秋田県は当時全国ワースト1の自殺者数でであったことに危機感をもった秋田市が、県内でも先駆けて自殺問題に取り組んできました。その実施背景には民間NPO法人との協働活動や、ターゲットを絞った自殺防止対策に取り組みつつも総合的施策展開するなどの手法が用いられたことがあり、現在では一定程度の結果を示しています。

ここ室蘭保健所管内での自殺者数は、平成21年73名から平成25年42名と減少傾向にあるものの、自損行為(自殺未遂など)による救急搬送件数や死亡割合に大きな変化はありません。北海道の事業に連動する形で、登別市も自殺予防ゲートキーパー養成研修などに取り組んできましたが、実際の市民への効果は検証されていません。

室蘭保健所管内で分析してみるに、特に若年層の自損行為救急搬送のケースが増えており、今後、ある程度ターゲットを絞った取組みも検討しなければならないと考えています。秋田市でも、同様に今後の政策課題としては子どもや若年層の自殺防止にむけた現状把握が課題とのご指摘がありました。

若年層や子どもの自損行為には様々な背景が複雑に絡み合っており、その整理は困難な部分が多いと言われています。そんな中、偶然、古本屋さんで、昭和56年に総務省編集で発刊された「子どもの自殺防止のための手引書」という本を発見。自殺背景について様々な視点でカテゴライズされており、昭和56年発刊とは思えないほど、的確な内容となっています。

今も昔も、子どもの生育過程における環境や心理的な課題の多くは共通しているのかもしれません。
    自殺防止手引書
マニアックな視点ですが、当時で「子供」を「子ども」と表記していることからも、相当先進的な視点をお持ちになりながら執筆されていたのだと思います。今後、議会質問等でも自殺防止にむけた取組が必要なのか、現状把握から取り上げてみたいと思います。

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辻󠄀ひろし

Author:辻󠄀ひろし
辻 弘之 (つじ ひろし)
2007年・26歳で登別市議会議員初当選。市議2期を経て、2012年末の登別選挙区北海道議会議員選挙に立候補するも惜敗。2015年、歴代最多得票にて市議3期に当選。

現 職:
医療法人社団千寿会法人本部、障がい者グループホーム アザリア・カワセミ・ヤマセミ勤務。北海道大学公共政策大学院卒。

資格:社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・社会教育主事など

所属:(社)登別室蘭青年会議所/登別商工会議所青年部/全国若手市議会議員の会/北海道自治体学会/グリーンシード21/登別青年会/日本社会福祉士協会/登別ケアマネ連絡会/登別自衛隊協力会など

家族:妻・長女・次女(中学校1年生 双子)

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